千一夜第3章第380夜 畑を作ろう その32

2023-05-28 00:59:23 | 百姓仕事

2023.05.28(日)

収穫の晩春である。

5月21日(日)

娘と孫等がジャガイモ(男爵)の収穫を手伝いに来た。A面⑥の畝であるが、予め茎や葉っぱを抜き、マルチも剥がして直ぐに掘れるようにしていた。
長女の孫は直ぐに最初の1個を見付け大はしゃぎ、次々と掘り出していった。次女の方はあまり畑仕事は向かないようで、見守っている方が多い。3女が最もやんちゃであるが、まだ自分で掘ることは適わない。
男爵は今年初めて植えてみたが、総じて小振りだった。もしかしたら、根欠きが不十分だったかも知れないし、こんなものなのかも知れない。

孫の3女(2歳)が獲ったジャガイモを見せに来る。まだあまり言葉にはならないが、“じいちゃん”だけは言えるようになった。
男爵の総数の期待値は300個だったが、260個に留まった。この後、友人が直ぐに取りに来た。

5月22日(月)

A面⑧のソラマメが連日20~50個程度収穫出来る。実を取り出して塩を振り掛けてオリーブ油で炒めると、ビールの最高のあてとなる。これも今年初挑戦だったが、今後は毎年植えようと思う。品種は忘れてしまったが、実はどうも最大級のものらしい。種豆はブルーに塗られていた。

A面⑦のタマネギを収穫。全部で51個あったが、まだネギの茎がしっかりしているものまで収穫したのは失敗である。やはりネギの部分が枯れて倒れてからの方が良いようである。ネギの部分が枯れた頃が玉は一番大きくなり、また甘さも増すと近所の畑先輩が言っていた。もう1畝手付かずのタマネギの畝があるので、十分に枯らしてから収穫しようと思う。

収穫後は直ぐに畝の再造成に取り掛かる。畑を耕し固まっている土を均す。苦土石灰、牛糞、鶏糞をブレンドして更に掻き混ぜる。そうして畝の周りの土を掻揚げて漸く畝の様相を呈してくる。そして畝の周りを平鍬の裏で打って固めていく。これで一応畝は完成する。最後にマルチを掛けて終わりである。この状態で、最低でも2週間、永くて2か月程度寝かしておくのが良いと聞いているが、次の野菜を植える時季が迫っていると直ぐに植えてしまう。これまでの経験上、ジャガイモだけは充分に畑を休めて植えなければ失敗すると解っている。牛糞とイモの相性が悪く、直ぐに種芋を植えると腐ってしまう。畝造り、種蒔き(或いは移植)、水やり、収穫と、この循環を繰り返すので結構忙しい。

5月27日(土)

A面⑤の畝のメ―クイーンを全部収穫した。葉も枯れ、茎も倒れてきたので掘ってみた。1畝で大小合わせて360個収穫できた。昨年同様の収穫量である。
今年はメ―クイーンを2畝作った。5月23、24日にも、孫等が来てA面②のメ―クイーンを掘ったが、この畝は311個収穫できた。2畝併せて671個収穫したが、東京在住の娘や友人等に半分程度配った。孫等は肉じゃがやポテトフライなどが好物で沢山食べたと言っていたが、連日では飽きてしまうだろう。

【5月28日過去の釣行記録】
・2005年第2埠頭東側、05:30~18:30、中潮、釣果=カレイ2・アイナメ2・ハゼ5・アジ3
・2016年八島周辺、07:00~12:40、小潮、船釣り、釣果=マダイ2・チダイ3・トラハゼ1・ベラ1
・2017年祝島周辺、07:00~12:40、中潮、船釣り、釣果=マダイ1・メバル1・カサゴ3・ベラ多数R

【この日の釣り情報】
・この日の釣り情報はありません。

【旧暦4月9日釣行記録】
・2006年5月06日、笠戸本浦港石堤防、昼間、小潮、釣果=カレイ7(25~30cm)
・2007年5月25日、櫛ヶ浜港防波堤、20:40~23:40、小潮、釣果=メバル5・キス1・アナゴ1R
・2009年5月03日、新日鉄波止、1日中、小潮、釣果=キス5・ベラ1・小アジ多数
・2013年5月18日、徳山築港、04:55~14:20、小潮、釣果=カレイ9・キス5・アイナメ2・ハゼ1

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千一夜第3章第379夜 畑を作ろう その31

2023-05-10 14:46:31 | 百姓仕事

2023.05.10(水)

ゴールデンウイーク終盤は雨続きで釣行も叶わなかった。
畑の中央北側でその存在感を誇示していたサクランボの木も、5月8日には殆どの実を鳥に喰われて見る影も無かった。6日、7日と雨天だったので私は畑にも出られなかったが、鳥たちも同様に姿を見せなかった。8日には晴れたので早朝から30分程度サクランボを収穫した。恐らくこの日がサクランボは最期だろうと踏んでいた。荒天明けで鳥たちも腹を空かせているだろうから。
午前中は所用で出かけ、その帰りに友人と待ち合わせて食事をした。昨年同様この友人もサクランボを捥ぎに来ると言うので一緒に帰宅した。さて捥ごうと畑に出て見ると、赤く染まっていた木は緑の葉っぱだけになっていた。私が出掛けた後に鳥たちがやって来て全部平らげたようだ。友人には朝方捥いでいたサクランボを進呈したが、捥ぐ準備をして来ていたのでがっかりしていた。こんなこともあろうかと思い朝方捥いでいて良かった。今年の収穫期間は4月27日~5月8日早朝までだった。

数年前のことだったが、午前中はまだサクランボが沢山実を附けていたが、午後からほんの数時間の間に見事にサクランボの実は無くなっていた。私が畑を覗いた時に一斉に鳥たちが飛び立つのが見えた。この時はショックを隠せず地団駄踏んだものだ。この時も会社の同僚女性が子供を連れて捥ぎに来たが、事前に捥いでいたのを進呈した。しかし翼々考えて見れば、鳥たちがサクランボの実を食べていたる所に種を蒔く、その種の一部はやがて発芽して木となり実を附ける、鳥たちの仲介で食物連鎖が起こる訳だ。まあこれは仕方ない事である。

サクランボも大量に収穫出来るので、梅酒ならぬサクランボ酒を作ってみた。瓶と氷砂糖、35度の焼酎を買って来て漬けて見た。左側のは6日に製造、右側は7日製造である。何れも雨降りでやることが無いので作ってみた。氷砂糖は直ぐに溶けてしまうようだ。2~3日に一度はひっくり返して良く混ぜた方が良いと書いてあったので逆さにしてみる。ただ、飲み頃が良く解からない。梅酒なら焼酎と氷砂糖の浸みた実も旨いが、サクランボの実は食べられるのだろうか。

イチゴも連日30~50個程度収穫出来る。
品種は確か4種類あったと思うが、2世~5世をごちゃごちゃに植えているので、どれがどれやらさっぱり解らない。品種により大きさも甘さも異なるので食べ見なければどれが美味いか解らない。しかしどれもまずまずの甘さである。最近では孫等も飽きたのかあまり食べなくなった。毎日これだけ収穫すれば飽きても仕方が無い。今回失敗したのは、イチゴの実が成長する間に地面に直接触れているものが多かったが、その対策をしなかったことだ。地面についているものは殆ど腐ってしまった。来年からは藁を敷くなり何らかの対策をしようと思う。

ソラマメも今が収穫の時季である。
昨年の10月17日に種を植えて見た。初めて作るので様子が良く解からないままやった。11月初旬には発芽したが、その後は大して育たなかったし、虫が葉を食い尽くして見る影も無くなったので失敗かと思っていたが、春になりぐんぐん大きくなった。近所の畑の先輩もこれには吃驚していた。先輩もこりゃ駄目だと思っていたらしい。14個の苗なので数百個も生っているに違いない。先日家人に付き合ってスーパーに行ってみると、エンドウ豆1個40円で売っていたのには吃驚した。


種蒔きから6か月後の収穫である。孫娘の長女は私の畑仕事を手伝いたくて仕方ないようで、何時も水やりは良いの?とか、何か収穫出来ないの?とか聞いて来る。普段の作業と言えば主に草取り、こればかりはやらないだろうと思い孫には言わない。今回はエンドウ豆、イチゴと収穫出来るものがあるので、この日も早速畑に出て鋏で摘み取る。この後、皮付きで焼いたのと、実を取り出して焼いたのと両方食したが、実を取り出して塩を振りかけてオリーブ油で焼いた方が旨かった。

【5月10日過去の釣行記録】
・1997年笠戸島周辺、07:00~14:00、中潮、船釣り、釣果=ボウズ
・2007年櫛ヶ浜港防波堤、20:15~22:30、小潮、釣果=メバル22
・2014年徳山築港、04:50~13:00、中潮、釣果=カレイ4・キス4・チヌ1R
・2015年徳山築港、05:00~10:30、小潮、釣果=キス3・アナゴ1R

【この日の釣り情報】
・この日の釣り情報はありません。

【旧暦3月21日釣行記録】
・2001年04月14日、切戸川河口、昼間、中潮、釣果=アサリ大漁
・2005年04月29日、笠戸本浦港防波堤、09:30~17:00、中潮、釣果=グチ1・アジ20・メバル1
・2008年04月26日、中電西側岸壁、06:15~14:45、中潮、釣果=カレイ1・アイナメ1
・2008年04月26日、櫛ヶ浜旧港防波堤、華西防波堤、19:50~21:20、中潮、釣果=メバル3・アジ4
・2010年05月04日、粭島小瀬戸橋、19:30~22:40、中潮、釣果=メバル9・アジ4

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千一夜第3章第378夜 三度目の正直ならず

2023-05-03 20:12:39 | サーフ

2023.05.03(水)憲法記念日

今朝は東風が吹いて少々肌寒かった。早朝から10時になっても外気温は15℃のままだった。5時10分頃釣り場に着いたが、釣り人は誰も居なかった。ゴールデンウイークなので親子連れが来ているかと思ったが、何だか拍子抜けだった。今の時季は4時45分くらいに朝まずめが始まる。従って釣り場に着いた時にはまずめタイムは終わっていた。釣り人はまずは潮汐よりも朝まずめを狙ってやってくるものだ。私の場合、4時頃起床したがダラダラしている内に時間は過ぎてしまった。

前2回の釣行でそれぞれ尺ガレイを1枚宛ゲットしているので、3度目の正直で今回は尺ガレイを複数枚ゲットしてやろうと意気込んで来た。5時15分にサーフ開始。今年に入ってから酷い50肩になって、それまでのようなサーフの飛距離は出せなくなっている。恐る恐る投げているといったところだ。一頃よりは肩の痛みも和らいできたが、ちょっとした腕の仕種によっては激痛が走る。ちょい投げよりは少し飛ばせる程度である。

7時30分になってやっと1尾目のキスをゲット。20㎝程度ありまずまずのサイズである。これが5~6尾くれば良いのだが・・・。結果からすればこれが最初で最後の1尾だった。1尾なのでリリースした。常連の散歩人が来て、このサイズのキスが釣れれば良いなあと言う。この散歩人は福川の埠頭でキス専門の釣り人である。昨日はピンギス5尾程度で、持ち帰りも憚れることから、埠頭で待っているカモメに餌として与えて帰ったと言う。真面な釣果は殆ど無いと言っていた。

9時頃になってポツポツと釣り人が来始めた。親子連れのサビキ釣りが2組、サーフ人が1人程度である。先ほどの散歩人が言っていたが、下松第2埠頭は親子連れの釣り人が多かったそうだ。釣果は下松も全く駄目で、ここでも全く釣れず1時間程度で皆帰ってしまった。私は昼頃までは粘ろうと居座る。カレイは腰で釣れという格言もある。

今年はサーフした後、巻き上げた仕掛けにドロドロの海藻が巻き付いて揚がって来る。これは日立製作所南方岸壁でも同じだが、この釣り場では過去に記憶がない。これじゃあ底魚も釣れないだろうなと思う。時季的にたまたまなのか、最近はずっとこういう状態なのか良く解からない。昨年から釣行回数が激減しているのではっきりしない。これが常態だとすれば、釣り場を替わる時季に来ているのかも知れない。

7時15分には25㎝程度の割と大きめのメゴチが釣れた。メゴチも白身で美味しい魚と言うが、私は持ち帰ったことは少ない。今日も即リリースした。メゴチが釣れればカレイが居ても不思議では無いのだが、一向に姿を見せない。埠頭から真下に降ろしている竿も何も釣れない。

9時10分には何と重い、またまたヒトデかと思ったが、浮かんできたのはナマコだった。皮膚にガッチリ針掛かりしていた茶色のナマコ、絶品である。今日はこのナマコのみ持ち帰った。

晩酌に早速ナマコ、私の歯でも難なく咀嚼でき大変美味だった。カレイと同格だったかも知れない。

釣行日5月3日
旧暦:3月14日
場所:徳山築港
時間:05:15~11:30
天候:晴れ
風 :東風
外気温:15℃
月齢:12.9
潮   :大潮 満潮07:18潮位276cm 干潮13:34潮位67cm
狙い目:カレイ
釣り方:サーフ
餌   :アオムシ
釣果:キス1R・メゴチ1R・ナマコ

帰宅後はイチゴとサクランボの収穫に精を出した。
昨日もイチゴ40個、サクランボ1籠収穫したが、夕方から孫等が来て、長女はイチゴを少々、次女はサクランボを爆食い、三女はイチゴを爆食いした。昨年は次女もサクランボを少ししか食べなかったが、今年は爆食いである。お皿にはサクランボの種が山盛りになっていた。幾ら食べても構わないが、お腹を下さないようにしないとね。そう言えば、隣のエステのお姉さんにもサクランボをお裾分けしたが、子供が爆食いしたと言っていた。サクランボの時季はとても短いので、普段、爆食いなんて出来ないだろうから、子供も本能的に止められない止まらないになったのかも知れない。

今日もイチゴ60個、サクランボを籠一杯収穫したが、これは孫の次女に進呈分である。朝昼晩におやつとして食べると言っていた。近所にも少々お裾分けした。

【5月3日過去の釣行記録】
・1997年出光興産桟橋、15:00~20:00、船釣り、中潮、釣果=メバル・アイナメ
・2006年笠戸寺崎、19:50~23:45、中潮、釣果=メバル12・カサゴ1・アジ1
・2007年笠戸本浦港防波堤、06:00~18:00、大潮、釣果=カレイ5・キス5・タコ1・ナマコ3
・2007年笠戸大城下、18:30~00:20、大潮、釣果=メバル33・クジメ2
・2008年第2埠頭荷揚場、06:00~17:30、中潮、釣果=カレイ9・キス3
・2011年洲鼻港防波堤、06:50~12:30、大潮、釣果=カレイ1
・2012年落港防波堤、07:00~10:00、中潮、釣果=ハゼ2
・2013年徳山築港、04:57~16:40、小潮、釣果=カレイ6・キス9・アイナメ1・タコ2
・2017年徳山築港フェリー乗り場南端、05:20~12:00、小潮、釣果=カレイ7・マダイ1・ベラ1・キス1
・2021年徳山築港灯台北側、05:20~13:00、小潮、釣果=33、34㎝カレイ2・27㎝ギザミ1

【この日の釣り情報】
・2006年上関四代、15:00~21:00、中潮、釣果=メバル20
・2009年新日鉄波止場、1日中、小潮、釣果=キス5・ベラ1・小アジ多数

【旧暦3月14日釣行記録】
・1993年05月05日、笠戸タンダ、午後~、大潮、潮干狩り=サザエ少々
・1997年04月20日、出光興産桟橋、07:00~13:00、船釣り、大潮、釣果=メバル30
・1999年04月29日、奈切大気暴露試験場前、09:00~12:00、大潮、釣果=カレイ2
・2007年04月30日、切戸川河口、19:00~21:00、大潮、釣果=3人でキス3
・2008年04月19日、柳井中電桟橋・上関沖合、06:40~13:00、船釣り、大潮、釣果=アジ多数・チヌ1・カサゴ7・トラハゼ1
・2009年04月09日、笠戸寺崎、昼間、大潮、釣果=カレイ1
・2011年04月16日、中電西側岸壁、06:40~10:40、大潮、釣果=カレイ1・チヌ1・イソカサゴ1
・2015年05月02日、徳山築港、05:00~16:00、大潮、釣果=カレイ7・キス3・ハゼ3
・2018年04月29日、今津川河口東側、05:40~11:40、大潮、釣果=23cmカレイ1 釣友S=46.5㎝マコガレイ

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