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第437夜 小雨続行

2008-02-02 20:30:10 | サーフ
2008.2.2(土)

場所:笠戸本浦港
時間:07:00~13:00
天候:曇りのち小雨
風 :無風
月齢:24.6
潮 :若潮 満潮06:26潮位218cm 干潮12:07潮位165cm
狙い目:カレイ、アイナメ
釣り方:サーフ
餌 :ゴカイ、ホンムシ
釣果:カレイ1・キス4・アイナメ1・タコ1
(写真は本日の釣果)

朝方は雲ってはいたが雨は落ちていなかった。実際、真っ暗闇なのでどの程度雲っているのかも定かではない。何とか持つだろうと予想して出発した。

今日の釣場は本浦港でも初めての場所。突き出た堤防の上からサーフするのだが、どの方向へサーフして良いのやら皆目見当が付かない。まずは正面に2本、左方向に2本、右方向にも2本、距離は60mと40mに投げ分ける。左右共に漁船が碇泊しているので極端に投げ分けると仕掛けが船を繋いでいる海底のロープに絡む。徐々にラインを引いてきていると何処かであたりがあるだろうと思う。

朝まずめに期待して来たのだが、まずめから明るくなるまで唯の1度もあたりが無かった。餌も全く擦り切れてなくて、最初に付けたままの状態で帰って来る。こうなると、魚が居ないとしか言いようがない。

明るくなってから、地元の引退した漁師のおじいさんが2人見に来る。
1人が、右方向でカレイが良く揚がっていたとおっしゃる。しかしそれも12月までで、年明けからはまだ釣れたのを見ていないとのこと。毎日が休日の老人たちの情報だから信憑性は高い。結局9時40分まで、まるであたらなかった。

私は、釣場でこのような老人たちの話を聞くのが好きだ。
今日も新たな発見があった。
この本浦の道路は、田布施の元国会議員F氏が県議の時に担当して造られたとのこと。熱心に何度も何度もここ本浦に足を運ばれて、住民と話し合いを持って出来た道路だとのこと。現在の道路は海岸を埋め立てて造ったもので、良く見ると道路の内陸側には昔の防波堤がそのまま残っている。道路の下はスカスカになっているので、満潮時や台風などの時には海水がかなり内陸に上がってくるとのこと。道路がスカスカと言うのは良く解らなかったが、説明を聞いてみると、成る程道路の海側の防波堤にかなりひびが入って割れている。要するに基礎が上手く出来てないということだろう。
また、本浦に入る手前にきついカーブがあるが、本来は山を削り取って真っ直ぐな道路にする計画だったが、その山を削ると風がまともに当るので住民が反対し、止む無くF県議が計画を変更したとのこと。道路が出来上がった時には、F県議がこんなに急なカーブになってと苦笑しておられた由。

1人の老人はこんなことも言っていた。
豊後水道からの波が下松側の恋が浜に当たって止まっていたのだが、そこに防波堤を造ったものだから、返しの波がここ本浦に来るようになったと。それで、今ある長い堤防が出来たとのこと。それまでは、穏やかな海岸で、荒波は全く来なかったし、船の避難港にもなっていたのにとブツブツ言っておられた。

それから、笠戸のサツマイモは超有名だったらしい。
昔は、シャコなんて誰も食べなかったので、畑の肥やしにしていたとのこと。他にも小エビなども混ぜていたらしく、これで物凄く甘いサツマイモが出来たそうだ。笠戸のサツマイモなら幾らでも出すと言って、遠方からも買い付けに来ていたらしい。

小1時間もこんな話を聞いていたが、その間もあたりなし。
それまで何とか持っていた天気も、9時から小雨が落ちだした。すると今までワイワイガヤガヤと話していた老人たちは、雲の子を散らすが如く居なくなってしまった。何処へ消え失せたのか未だに解らない。

9時40分になってやっと竿先に反応。揚げてみると良型のキスだった。この寒いのにまだ釣れる。11時15分までに計4匹のキスが揚がる(全て左方向にサーフした竿)。
小雨が降り続くので殆んど車の中に居たが、昼頃もう納竿しようと竿を畳む準備に入ると、最初の竿に20cmの小さいアイナメ(今季初)、次の竿にマダコ(何れも右方向にサーフした竿)がきたので、また1時間納竿がずれてしまった。お陰で最後の最後に手のひらサイズのカレイが1枚きた。

今は、カレイも子を降ろす時季なので海底をあまり徘徊しないようだ。やはりカレイは12月までと、後は3月からが本番かも知れない。

明日の天気はどうなんだろう。岩国方面は雪かも知れないと釣友Sが言っていたが・・・。今津川釣行なるか。

今日の暦
・聖燭節(キャンドルマス・聖母マリアの清めの日)、聖母マリアが天使ガブリエルから受胎告知を受けた日。クリスマスツリーを燃やす日。
・交番設置記念日、1881年(M14)1つの警察署管内に7つの交番を設置することが定められた。町の中に交番を置き、そこを中心に制服の警察官が活動するという交番の制度は1874年(M7)に東京警視庁が設置した交番所が世界初のもの。当初は建物は無かったが、1881年より常設の建物を建てた。1888年(M21)に「派出所」「駐在所」という名称に統一されたが、「交番」という呼び名の方が定着したため、1994年(H6)11月1日に「交番」が正式名称となった。国際的にも通用する言葉の1つ。
・二日灸、如月灸、この日に灸をすえると効果が高いと信じられている。元々は旧暦の2月2日の行事。
・頭痛の日、語呂合わせ「ず(2)ツー(2)」、慢性頭痛に悩む人たちで結成した「頭痛撲滅委員会」が2001年(H13)に制定。
・夫婦の日、語呂合わせ、姫路市の特定非営利活動法人コムサロン21が1997年(H9)に制定。
・国際航空業務再開の日、1954年(S29)戦後禁止されていた日本の航空機が再び世界の空を飛び始めた。
・バスガールの日、1920年(T20)東京の乗合自動車に初めてバスガールがお目見え。初任給35円、当時としては高給待遇。