千一夜第3章第258夜 大晦日、来年も宜しくです

2020-12-31 11:04:36 | その他

2020.12.31(木)

大晦日、この冬の初積雪です。

今朝は6時前に起き、庭に出て見ると外は暗いはずだが異常な明るさ、月の明かりに照らされて雪がキラキラと光っていた。年末の用事も粗方終わり午前中だけでも今年最後の釣行を試みようとしたのだが、道路には雪があり、庭の隅に置いているメダカの箱池も凍っている。それに何よりも寒い。直ぐに寝室に引き返し布団に潜り込む。次に起きたのは10時頃だった。まだ雪が残っている内にと庭を撮る。今年は20日の釣行を最後に、次はハマチ釣り、そして最後にカレイ釣行と予定を立てていたが、天候不順や下の孫の具合が悪くなったりと悉く予定を変更せざるを得なかった。それで今日こそはと思っていたのだがあえなく沈没してしまった。

今年は大過なく過ごせた。この歳になると健康だけが最大の課題である。コロナ過の中、感染には十分留意したい。来年のオリンピックのチケットはキャンセルしなかったが、行くかどうかはまだ迷っている。5月には3人目の孫が誕生する見込みであり、孫の守りも一段と厳しくなりそうである。恐らくオリンピックは無理であろう。

釣行回数は例年に比べかなり減少してきたが、元気な内は運動も兼ねて出来るだけ海に出たい。とは言え、根っからのぐうたらであり根性無しなので、寒い時季には炬燵の守り、暑い時季にはエアコンの効いた部屋の守り、それにブログに記事アップの義務感も薄れてきたので自他共に叱咤激励しなければ続きそうもない。ブログでは今年の最大閲覧数が1日で6,000、アクセス数も1日で1,200突破と過去最高を記録しました。今年同様、来年も皆々様の声援、宜しくお願い致します。

【12月31日過去の釣行記録】
・1997年笠戸白浜、01:00~05:00、大潮、漁り=サザエ多数、タコ他
・2005年大島庄の浦港防波堤、06:45~11:00、大潮、釣果=キス2・ハゼ2・マダコ1
・2009年第2埠頭東側、14:50~16:50、大潮、釣果=ハゼ1
・2010年中電西岸壁、07:30~10:30、若潮、釣果=キス2・メゴチ1
・2011年洲鼻港防波堤、06:30~12:30、小潮、釣果=カレイ1・アイナメ2・ガンゾウビラメ1
・2012年第2埠頭東側、10:00~12:20、中潮、釣果=ボウズ

【この日の釣り情報】
・2004年第1埠頭南端西側、昼間、中潮、釣果=30cmカレイ2・25cmキス数匹
・2006年第2埠頭西側、朝方、中潮、釣果=38、40cmカレイ2
・2011年第2埠頭東側、昼間、小潮、釣果=カレイ1

【旧暦11月17日釣行記録】
・2007年01月05日、庄の浦港防波堤、06:00~10:00、大潮、釣果=カレイ6
・2007年01月05日、粭島小瀬戸橋、夜、大潮、釣果=小メバル入れ食い
・2007年12月26日、櫛ヶ浜港防波堤、19:30~22:30、大潮、釣果=メバル2・ムラソイ1
・2011年12月11日、櫛ヶ浜港防波堤、18:00~21:00、大潮、釣果=メバル15
・2012年12月29日、第2埠頭東側、06:30~12:20、大潮、釣果=カレイ2
・2018年01月03日、徳山築港、06:50~14:45、大潮、釣果=カレイ2・キス4・ハゼ7・アイナメ1・キビレ1・イイダコ1

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千一夜第3章第257夜 コンスタントな釣り

2020-12-20 20:13:42 | サーフ

2020.12.20(日)

2週間前と同じ上げ潮からの釣行。釣友Sが3日前から行こうと連絡してくる。2週間前に同じ上げ潮で36㎝を筆頭に30㎝前後のカレイを4枚ゲットしているものだからやる気満々である。前回同様、6時に釣具店集合、6時20分釣り場着、6時30分過ぎの朝まずめ開始頃から釣行も開始となる。

旧暦:11月6日
場所:徳山築港西側南端
時間:06:25~15:40
天候:晴れ
外気温:11時40分11℃
風 :西風
月齢:5.4
潮   :中潮 満潮12:58潮位262cm 干潮06:08潮位50cm
狙い目:カレイ
釣り方:サーフ
餌   :アオムシ・ホンムシ
釣果:29、24、20㎝未満カレイ3・キス2・アナゴ3・キビレ1R
釣友S=キビレ1・アナゴ1・ハゼ2・ナマコ1

6時25分から竿出し、6本の竿を一通り出し終わって一服する。10月末頃からぼちぼちカレイが揚がりだしたが、餌取りの小魚が多く、特に朝方には投げた竿の餌が直ぐに無くなる状態だったので、今日も一服後、最初に投げた竿から順に上げていく。まだ薄暗い6時40分、生体反応は感じなかったが揚げて見るとアナゴがダブルで釣れた。私は持ち帰らないのでSに進呈、その後、他の竿にもアナゴが1尾釣れていたが小さかったのでリリースする。Sもこの時間帯にアナゴを1尾揚げている。アナゴが釣れると細長い身体をハリスにグルグル巻きにするので、殆どの場合仕掛けを作り直すことになる。最初のダブルのアナゴは釣れた直後に竿を上げたためか、まだアナゴが針に付いたままでハリスには被害が及ばなかったが、次に揚げたやつは時すでに遅く、身体をハリスに巻き付けていた。こうなるのが嫌なので何時も釣行開始時間を朝まずめ開始後から少し遅めにしていたのだが、今朝は気が逸っていたのかまだ薄暗い内から竿出しをしてしまった。結果は火を見るより明らかである。

6本目の最後の竿を埠頭南端の波返しから湾の外側(南)に投げておいた。2週間前のSとの釣行時と全く同じパターンを取ったのだ。7時20分、竿を引くと微かな手応え、ひょっとするとカレイが付いているかも知れないなと密かに思う。波返しは背が高いので魚の姿などは一切見えないが、仕掛けが海面から上がればカレイが釣れているかどうかは大体解る。後はリールを巻き上げて波返しの上からひょっこりとカレイが現れるのを待つ。波返しを越えてからでないと獲物は解らないので、カレイがいきなり現れることになるが、これがまたドキドキ感があって楽しい。2週間前もこの波返し越えのカレイが1枚目であったが、今日もまた同じだった。サイズは前回より一回り小さい24㎝だった。

前回は素晴らしいスタートダッシュを飾ったSだが、今日は全くいけない。頭の中では前回同様の絵が描かれていたようだが、世の中そう甘いものでは無い。いや、カレイもバカでは無いということだ。馬鹿ガレイは前回釣れている。11時30分にやっと獲物らしいものを釣ったが、外道のキビレだった。30㎝程度のキビレでリリース直前に、何時も埠頭の角でハマチを狙っているおっさんが欲しいというので進呈した。ハマチ釣りのおっさん、私が知る限り1か月ボウズである。

11時40分にキスが揚がる。最初のカレイを釣った直後に他の竿でキスを揚げていたのでこれが2尾目である。今の時季はキスも落ちギスで大きいものが多いのだが、これは幾分小さ目だった。唐揚げにするにはもう2~3尾欲しいところだったがこの2尾に終わった。

11時50分に一番南側に停泊していた船が出港した。1隻出港するとかなり広く空いたなあという感じ。その広くなった所へ竿を1本出した。13時頃が満潮なのでその1時間前後は絶好のカレイの狙い目となる。今日の場合だと、12時から14時までの間が良いということになる。この時間帯に釣れなければ今日はボウズかもなとSにプレッシャーを掛ける。

そして13時35分、私が広く空いた場所に思いっきり遠投していた竿をちょっと引いて見ると、もろにカレイの感触が手に伝わって来た。それでも今日はヒトデが山のように釣れるので半信半疑でリールを巻く。かなり手前までリールを巻き上げてからやっとカレイの潜ろうとするノッキングを確認する。あとはサイズだけだが、海面近く揚がった姿を見ると30㎝あるなしのカレイだった。ゆっくり海面に揚げ、そして一気に引き上げる。抜け落ちる事無く無事に埠頭に揚げるとSが目を丸くする。今日の場合、これが決定打だった。私は12時20分にも20㎝未満の木っ端ガレイを釣っていたので、これが3枚目である。29㎝だったが、今日は最早これまでという感じだった。

Sは完全に戦意喪失、「今日はチヌを釣りに来たんじゃから」と言い訳をするが、実際はキビレ(キチヌ)、チヌでは無いところが可笑しい。これが実力だから仕方が無い。まあ、私の様にコンスタントに釣るにはまだまだ修行不足である。Sは13時10分に小さいが食べごろのナマコを釣ったのが良い。以前は良く釣れていたナマコ、最近は殆ど釣った記憶が無い。それとハゼ、ハゼも以前は気分が悪くなるほど釣れていたが、今年は殆ど釣っていない。何かが変わった感じがする。

今日は餌取が少なく餌がかなり余った。15時に最後の1投にしようと全部の竿の餌を付け替えて投げ変える。15時30分頃から納竿準備に入り、順次竿を片付ける。最後の竿で良くカレイが釣れたりするが、今日はそのようなことも無く納竿した。

次回は24日、クリスマス・イヴに船釣りでハマチ釣行の予定となっている。

【12月20日過去の釣行記録】
・2008年新日鉄波止場、09:30~15:30、小潮、釣果=キス1
・2009年中電西側岸壁、06:30~12:00、中潮、釣果=タコ1・アイナメ1・キス4
・2014年櫛ヶ浜港防波堤、17:50~20:50、大潮、釣果=メバル25・ソイ1
・2015年徳山築港、06:40~15:20、長潮、釣果=カレイ3・キス8・ハゼ14・アイナメ1

【この日の釣り情報】
・2006年国立柳井病院沖、08:30~11:30、大潮、釣果=カレイ2・キス20
・2006年上関白井田防波堤、13:00~16:00、大潮、釣果=カレイ1

【旧暦11月6日釣行記録】
・1992年11月29日、門前側河口、14:15、中潮、釣果=20、35cmカレイ2
・2005年12月07日、大島居守、夜、中潮、釣果=メバル2
・2007年12月15日、第2埠頭東側、06:36~16:30、中潮、釣果=カレイ4・キス14・マダコ1・アナゴ1
・2010年12月11日、平群島西側、06:30~13:30、中潮、釣果=80cmハマチ3・6人で14
・2013年12月08日、櫛ヶ浜港防波堤、17:30~19:30、中潮、釣果=ボウズ
・2017年12月23日、徳山築港、06:40~12:40、中潮、釣果=カレイ2・ハゼ15・キビレ1

 

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千一夜第3章第256夜 カレイ釣行先週と同じ釣果

2020-12-13 20:03:36 | サーフ

2020.12.13(日)

今日は1人釣行、5時半起床、6時前釣具店、釣り場6時20分、予定通りの時間割で釣り場に着く。今朝の釣り場には大型船舶がぎっしり詰まっていた。私は船と船の間からサーフするので大して問題ない。釣り場の南端には先週と同じくハマチ釣りのおっさんが既に竿を出していた。暗い内にサビキで小アジを釣り、生餌にして泳がせ釣りでハマチ、ヒラメを狙う。おっさん曰く、「ここのヒラメはたちが悪い、一旦餌を吸い込んでまた吐きだす」と言う。カレイは餌を吸って吐くと言うが、ヒラメは聞いたことが無い。築港のヒラメだけがそうなのだとおっさんは主張するが、どうも怪しい。朝まずめが始まるまでおっさんと話し、東の空が白んできた6時40分からサーフ開始する。

船舶がぎっしり詰んでいた埠頭も8時30分には1隻出て行った。それによりこの空いたスペースが私の釣り場と化す。この船が出て行くまで、停泊している他の船の船員等が私の竿の周りに集まり雑談会となる。船員等はここでカレイが釣れるの?と疑問符。私は彼らにそれを証明しようと頑張るが、釣れるのはヒトデばかりなり。こういう時に限って釣れない。先週はこの時間には2枚のカレイが揚がっていたのだが・・・。やがて彼らも自分の船へと帰って行った。

今日は先週とは全く逆の潮である。先週は干潮時から上げ潮での釣り、今週は満潮から下げ潮での釣行である。やはり上げ潮の方が良いようである。それと釣り場にもよるが、どちらかと言うとカレイ釣りは潮が小さい方が良いように思われる。先週は小潮で今日は大潮である。9時になってやっと獲物らしい獲物、キスが釣れる。揚げた時には既に硬直していたので早くから釣れていたのだろう。この時間まで釣れるのはヒトデかイトヒキハゼのどちらかである。

10時45分、やっとカレイの時合となる。手前にちょい投げしていた竿に22㎝のカレイ、同時に別の竿にも23㎝のカレイが釣れた。間の悪いことにこの小さいカレイを船員たちに見られていた。「居ることは居るんじゃねえ、ちょっとかわいいのお」とのたまう。良いところを見せようと思ってもなかなか思うようにはいかないものである。ポケットにあった甘露飴を添えて写真を撮る。因みに甘露飴は隣市の光市で製造している。

この後、竿を上げては餌を付け替えまたサーフを繰り返す。竿を上げると餌は完全に無くなっている。この間にキスが2尾釣れたが、餌取は相変わらず多い。12時45分、先週と全く同じ時間、またもや真昼間に夜行性のアナゴが釣れる。潮が違うのに全く同じ時間に釣れるとは奇妙奇天烈摩訶不思議である。

今日はほぼ諦めかけていたが干潮時まではやってみようと思っていた。干潮時の13時40分に竿を上げようと思っていたので順に上げていく。2番目の竿を納竿しようとラインを巻くと、ちょっと様子が違う。少しだけ生体反応を感じた。手前まで巻き戻すとやっとカレイのノッキングが始まった。身体をくの字の曲げ、頭を振って潜ろうとする。このノッキングの強さで大体の大きさは見当が付く。やれやれやっときたかと今日一のカレイを揚げる。予想通り30㎝のカレイだった。

釣果的には先週と同じカレイ3枚であるが、釣り初めに全く釣果が上がらなかったためどうも調子が狂う。先週の釣友Sのような大物は釣れなかったが、逆の潮だから仕方ないか。次週また挑戦したい。今年はあと3回の釣行予定、週末のカレイ釣り2回と24日のハマチ釣り(船釣り、岩谷氏がリベンジ)の3回である。

旧暦:10月29日
場所:徳山築港西側南端
時間:06:40~14:00
天候:曇り
外気温:6時30分5℃ 11時11℃
風 :弱風
月齢:27.9
潮   :大潮 満潮07:45潮位308cm 干潮13:42潮位94cm
狙い目:カレイ
釣り方:サーフ
餌   :アオムシ・ホンムシ
釣果:22、23、30㎝カレイ3・キス3

【12月13日過去の釣行記録】
・2008年笠佐島周辺、06:30~13:30、大潮、船釣り、釣果=ヤズ5・カサゴ1
・2009年粭島小瀬戸、18:50~21:30、中潮、釣果=メバル4・アジ3
・2014年徳山築港、06:30~10:30、小潮、釣果=ボウズ

【この日の釣り情報】
・この日の釣り情報はありません。

【旧暦10月29日釣行記録】
・2005年11月30日、華西岸壁、18:30~20:30、大潮、釣果=2人でメバル7・メイタ2・キス1
・2005年11月30日、大島居守、21:00~23:00、大潮、釣果=2人でメバル5
・2007年12月08日、第2埠頭東側、06:30~17:00、大潮、釣果=カレイ4・キス5・メイボ1
・2010年12月04日、中電西側岸壁、06:20~11:30、大潮、釣果=カレイ3・キス1・アイナメ1・イイダコ1・メゴチ2
・2013年11月30日、晴海埠頭南端、10:00~15:30、大潮、釣果=キス15・ハゼ1
・2014年12月20日、櫛ヶ浜港防波堤、17:50~20:50、大潮、釣果=メバル25・ソイ1
・2017年12月16日、烏島沖、07:00~14:00、大潮、船釣り、釣果=ハマチボウズ
・2017年12月16日、徳山築港、06:30~16:00、大潮、釣果=ハゼ12・イイダコ1・ホウボウ1

 

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千一夜第3章第255夜 釣友Sカレイ絶好調

2020-12-06 20:02:39 | サーフ

2020.12.6(日)

今季初の釣友Sとのカレイ釣行。6時に釣具店集合で、私が少し遅れたので築港の釣り場にSに先に行ってもらった。間もなくSから電話があり、釣り場に先客が入っているので入れないとのことだ。それじゃあ対岸(西側)の角にしようと変更した。対岸の釣り場の角にも既に釣り人が入っていたので少しずらしてやることにした。築港西側は大型船舶が多く係留するが、早朝には全く船が停泊しておらず長い埠頭はがら空きだった。6時40分、埠頭南端角から20~30m手前からサーフ開始だ。

7時7分、Sが早速20㎝程度のマダイを釣り揚げる。桜色のマダイはやはり綺麗だ。外道ではあるが持ち帰りにしたようだ。秋口から特に小マダイが沢山釣れるが、それらが徐々に大きくなっていくのだろうが、大きくなると沖に出て行くがまだ中途半端なサイズなのでこの辺りをウロウロしていたのであろう。そこを運悪くSの投げ入れた餌にぶつかった次第である。

7時15分、その時が来た。Sが40年来使っているというちょい投げの短い竿にカレイがヒットした。私は埠頭の後方に座ってコーヒーを飲んでいたが、Sが何か叫んでいる。歳と共に耳も悪くなってきた私だが、聞き返すと、「タモ、タモ!」と叫ぶ。直ぐにタモを持って行くと、何と大き目なカレイである。この細くて折れそうな竿じゃ揚げるのはとても無理である。浮いてきたところをタモで掬って揚げると、幅広で良く太っていて36㎝あった。外観は見事なカレイである。私も嘗てここで38㎝を2枚揚げているがそれに次ぐものである。

Sは先週からカレイ釣行を始めたが、先週は私が都合悪く一緒に行けなかった。そのため、Sは地元光市の自分のホームグランドで1人釣行。その釣り場でSは何と上の写真の通り、34、36、32㎝のカレイを3枚ゲットした。私が最も苦手とする釣り場で、たとえSと一緒に釣行していても絶対に行っていない釣り場である。10年以上も前に30㎝台のカレイを釣ったことがレガシーとして彼のカボチャ頭にずっと残っているらしく、1人釣行の時には必ずその釣り場に行くのである。この日は嘗て釣れたポイントとは全く違うポイントで釣れたということだった。そして今日、最初のカレイが36㎝なので、その鼻息の荒いこと、「自分は今季、まだ30㎝未満のカレイは釣ったことが無い」と豪語、まあ、30㎝オーバー4連荘は褒めてやらねばなるまいが、みんな脳足りんのカレイであるからさして旨くもあるまいが。

Sの興奮冷めやらぬ7時30分、私が1本だけ埠頭南端の波返しの所から沖に向かって投げていた竿に賢げなカレイがヒット。27㎝のレギュラーサイズだが煮付けには丁度良い。この後、Sも煮付けが食べたいと言ってここから竿を出す。30㎝以上は刺身サイズだから20㎝級の煮付けサイズも釣りたいとのたまう。この野郎が!(まあ、釣れたポイントにすぐさま投げるのはカレイ釣りの常套手段であるが)

7時30分頃から、がら空きだった埠頭に大型船舶が次々と停泊し出し、一気に3隻が入って来た。我々は一旦竿を引き上げてロープを繋ぐ様子見。その後、一通りの作業が終わったと見て、まだ停泊場所が一杯にはなっていない所から再び竿を出す。ここはカレイの魚影が濃いと見て継続する。まあこの時季は何処でも釣れそうな気はするのだが・・・。

今日も相変わらず餌取りの小魚が多かった。アコウの稚魚を始めとして小マダイ、ハゼ(2種類)などが釣れる。特に朝方のまずめ時には直ぐに餌を取られる。従って餌の付け替えは小まめに行う必要がある。今日は全般的に餌取りが多く、用意した餌も早く無くなった。私は13時半頃には最後の餌を付けて使い切った。それから30分程度で納竿した。

10時45分に私とSが同時にカレイを揚げる。Sは28㎝で惜しくも5連荘の30㎝オーバーならずだった。私も26㎝でこれで煮付けサイズ2枚となった。そして11時15分にSが29㎝の3枚目のカレイゲット(私の写真の撮り方が上手いのか50㎝くらいに見える)。好調は続く。

昼食を摂り終わった昼前に、Sのあの細くて短いちょい投げの竿先が大きく揺れるのを私が見た。今アタリがあったとSに言うが、あの竿は柔らかいのでちょっとのアタリでも大きく揺れると言う。暫くそのままに置いていたが、再び大きく揺れるのでSが竿を手に取る。腰を屈めて竿を操るが、また「タモ、タモ!」と言う。すぐさまタモを持ち寄るとまた良型のカレイだ。最初のより1㎝小さい35㎝のマコガレイだった。Sは大型船が縦に停泊している横に主に投げていたが、それが功を奏したのかも知れない。何れにしてもちょい投げである。正しく絶好調である。盆と正月が一緒に来たようなもので、既に1年分のカレイを釣り揚げた感がある。

真昼間の12時45分に私がアナゴを揚げる。昼間にアナゴが釣れることは珍しい。大型船の景でも無い所に投げていた竿に来た。この後直ぐにSも同じくアナゴを揚げる。釣果が同じように推移するというのは時合でもあるが、何とも変な感じである。変と言えばSの好調ぶりも同じではあるが。

餌も殆ど無くなった13時8分、停泊中の船と船の中間に遠投していた竿にカレイが来た。大事を取ってSにタモで掬って貰ったが、31㎝だった。最後の最後に漸く刺身サイズの30㎝オーバーが釣れた。

本日の釣果はSがカレイ4枚、私がカレイ3枚、サイズ合計はSが128㎝、私が84㎝で圧倒的に負けである。次回リベンジしたい。

今日は小潮だが、干潮時の6時頃から上げ潮で満潮時の12時50分頃までの潮の動きのカーブが急だった為に、カレイの釣果も良かったものだと思われる。午前中に220㎝動いた潮が、満潮時から下げ潮で干潮時までが130㎝程度しか動かない。下げ潮でやっていないので何とも言えないが、恐らく今日は午前中が良かったものと思われる。それと、春先と同じようにちょい投げが有効だった。遠投でも釣れることは釣れるが、ちょい投げの方が圧倒的にサイズが大きい。

埠頭最南端のコーナーの所に陣取って早朝から竿を出していた釣り人は、ハマチ狙いだった。早朝にアジを釣って、泳がせ釣りでハマチを狙う。先々週、90㎝の大物を揚げられたとのことだった。例年、3か月の間に4~5本揚げるとのことだった。今日は生憎釣れなかったが13時頃までは粘られたと思う。これも粘りの釣りである。

旧暦:10月22日
場所:徳山築港西側南端
時間:06:40~14:00
天候:晴れ
外気温:7時6℃ 昼間は暑かった
風 :弱風
月齢:20.9
潮   :小潮 満潮12:48潮位277cm 干潮05:55潮位48cm
狙い目:カレイ
釣り方:サーフ
餌   :アオムシ・ホンムシ
釣果=27、26、31㎝マコガレイ3
釣友S=36、28、29、35㎝マコガレイ4・マダイ1

【12月06日過去の釣行記録】
・2008年徳山築港漁港前、06:45~10:30、小潮、釣果=ハゼ5
・2008年那智埠頭、19:30~23:00、小潮、釣果=メバル12・サバ1・アジ3・タナゴ1
・2009年徳山築港、08:30~13:00、中潮、釣果=カレイ1・キス2・ハゼ6
・2015年徳山築港、06:10~15:30、長潮、釣果=カレイ2・キス2・マダイ1・イイダコ3・ハゼ多数

【この日の釣り情報】
・2006年池の浦港防波堤、昼間、大潮、釣果=カレイ4

【旧暦10月22日釣行記録】
・2005年11月23日、大島居守、15:30~21:00、小潮、釣果=2人でメバル13・タナゴ1・カサゴ1ギザミ2
・2007年12月01日、笠佐島周辺、07:00~14:20、小潮、船釣り、釣果=ハマチボウズ、6人で3本
・2010年11月27日、洲鼻港防波堤、06:10~11:20、小潮、釣果=メバル4・タナゴ2・ギザミ5
・2014年12月13日、笠佐島周辺、06:30~10:30、小潮、船釣り、釣果=ボウズ
・2017年12月09日、洲鼻港防波堤、06:20~16:20、小潮、釣果=カレイ3・マダコ1

 

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千一夜第3章第254 久し振りのハマチ! サプライズもあり!

2020-12-01 22:42:18 | 船釣り

2020.12.01(火)

久し振りのハマチ釣りである。昨年はハマチ釣りには行っていないので2年振りか。但し近年ではハマチ釣りに行っても釣っていないので、既にハマチの感触は忘れかけている。今日はその感触を思い起こさせて欲しいものだ。有休休暇を取って朝5時に下松を出発し柳井市伊保庄の上八(こうじょう)港に向かう。メンバーは何時もの長老の井向氏、岩谷氏、舩場氏、宮本氏、それから私は今回初顔合わせだが、岩谷氏の娘婿氏の計6人である。6時頃上八港に到着、既に岩谷親子は待機していたが、出港前には全員が揃った。港の堤防では既にハマチ狙いでルアー釣りが数人いた。

6時30分頃出港し、港から出て直ぐの所でハマチの餌のアジ釣りである。最初はアジも喰い渋っていたが、撒き餌が効いたのかポツポツと釣れ出した。以前は餌のアジが釣れなくて海上を船で右往左往したことがあるが、アジのサイズは小さいが何とか数は確保して釣り場に向かう。釣り場は写真の陽が昇っている島、「笠佐島」の西側から北側に掛けて船を流す予定である。笠佐島の北西方向に海上保安庁の118号ブイがあるが、このブイの南側を東西に流すということである。

8時頃からいよいよハマチ釣り開始である。釣り方は胴付き仕掛けでアジの泳がせ釣りである。私は、最初は30号の錘を付けて海底から30㎝程度上げ、餌のアジを鼻掛けにして泳がす。しかし、アタリはおろか、餌のアジも静かなものだった。ハマチが近づいて来ると、餌のアジは食われまいと海底で大暴れするがそのようなことも全く無かった。

8時50分、ハマチ釣り経験豊かな岩谷氏の竿にアタリがある。早速ハマチがきたかと期待したが、揚がって来たのは何と、久々に見るモサだった。私は食したことは無いが、サメの一種で食用になるらしい。岩谷氏の隣で舩場氏もアタリがあったようだったが、単に岩谷氏のラインに舩場氏のラインが絡まっていただけだった。

9時過ぎ、宮本氏の竿にアタリ、何と揚がって来たのはハモだった。このメンバーでハモを見たのはこれで2度目か。最初は故人となった神田氏が以前釣り揚げたと思っていたが、よくよく調べて見ると長合氏だった。2009年11月14日に巨大なハモを釣り揚げていた。これは井向氏が持ち帰られたが調理は大丈夫なのかな。難しそうな気がするのだが。

さて、本命のハマチであるが。。。ふふふ。私が今日の第1号をゲットでした。10時頃だったと思うが、いきなり竿先が引き込まれた。底を30㎝ばかり浮かしてちょっと置き竿にしていたのだが、凄いアタリだった。竿を手に取り引くが竿先はググっと海中に引き込まれる。宮本氏が早々にタモを持って待ち構えてくれる。「最初じゃけえ慎重に、慎重に」とアドバイスをくれる。リールは電動リールだが、私が座った所の船の電源は死んでいたので手巻きである。水深は30mちょっとというところなので、手巻きでもさして苦にはならない。差し込まれる竿を何とか立てようとするが、ハマチがそれを許さない。ハマチの姿を見るまでちょっと時間が掛かったが、漸く姿を見た時にはホッとしたものである。宮本氏がタモで上手く掬ってくれたので無事ゲットできた。70㎝弱だが丸々と太っていてかなり重かった。ハマチゲットの感触が漸く蘇って来た。結果的にはこのハマチが今日の最大長寸だった。

それから小1時間くらいしてまたまた私にヒット、今度は最初のハマチほどの引きでは無かったが、それでも十分に引きは楽しめた。ハマチが海面まで出たのだが、タモで掬う前に針が外れてしまった。目の前まで見えていた獲物を逃がすのも悔しいものである。この時は2本目だったということもあり立ち直りは早い。

更に1時間後、またまたまた私にヒットである。今度は小さい。ヤズクラスだと十分に解かった。引き込みは大したことも無かったが、ハマチが船の前に逃げていくのである。強引に引き寄せて引き揚げた。やはりヤズクラスだった。

正午を回ってからもう一度アタリがあり、途中までやり取りをしたが外れてしまった。

さて、今日のサプライズである。舩場氏にハマチがヒットした。やり取りを繰り返しながら漸く海面にハマチの姿が見えたのだが、プチっとラインが切れてしまった。普通、PEラインがそんなに簡単に切れるものでは無い。舩場氏は「あ~あ!」っと天を仰ぐ。普通ならここで、惜しかったねで終わるのだが、私が自分の竿の方を振り返ると、竿先が海面に届かんばかりに曲がっている。えっ!と思い直ぐに竿を立て直しリールを巻くと、直にハマチが海面に出て来たのだ。これはおかしい。私の仕掛けは海底30m付近にあるはずなのにこんなに早く揚がるはずは無い。兎にも角にもまずはハマチを取り込むことが先決だ。宮本氏に掬って貰ってハマチをゲットしたが、そのハマチの口には舩場氏の仕掛けと思われるものが付いているのだ。要は、舩場氏は揚げる寸前に自分のラインを切ったが、切れた残りのラインが私のラインに巻き付いていたのである。そのため、逃がしたと思ったハマチが今度は私のラインに絡まり、私が釣り揚げたようになったのである。こんなことは初めてのことである。1人にハマチがヒットしたらラインが絡むので、他の人はラインを上げようと取り決めていたが、私と舩場氏は少し離れていたこともあり、私はラインを巻き上げていなかったのだが、さてここで問題が起こる。私のラインに巻き付いたから舩場氏のラインが切れたという考え方、他方、私のラインに巻き付いたお蔭で逃がしたハマチがもう一度ゲットできたという考え方がある。普通、ハマチが釣れて他の人のラインに絡むということは良くあることだ。その時でも、それで本人のラインが切れたなど聞いたことも無い。ましてやPEである。まあ、あくまで冗談半分であるが、釣果は舩場氏である。しかし、一旦逃した魚をまたゲットしたのは、ハプニングというよろもサプライズであろう。

納竿まじかに、井向氏の竿にもヒット、ハマチをゲットするまでのやり取りを十分に堪能されたようだ。無事揚げた時には3年振りだと興奮気味に言われた。そのお気持ちは十分に解かります。私も数年振りでしたから。

そして納竿直前、最後の最後に岩谷氏にヒット、「最後の最後にきたぞ!」と叫ばれルンルン気分でリールを巻いておられたが、間もなく天を仰がれた。名人でも取りこぼしがあるのだろう。その岩谷氏曰く、「今日は日頃釣らんもんが釣ったのー」ま、何はともあれなんだな。来週、リベンジされるようだ。

 

14時30分に納竿して帰港した。港に着くと宮本氏が絞めてくれる。ハマチはまず木槌で頭を叩き脳震盪を起こさせる。その後で包丁で鰓を切り、尾っぽに切れ目を入れて血抜きして絞めるのだ。青魚は死亡してからアミノ酸が身体に回り旨味が増してくるので1~2日置いてから食した方が良いと言われる。但し、内臓は取り除かなければならないだろうから、皮付きで切り身にして冷蔵しておくのだろうか。何れにしても我が家も明晩かその次の日に食すことになりそうだが。

釣行日:12月1日
旧暦:10月17日
場所:笠佐島西方、北方
時間:06:30~14:30
天候:曇りのち晴れ
風 :西風 のち東風
月齢:15.9
潮 :大潮 満潮09:28潮位308cm 干潮15:22潮位109cm
狙い目:ハマチ
釣り方:船釣り(鹿島丸)、胴付きアジ泳がせ釣り
餌 :アジ(生餌)
釣果:ハマチ2(アタリ4回=1本ばらし、1本取り込む寸前に逃げる)
釣友:井向氏=ハマチ1 岩谷氏=モサ(鮫)1 舩場氏=ハマチ1 宮本氏=ハモ1 親林氏=ボウズ

【12月1日過去の釣行記録】
・2007年笠佐島周辺、船釣り、07:00~14:20、小潮、釣果=6人でハマチ3本
・2012年桑原港防波堤、09:10~17:10、中潮、釣果=カレイ1・キス2
・2013年晴海埠頭南端、10:00~15:30、大潮、釣果=キス15・ハゼ1

【この日の釣り情報】
・2006年大島居守、19:00~22:00、若潮、釣果=メバル8・アジ3

【旧暦10月17日釣行記録】
・2004年11月28日、上関港防波堤、17:30~19:30、大潮、釣果=アジ50
・2011年11月12日、洲鼻港防波堤、06:30~10:30、大潮、釣果=ボウズ

 

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