夢の人

心はいつまでも子供のまま。生活感無き こだわり人は、今日も夢を追いかけて多忙です。

面白かった!で、いいじゃないか 『リーガルハイ』

2013-12-19 23:29:50 | Weblog
 昨夜TVドラマ『リーガルハイ』が最終回であった。 じっくり観たいのと、古美門弁護士の早口についてゆく為に、毎回録画して視聴していた。

 最終回にあたって、ツイッターが “エラいこと”になったらしい。 そりゃあ、あの展開なら侃々諤々になって当然だろう、というか二転三転する物語の内容及び大詰め後の “うっちゃり感”と、ラスト直前のビックリ度はハンパなかったのは想像に難くない。
 ラスト直前のビックリとは、第2シリーズが始まってすぐにネット上で噂のあった事だが、まさかと思っていたので確定した時には、私ですら真後ろに1メートルぐらい飛びずさったほどである。
うわー、羽生! キミって〇〇だったのね

 少なくとも、その箇所によって岡田将生が演じた羽生検事の好感度は、予想外に跳ね上がった筈……と思う。

 まさに現代版『藪の中』なシナリオも、却って良かった。 真実が明らかにならぬことのほうが、世の中多いんだから。 ほ~ら、過去にあったあんなことも、今起きているこんなことも、ね(ニヤリ)。

 全編通してみれば、第1シリーズと比較するのは大して意味を持たない。
面白かった!

 それでいいじゃないか? いずれ制作される続編も楽しみだ。

 古美門弁護士が羽生検事に対し、法廷で滔々と並べた悪口を文字に起こすと以下のとおりになる。

 「いいか、君の本性を教えてやるからよく聞け。 君は独善的で、人を見下し、いい男ぶった、薄ら笑いが気持ち悪くて、スーツのセンスがおかしくて、漢字もろくに書けなくて、英語もサッカーもそれほど巧くない、出鱈目な諺を作る、甘くてヌルくてチョロい、裏工作をしてみたらたまたま旨くいっただけの、ゆとりの国のポンコツヘタレ天パー短足クソ王子だ。 ばーかー!」

 まるで子供、それも昔の小学生が
 「お前の母ちゃん、出ベソー!」と囃したてたレベルの悪口なのだ。
 しかし、直後に古美門は言う。
 「(人間の)醜さを愛せ」と。

 面白いコメディだけれど、ちょこっと深いドラマ、それが『リーガルハイ』。

コメント (2)
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