【予告】 一年一回の発表？

　昨夏に書いた短編の四話目を近いうちにアップする予定だ。　己がやたら忙しい時期なのに書く気になるのは、秋本番だからか？
　一年に一回しか続きを書かないんかいっ！と言わないでね、オ・ネ・ガ・イ☆
　再び、以下が登場人物の紹介及び今迄のあらすじ。

　《登場人物》
　　杉井　　ある野党の代表者。　戦略家であり、表立たず活動するのがモットー。
　　北野　　杉井と同じ政党に属していたが、現在は政界引退中。　年齢は杉井より若いが洞察力が鋭く、機を見ることに長けている。
　　藪浦　　北野と杉井の地元である某県副知事。
　　秋田　　内閣官房長官。　杉井と信頼関係にあり、現与党の未来図を陰ながら描く構想を持っている。

　《前回までのあらすじ》
　　某野党代表だった北野が実質権力者の杉井に党主権を託して数年後。　政策が大方の国民の支持を得た与党本流と信頼関係を築いていた杉井は、独自の流れを作り出して自党の道筋を切り拓くことに成功していた。　その矢先に秋田官房長官から呼ばれた杉井は、時期尚早かとも思える提案を聞く。　秋田の構想には次期選挙対策や政局の進む方向が織り込み済みなのであった。　戸惑う杉井。　しかし……