千一夜第3章第269夜 カレイは釣れないが足湯は最高!

2021-02-27 21:42:43 | サーフ

2021.2.27(土)

今朝は笠戸大橋下に来た。6時30分に着いたが既に先客が竿4本出しており入るのは断念。釣り位置は写真左手で左方向(東側)へサーフする。今日は大潮でもあり、ここの潮流は頗る速いので、隣に入ってラインを絡ませるわけにはいかない。やはりここでの土日の釣行は難しい。

仕方が無いので100m程度下がって左側(東方向)へサーフしてみる。まず竿2本を出してサーフしたが、仕掛けが着底と同時にほぼ根掛かりする。ここからのサーフは無理である。

左側は直ぐに止めて右側(西方向)に移動する。ここからは30年くらい前にやったことがあるが、釣果のほどは覚えていない。この位置から右手に投げると藻に絡む。正面から左手が良い。あまり左手に投げると今度は本流に巻き込まれ、あれよあれよという間に仕掛けは真左に流され根掛かりとなる。正面に投げても仕掛けが着水してから着底するまでかなりの時間を要す。恐らく潮流が速いため30号の錘も難なく流されるものと思われる。前方はゴロタ石が拡がっているのでかなりの遠投を強いられる。しかし釣り場はもうここしか無いので小一時間粘る。釣れたのはクサフグ1尾のみ。

笠戸大橋下を8時20分には諦めて、車で2分程度の何時もの日立製作所南方岸壁に移る。ここでも根掛かりはあるが笠戸大橋下ほどのことは無い。今日は9時17分が満潮なので今から2時間程度が一番良く釣れる時間帯になる。しかし笠戸大橋下でもそうだったが、まだまだ水温が低いとみえ魚の活性は全く無い。元々期待せずに来たが、ここで5本の竿を出す。何度か餌の付け替えをするが、魚が居ないのか動かないのか、餌は殆ど齧られてもいない。ここで釣れた生体反応のあるものはウミケムシ2尾のみである。

10時30分頃か、久し振りに友人ブースカが釣り場に来る。来るというよりも笠戸島に商用で行った帰りに出会ったという感じである。丁度、そろそろ納竿して笠戸旅行村の足湯に浸かりに行こうと思っていた矢先に来た。近況など話し、全く釣れないので納竿する。

帰宅後16時前に釣友Tから電話がある。先日、サーフ竿3本を注文したと言っていたが、遂に届いたらしく今日、上関でデヴューである。私同様全く釣れないとのことだったが、明朝まで粘るとのことだ。私は夜のサーフは殆どやらない。昔、一度だけ福川沖の桑原港で夜、カレイが釣れるという情報で行ったことがあるが、恐らくその一度だけだと思う。Tは夜はサーフと浮き釣りの両刀でやるようだ。夜中に連絡してくれと言っていたので今から電話してみる。

旧暦:1月16日
場所:笠戸大橋下~日立製作所南方岸壁
時間:06:50~11:10
天候:晴れ
風 :北弱風のち北風
月齢:15.3
潮   :大潮 満潮09:17潮位304cm 干潮15:15潮位71cm
狙い目:カレイ
釣り方:サーフ
餌   :アオムシ・ホンムシ
釣果:ボウズ

納竿しブースカと別れ笠戸旅行村の足湯に来た。今日は休日とあって何時もより大勢の客が居た。足湯も先客が入っていたので次の順番を待つ。みんな10分程度浸かって交代するが、入る人の切れ目は無いくらいだった。今日も北風が少し強めだったので上半身は寒かったが、膝下はぬくぬくである。足湯から出ると非常に足が軽くなっていた。この後、写真左手の山の方に登ってみたが足は軽やかだった。

笠戸島は河津桜が有名だ。今が丁度満開頃か。笠戸島の1本道である県道沿いには沢山の河津桜が植えてあり、多くの花見客が写真を撮ったり花を愛でていたりしていた。

足湯の山手の梅も満開だ。紅白の梅の花が絶妙なコントラストで植えてある。若い頃は歯牙にもかけなかった草木が、近年では妙に気を引く。

【2月27日過去の釣行記録】
・2010年櫛ヶ浜港防波堤、18:30~20:10、大潮、釣果=メバル3
・2016年櫛ヶ浜港防波堤、19:05~21:00、中潮、釣果=メバル6

【この日の釣り情報】
・この日の釣り情報はありません。

【旧暦1月16日釣行記録】
・2008年02月22日、柳井漁港、19:00~22:20、大潮、釣果=メバル14
・1993年02月07日、末武川河口、昼間、大潮、潮干狩り=アサリバケツ一杯

 

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千一夜第3章第268夜 三寒四温もまだ寒

2021-02-21 18:12:07 | サーフ

2021.2.21(日)

今週前半は滅多に積もらない雪が積もったが、昨日、今日と一転して暖かくなった。昨日釣行予定にしていたのだが、眼が覚めたのは9時を回っていた。昨年から急に良く会うようになり、長い時には小一時間も立ち話もしていた同級生が15日深夜に死亡したが、金曜日の夜には夢に出て来た。夢の中では元気だったのだがその影響もあったのかも知れない。今日は予定通りに起きれた。

一か月半振りに築港の釣り場に来たが、私にしてみれば久し振りである。先客はおらずスムーズに釣り場に入れた。今は6時15分頃から朝まずめが始まる。一頃よりも25分程度早くなった。釣り場に着いた頃からまずめが始まったが、薄暗い内はアナゴが釣れて仕掛けがぐちゃぐちゃになるので、もう少し明るくなるまで待とうと30分になって第一投を投ずる。

通常、朝の内は餌取が多く餌の付け替えも忙しいのだが、30分経過時に6本の竿の内2本を上げてみたが、餌のアオムシは齧られても居なかった。更に30分経過後他の竿を上げてみるが、状況は全く変わらずだ。8時になって餌を付け替えようと全部の竿を上げると、辛うじて1本の竿に15㎝程度の木っ端ガレイが付いていた。他の竿にはヒトデが着実に付いていた。やはり干潮1時間前頃から活性が出て来た訳だ。

今日の潮は長潮である。長潮というのは旧暦の10日と25日と決まっている。干満時の潮の高低差が小さく潮の動きは少ししかない。最も緩い潮である。カレイ釣りではこのちょっとしか動かない潮でも結構釣れるのだ。長潮や若潮は私の好きな潮である。若潮は長潮の翌日になる。若潮では嘗て26枚のカレイを揚げたこともある。今の時季はまだまだ水温が低いので魚の活性も今一だが、三寒四温でもう直ぐ春になると尺ガレイが揚がり始める。それにしても今日はこの1枚のみ。他はヒトデの山を築いた。餌はまた大量に余ったが、冷蔵庫で保存すれば結構持つ。

旧暦:1月10日
場所:徳山築港
時間:06:30~11:40
天候:晴れ
外気温:6時30分8℃ 9時40分14℃
風 :弱風
月齢:9.3
潮   :長潮 満潮14:21潮位194cm 干潮09:18潮位164cm
狙い目:カレイ
釣り方:サーフ
餌   :アオムシ・ホンムシ
釣果:木っ端ガレイ1R

今日は風も無く気温も上がり海の状態は頗る良好だった。

釣り場左手は海浜公園になっている。写真中央に石碑が建っているが、これは以前このブログで紹介している。

この公園は鉤型になっていて、南下すると芝が敷き詰められた大きな広場に出る。コロナ以前ではここで様々なイベントが開催されていたが、今は人を埋め尽くすほどの催し物は無い。それでも20人程度の団体が公園奥の方に居た。後は親子連れやアベックなどがちらほらといったところだ。

これは石造りの灯台であるが、これも移築されたものである。公園の西端に建っている。

【2月21日過去の釣行記録】
・1998年日新製鋼波止場、12:00~17:00、大潮、釣果=カレイ・アイナメ・ハゼ・タナゴ
・2009年華西防波堤、18:30~22:00、中潮、釣果=メバル13
・2010年晴海埠頭、06:30~12:00、小潮、釣果=カレイ1・アイナメ1・ハゼ1・マダコ1

【この日の釣り情報】
・この日の釣り情報はありません。

【旧暦1月10日釣行記録】
・2011年02月12日、櫛ヶ浜港旧防波堤、19:00~23:10、長潮、釣果=メバル7・クジメ1・ナマコ1
・2014年02月09日、新川港西側、13:40~16:10、長潮、釣果=ボウズ
・2015年02月28日、徳山築港、07:20~10:10、長潮、釣果=カレイ1

 

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千一夜第3章第267夜 大島龍宮(後編)

2021-02-15 23:39:33 | 浮釣り

2021.02.15(月)

21時20分頃下コーズから離岩して次の釣り場に向かう。船長が下コーズの真西辺りの周南市大島の龍宮岬の岩場を推薦する。下コーズからゆっくり移動しても10分足らずの場所だが、離島ではなく本土となる。日本精蝋という上場企業の世界遺産級の巨大な煙突が山の頂上に建っているが、その東側の麓といった感じである。我々3人共初上陸の岩場である。真っ暗闇の中、移動して初上陸したため辺りの様子は良く解からない。岩場は割合平坦で荷物を置いても3人の釣り場は余裕で確保できるし、奥行きもあるので寝転がることも出来る。私は終始起きていたが、釣友等はそれぞれ1時間程度寝転がっていた。岩場と言っても竿を出すには楽な場所と言って良い。以前行った大島郡の諸島の釣り場と似ている。後ろの山が風除けとなる。

上陸後直ぐにベースキャンを張る。深夜には湯を沸かしてカップ麺など食した。

着いて直ぐに仕掛けを作り直し、22時少し前頃から釣行開始する。明るい内に見ていないので瀬などは良く解からないが、岩場近くは波返しで白波が立つのでその数メートル先で寄せて来た仕掛けを上げる。メバルは釣れるには釣れるがサイズは小さい。威張って見せられるものはほんの数尾である。やはり下コーズの方がサイズは良い。小さいメバルはリリースするが、口に上手く針掛かりしているものは海に生還出来るが、針を呑み込んでいるものは助からない。結局ここでは持ち帰りメバル15尾程度だったろうか。

辺りが明るくなって岩場を撮影する。正面に見えるのが日本精蝋の煙突(恐らく今は使用されていない)である。この半島の先(左手)が粭島となる。迎えの船が来る時に、早朝の磯釣り客を写真からは途切れているが右手の入り江近くに降ろしていた。その釣り人を降ろしてから我々を迎えに来たのだ。

写真は笠戸島方向で、6時40分頃の朝まずめである。

6時56分に迎えの栄勇丸が来た。この時には私は足腰背中は痛く満身創痍である。もう少し手前に船を着けてくれれば良いのに、ここからまた荷物を運ばなければならない。しかしまだ徹夜の釣行の体力は残っていることは証明された。これに釣果が伴えば云う事無しである。

我々を回収した後、笠戸島に向かう。島の岩場に2~3度寄り他の釣り人を回収する。写真は笠戸島最南端の火振り岬の岩場である。ここの釣り人は良型のメバルを数多く揚げていた。但し、岩場を移動し続けるらしく、ヘルニア持ちの私にはちょっと無理かも知れない。メバルは足で釣れと言われる所以である。客の回収で思い出したが、もう随分昔の話であるが、海の真っ只中の小岩の客を回収し忘れた渡船業者がいたが、その釣り人はその直後から釣りを止めたそうである。その釣り人とは元同僚であるが・・・。

7時12分、火振り岬からの朝日である。曇ってはいるが、綺麗な夕陽と朝日を両方撮影できた。

7時30分に居守港に帰港する。暫くは他の釣り人等と歓談である。朝まずめ頃、釣友Sがメバルを貰いに行くとラインしてきた。私が以前、フキノトウの天婦羅が好きなので、Sに見つけたら取ってくれと頼んでいたが、3つほど見つけたので持って行くという。メバルと交換のようなものであるが、3つというのも何とも言えない数である。帰港した時にはSは既に港で待ち構えていて、10尾程度持ち帰ったか。

 

他の釣り人の釣果、型の良いメバルが揃っている。

今回の釣行者、左から私、H、Tの3人である。今回の釣行は釣果は兎も角、ずっと記憶に残る釣行だった。私の場合、回復するのに時間が掛かるが、身体の痛みが取れたらまた行きたい。

私とTの釣果、下コーズでまともに釣行出来ていたら他の釣り人の釣果に負けないくらいの釣果はあったろうと思う。

釣行日:2月13日~2月14日
旧暦:1月2日~1月3日
場所:笠戸島沖下コーズ、大島龍宮岬
時間:19:00~20:15 22:00~6:15
天候:曇り
風 :北風
月齢:1.3
潮 :大潮 13日満潮21:47潮位277cm 
   中潮 14日干潮04:13潮位9cm   満潮10:39潮位296cm
狙い目:メバル
釣り方:浮釣り
餌 :アオムシ
釣果:メバル20程度
釣友:元同僚T、S=同程度

【2月15日過去の釣行記録】
・2008年櫛ヶ浜港防波堤、18:30~21:30、小潮、釣果=メバル13
・2009年第2埠頭東側、07:15~13:00、中潮、釣果=カレイ3・マダコ1
・2015年徳山築港、06:50~13:00、中潮、釣果=カレイ4
・2020年徳山築港、06:40~13:00、小潮、釣果=カレイ3・キス1・アイナメ1・イイダコ1

【この日の釣り情報】
・この日の釣り情報はありません。

【旧暦1月4日釣行記録】
・1998年01月31日、笠戸島周辺、午前中、中潮、船釣り、釣果=アジ・メバル大漁
・2005年02月12日、小踏日新製鋼波止場、09:50~16:20、中潮、釣果=カレイ1・アイナメ1
・2008年02月10日、第2埠頭東側、06:40~15:50、中潮、釣果=カレイ5・キス4
・2008年02月10日、笠戸大城下・洲鼻港、22:00~02:30、中潮、釣果=メバル1
・2011年02月06日、櫛ヶ浜港新防波堤、19:15~21:40、中潮、釣果=メバル7
・2016年02月11日、第2埠頭東側、07:00~14:30、中潮、釣果=カレイ2・メゴチ1R
・2016年02月11日、新日鐵波止場、06:30~16:30、中潮、釣果=キス3・アナゴ1・ボラ1

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千一夜第3章第266夜 下コーズSOS(前編)

2021-02-14 15:49:56 | 浮釣り

2021.2.14(日)

17時46分、笠戸島沖下コーズからサンセットを愛でる。

釣友Tが13日夕方からの笠戸島沖下コーズの岩山でのメバル釣行を打診してきたのが9日だった。それじゃあ元同僚釣友SやHも誘おうということになり連絡するが、Sは娘さんの出産が近いということで家で待機するため欠席、Hは天候次第で行くと言うことだった。13日は16時出港ということになったが、午前中雨がばらついたようだが、夕方からは回復し私とS、それにHの3人で下コーズの岩山に上陸することと相成った。

周南市居守港の栄勇丸渡船でいざ出港だ。16時出港予定だったが、乗船者が全員早めに集合したので15分程度早く出港した。我々の他にはこの港の出入り口にある一文字防波堤や笠戸島火振り岬に上陸する渡船客が相乗りし順番に降ろしていく。我々は2番目の下船だった。

私は昨年の5月、7月に続き今回が3回目の上陸である。今回は1年で一番寒い時季の2月ということもあり、防寒着に身を包んでの上陸だ。ところが寒いはずの2月だがこの日は気温も高く防寒着は不要なくらいだった。この小さな岩山で竿を手に一晩過ごすのだが、この日は大変な目にあった。サプライズどころの騒ぎではない。命にも関わることである。今日の帰港後船長曰く、「この時季は1年で一番危険な時で、死亡した人も多い。危ないと思ったら早めの連絡を!」とのことだ。帰港後にそんなことを言われてもねえ。

早く出港したこともあり、16時過ぎには着いた。明朝7時に迎えに来ることになっている。この日は曇っていて暖かい。風は微風で海面も静かである。メバル釣りには絶好の条件が揃っているのだが、これが陽落ち頃から豹変するのだから信じられない。

まずはTがSにメバルが釣れそうな瀬をレクチャーをする。Sはここの常連だが、Hは2回目である。Hは前回、岩山の西側に殆ど居たので東側は良く解からないだろうからとの配慮であろう。私は日頃の運動不足もあり、一緒について歩くだけで足にくる。岩場を歩くのは非常に疲れる。

Hはまず日頃のスタイルで、延べ竿でメバルを狙う。餌の活エビを準備してきていた。陽がある内はタエビやモエビを撒きながらメバルを浮かせて釣るのである。私は鏑でメバルを試してみる。Tも鏑でやったが3人共メバルは釣れなかった。

岩山の天辺に荷物を集める。下の波の写真はクーラーボックスが置いてある位置に立って撮ったもの。

夕まずめ終了の陽落ちまでHは果敢に攻めるがメバルは一向に振り向いてくれない(18時現在)。

陽落ちまでは何の異変も無く、私とTは鏑釣りは早々に諦めて深夜用の夜食のおでんが待ちきれず早々と舌鼓を打つ。Hも諦めて夜食の仲間入り。今にして思えばこれも何か暗示しているのかも知れない。岩場で食べる熱々のおでんに少量のアルコール、美味いんだなあこれが!

私は暗くなった19時頃からアオムシを餌にメバル釣りを開始。第1投目から22~3㎝の良型メバルをゲットし3連荘で揚げる。ところがその後ライントラブルに見舞わられ絶好の好機を逃してしまう。TもHもやり始めるがサイズはあまり良くなかったようだ。このメバルのやり始め頃から、風も出ていないのに波だけが荒々しくなってきた。こんな経験は今までしたことが無い。先日、南太平洋で大きな地震があったがその影響だろうか、とか色々な原因を考えるがどれも真実味が無い。私は夜食を摂っていた場所の前辺りでやっていたが、やがてその岩の上にも波が上がりだした。その頃には夜食の用具など仕舞っていたので良かったが、岩の上に置いていた餌箱も流されそうになる。

8時過ぎになるとその大波は益々度を増し、我々が立っていた釣り場をも呑み込む。上の写真のクーラーボックスを置いていた所に避難する。クーラーボックスなどの道具はさらに上に置くが、やがて岩山の天辺にまで波が押し寄せ始めた。13日土曜日の満潮は本当は21時47分だが、Tが22時30分頃だと言ったので他の者はそれを信じる。この時点でまだ2時間もある。岩の天辺まで波が押し寄せてきたのであれば、2時間後の満潮時にはこの岩は海に隠れてしまいそうだ。

20時35分、遂にギブアップ。船長に迎えに来てのSOSの電話をする。こうなると迎えの船が来るのが待ち遠しいがなかなか来ない。やっと迎えの船が近づいてきたのは21時15分だった。本当はこの時がほぼ満潮時だった。しかし波は相変わらず荒い。大急ぎで船に乗船した時にはほっとしたものだ。そして次の瀬に向かった。一晩の内に瀬替わりをしたのも初めてのことである。

続きは次回。

釣行日:2月13日
旧暦:1月2日
場所:下コーズ 
時間:19:00~20:15
天候:曇り
風 :弱風
月齢:1.3
潮 :大潮 満潮21:47潮位277cm 干潮03:41潮位0cm
狙い目:メバル
釣り方:浮釣り
餌 :アオムシ
釣果:メバル5
釣友:T=メバル2、H=9

【2月14日過去の釣行記録】
・1998年小踏日新製鋼波止場、13:00~16:00、中潮、釣果=カレイ5・メバル2
・2010年第2埠頭東側、06:20~11:30、大潮、釣果=イイダコ1

【この日の釣り情報】
・この日の釣り情報はありません。

【旧暦1月3日釣行記録】
・2005年02月11日、小踏日新製鋼波止場、昼間、中潮、釣果=42、27㎝チヌ2
・2008年02月09日、櫛ヶ浜港防波堤、19:20~21:50、中潮、釣果=メバル3
・2011年02月05日、粭島小瀬戸、18:30~20:40、中潮、釣果=メバル1
・2011年02月05日、大島大原、21:00~23:00、中潮、釣果=メバル5
・2014年02月02日、櫛ヶ浜港防波堤、18:30~19:40、中潮、釣果=ボウズ

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千一夜第3章第265夜 釣行切り上げ足湯へ

2021-02-05 19:17:03 | サーフ

2021.2.5(金)

釣行記事は後半にて。昼頃釣行を切り上げ笠戸旅行村の足湯へ入ろうと向かう。写真の手前が本土側、向こう側が笠戸島である。笠戸島へ渡る前に、笠戸大橋下に来てみた。釣り人は1人だけ居たが、とても良いロケーションであり、今日はここでやれば良かったと後悔する。土日はこの半円の埠頭に釣り人が多く集まるが、平日はガラガラのようだ。次回はここへ来てみようと思う。ここは広々としていて気持ちが良い。この海峡は船が沢山通るのでちょっとラインには気を付けなければならない。それに潮の通りが早いので、普段使っている30号の錘もゴロゴロと海底を転がる。左手から右手に潮が流れる時には、左手(西)に投げた仕掛けが橋の下を過ぎて右手まで転がることがある。90℃以上転がる訳だ。仕掛けが止まった所はやはり根掛かりするような所なので仕掛けを切る嵌めになることもある。しかし気持ちも気分も晴れ晴れとするロケーションである。

笠戸大橋下の下見を終えて笠戸旅行村にやって来た。山の上にあるのでロング・アンド・ワインディング・ロードを車で昇る。すれ違う車は2~3台だった。旅行村の客はまばらで足湯は誰も居らず空いていた。早速靴下を脱いで入ってみた。

客が多い時は3人一組で1人@10分と書かれていたが、足湯は私一人だったので10分以上浸かっていたように思う。足は暖かいが、まだ戸外は冷たいので上半身は寒かった。春頃の陽気になれば最高だろうなと思う。足湯から上がって450円の肉うどんを食べている内に足は暖かさを増し、とても軽くなったように感じる。昨年末にストレスチェックを行ったが、ストレスは皆無の状態だった。元々嘱託勤務であり営業所の業績やその他管理面の重圧も無いのでストレスもあろうはずも無いが、日頃ストレスに晒されている人には是非お勧めの場所です。身も心もスッキリだ。

足湯から上がって国民宿舎「大城」へ向かう。笠戸島の県道は1本道で途中途中に広場が沢山ある。どの広場にも車が数台停まっていたが、やはり平日、年寄りばかりである。その内の1箇所だが、菜の花が見事に咲いていたのでついつい寄せられた。ミツバチじゃないが、黄色の花の花壇は人をも寄せ付けるようだ。私の他に3人の年寄りが写真を撮ったり見とれていたりしていた。春も間近だと感じられる。

国民宿舎「大城」への入り口付近には「河津桜」の木が数本植えられている。確か、河津桜はこの街道沿いに沢山植えてあるはずだ。ただ、私が開花状況を見るのは何時もこの場所である。まだ満開には程遠く、疎らではあるが開花しているものもあった。

河津桜が植えてある対面に国民宿舎大城への案内板がある。その後ろには巨大な恐竜が控えている。私の子供が小さい頃には良くここに遊びに来たものである。この横の丘には蒸気機関車も展示してある。子供らが自由に乗り降り出来、休日には賑わう場所である。この入口から数百メートル先が大城である。久し振りに来たので宿舎の中に入ってみようと思ったが、何と、40台くらい駐車できる駐車場は満杯で停めるスペースは無かった。100メートルくらい戻ると第2駐車場もあるが、ちょっと歩くのが大儀だったので止めた。それにしても、このコロナ過の中、どうして?という疑問符が付いたが究明せずに帰った。

今日は久し振りに天気も回復するということだったので、日立製作所南方岸壁にやって来た。6時半頃着いたが辺りは真っ暗なので暫く車中で暖を取って待つ。6時50分頃から暗闇も薄くなり始めたので早速竿を出す。まだまだ水温は低いので餌取の小魚も活性が悪く、餌の消費も悪いだろうと思い、何時もより餌の購入を20%減にした。前回もそうだったが、7時20分頃、漁船が恐らくナマコ取りだろうと思うが、海底を掻き混ぜ始めた。これが良い方に転べば良いのだが・・・。

釣行開始から1時間経過、6本全部の餌を付け替える。その内の1本に餌と見紛う程の小さなイイダコが付いていた。岸壁の上に乗せると、頭を持ち上げきょろきょろと辺りを眺めまわす素振りをする。可愛らしい仕草である。海底とは違い明るいので戸惑っているのだろうか。気圧も違うので足元も覚束ない。この後、海に帰してやると直ぐに潜って行った。餌は殆ど最初に付けたままだった。

9時には真っ黒のナマコが釣れる。黒いが磨けば青くはなる。しかし黒いナマコは持ち帰らないことにしている。そのまま海に帰す。

釣行前の予想通り、餌はあまり無くならない。リールを巻き戻す時、重い時には殆どヒトデが付いている。この海底にはヒトデがうじゃうじゃ居るものと思われる。本命のカレイは全くアタリすら無い。諦めて納竿するちょっと前にアイナメが立て続けに2本釣れる。写真は最初のもので11時30分に釣れた24㎝のもの。40分にもほぼ同型のものが釣れる。今夜はアイナメの煮付けか。

餌は余っているが、12時頃には納竿する。この記事の冒頭に書いたが、足湯に行こうと思い付いたためだ。ここから1キロ程度の所が笠戸大橋である。誰か竿を出しているかなとちょっと覗いて行く。足湯までは車で10~15分程度の所なので直ぐに着く。次回もこのパターンで行こうと思う。但し釣り場は笠戸大橋下の予定である。

旧暦:12月24日
場所:日立製作所南方岸壁
時間:06:50~12:00
天候:晴れ
外気温:7時2℃
風 :弱風
月齢:22.9
潮   :小潮 満潮13:56潮位240cm 干潮07:57潮位111cm
狙い目:カレイ
釣り方:サーフ
餌   :アオムシ・ホンムシ
釣果:24㎝アイナメ2

【2月5日過去の釣行記録】
・1993年笠戸島反田、00:00~03:00、大潮、釣果=サザエ200個
・2005年第1埠頭南端西側、15:00~18:10、中潮、釣果=ボウズ
・2006年第1埠頭南端西側、09:00~15:30、小潮、釣果=2人でキス3・カレイ2・カナガシラ2
・2011年粭島小瀬戸~大島大原、18:30~23:00、中潮、釣果=メバル6
・2012年第1埠頭防波堤、07:30~11:30、大潮、釣果=アイナメ1R

【この日の釣り情報】
・この日の釣り情報はありません。

【旧暦12月24日釣行記録】
・2007年02月11日、第2埠頭東側、06:30~17:30、小潮、釣果=カレイ3・マダコ2・ハゼ1

 

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