「夢 かなう」

　サントリーフラワーズが開発した世界初の青いバラ　『アプローズ』が、来月3日より当面は首都圏や京阪神地区限定で発売される。　ゆくゆくは全国展開する予定で、外国市場も視野に入っているとのこと。

　バラはもともと青色色素を持たないことから、青いバラは　“不可能の代名詞”にされてきたが、パンジーなどから抽出した青色遺伝子を導入することで開発に成功した。
　花言葉は「夢かなう」。　不可能と言われた花に挑戦し続けた20年の歴史にちなみ、付けられたそうである。

　ネットや新聞の写真を見ると、完全な青というより紫色に近いようだが、サントリーによれば「更なる青を追求して研究開発を進めていく」とのことで、空想の絵にあるような藍色のバラに出会える日がいずれやって来るだろう。