夢の人

心はいつまでも子供のまま。生活感無き こだわり人は、今日も夢を追いかけて多忙です。

『ボヘミアン・ラプソディ』を体験 〈ネタバレなし〉

2018-11-18 19:25:50 | Weblog
 タイトルどおり、『ボヘミアン・ラプソディ』を体験した。 映画を鑑賞したのだが、これは体験したと敢えて言いたい。
 冷静になって書けるぐらい日にちが経っているけれど、こうして思い起こせば幾つもの場面が頭に浮かび、鮮烈な記憶として残っていることを否めない。

 表題曲はもちろん、『伝説のチャンピオン』『ウィ・ウィル・ロック・ユー』『地獄へ道づれ』『RADIO GA GA』など全部で32曲が使用されており、物語に巧く絡めていると感心させられる。
 使われてない楽曲に不満を覚える向きもあるだろうが、あくまでも記録映画ではないからと強調したい。それは、ストーリーに関しても同様であり、例えるなら『レッド・ツェッペリン 狂熱のライヴ』のようなドキュメンタリー映画とはまた別物だ。
 チラシに記載されている、
「世間の常識や既成概念に逆らい、従来の音楽を打ち破り」
「地上で最も愛されるエンターテイナーになった」
「愛と孤独、プレッシャーに引き裂かれ」
「崩壊寸前に陥ったバンド」
「永遠のレガシーを確立」
といった内容が骨子になっていると考えて欲しい。
 クイーンというイギリスの偉大なバンドのリード・ボーカル、今は亡きフレディ・マーキュリーが魅力的に甦る壮大な ”ラプソディ”なのだ。
 そして、ラスト数十分に渡るライブ・エイドのシーンにおいて、スクリーン前に居る者全てがライブの観客と化す。 私が ”体験した”と言いたい所以だ。

 さぁ、来週2度目に行ってこようか。 今度は更に音響にこだわった劇場を選んでの『ボヘミアン・ラプソディ』体験である。
 じっくり再び観れば、エンドロールが終わってもなかなか席を立てず、卒然と流れ始めた涙が止まらない理由をここで説明できるかもしれないから。

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