千一夜第2章第577夜 エギング散歩３ 本浦港

2012.09.29（土）

本浦港の長い防波堤、今日は潮が大きく満潮時なので防波堤の先には波が上がっている。昔はここでよく釣行したものだが、こんな光景はあまり記憶に無い。

本浦港から寺崎方面に行く海岸、波止が完全に波に覆われている。真ん中に岩が見えるが、これは波止から出ている石堤防の一部だ。堤防もほぼ完全に波に呑まれている。先日はこの石堤防の先からエギングしたのだが。

今日は港の清掃日のようだ。20人くらいの人が集まってゴミを焼いている。

釣行日：9月29日（土）
旧暦：8月14日
場所：笠戸本浦港
時間：07:20～08:50
天候：晴れ
風　 ：西弱風
月齢：13.0
潮　 ：大潮　満潮08:02潮位313cm　干潮02:01潮位82cm
狙い目：アオリイカ
釣り方 ：エギング
餌　 ：餌木3号
釣果：アオリイカボウズ、イイダコ2R

今朝もエギング散歩をした。徳山湾は駄目だというので下松笠戸島へ行ってみた。先日本浦港でアオリイカが揚がったので、今朝も本浦港を目指す。

港に着いたのが満潮時に近かったのだが、写真の通り防波堤すれすれまで潮が来ている。寺崎方面に行く波止も波を被っていて歩けない。嘗ては本浦港には随分と通ったものだが、こんなに潮が高い記憶は無かったのでいささか驚いた。それでも潮が来る前に寺崎に入っていたのだろうが、エギンガーの姿が3人見える。

港をざっと見渡すと釣り人は20人程度か、その内、エギンガーは半数の10人くらいと思える。私は寺崎方面には行かず、本浦港の長い防波堤に入る。防波堤には外灯が数本立っているが、外灯周辺にイカ墨が多い。恐らく夜のエギングの釣果だろう。しかし新しい墨は見えないので、最近は揚がっていないのかも知れない。防波堤の下には小魚が沢山いる。チヌやクロの姿も見えるが、今朝は長い防波堤でのサビキや浮き釣り人はいない。

防波堤には私を含めて3人がエギングをしているが、誰もアタリは全く無く、アオリイカも餌木を追いかけて足元まで来る気配も無い。イイダコが2杯揚がっただけだがこれはリリース。散歩ついでなので無理することなく納竿。

【9月29日過去の釣行記録】
・2007年福川夜市川河口、06:10～10:10、中潮、釣果＝キス11・マダイ1・カレイ2・キビレ1

【この日の釣り情報】
・この日の釣り情報はありません。

　

千一夜第2章第576夜 エギング散歩２ 大島奈切

2012.09.27（木）

釣行日：9月26日（水）
旧暦：8月11日
場所：奈切
時間：06:30～09:00
天候：晴れ
風　 ：東弱風
月齢：10.0
潮　 ：若潮　満潮05:38潮位254cm　干潮12:05潮位93cm
狙い目：アオリイカ
釣り方 ：エギング
餌　 ：餌木3号
釣果：アオリイカボウズ
この日は携帯電話を忘れてきたので写真無し。

26日早朝もエギング散歩をした。リハビリがてら歩くのは良いのだが、これに釣果が伴うと言うこと無しなのだが・・・。

入院中に見舞いに来た同僚Nが、アオリイカが揚がっていると吹聴していたのを思い出し、彼のホームグランド？の奈切に行ってみた。記録を見てみると2010年9月4日に行っていた。この時はもう1人、同僚Sも釣行している。Sはこの日、生まれて初めてアオリイカを釣った日である。

釣り場は山の上から獣道を降りて行き岸壁に出た所である。山の上の道路端には既に車が3台停まっていた。Nが言っていた通りアオリイカが揚がっているんだろうなと思い、釣り場に行く足取りも速くなる。しかし、崖の中にある獣道を通って降りて行くのだから、慎重に降りなければならない。普通の運動靴を履いているので足元が滑る。荷物で両手も塞がっているので、バランスを取りながら降りて行く。

足を滑らせながらも何とか釣り場に出ると、長い岸壁に均等に3人が分かれてロッドを出している。3人とも別々に来た釣り人だった。但し、1人はタコを探っていた。岸壁の一番南端の人は全く釣れんとぼやく。私は岸壁に出た辺りからロッドを出し、北側に徐々に移動して行った。早朝は岸壁が山の陰になっているので陽が当たらない。この時季は陽が当たらないともう寒い。私は半袖シャツだったので鳥肌が立っていた。

アタリは全く無く、アオリイカも餌木を追いかけて足元まで来る気配も無い。一番北側の岸壁が括れている辺りでロッドを出していた釣り人がこちらに帰って来た。15cmくらいのアオリイカを1本揚げたそうだ。今は湾内に青物が入って来ているので、アオリイカは逃げて居ないとのことだ。彼もここがホームらしく的確な情報持っているようだ。

そうか、常連が釣れないのなら今日は駄目だなと思い納竿する。南端でやっていた釣り人も今日はボウズだと半ば諦めているようだ。結局、私が一番遅く来て一番早く納竿した。散歩ついでなので無理はしない。

【9月22日過去の釣行記録】
・2007年日石前防波堤、05:45～07:45、中潮、釣果＝アオリイカ1

【この日の釣り情報】
・2007年日石前防波堤、20:30～22:40、中潮、釣果＝アオリイカ2

　

千一夜第2章第575夜 手術入院前釣行２徳山築港

2012.9.26（水）

今夜は入院前の釣行記録第2弾（9月2日釣行）を記載しておきます。文章も釣行日に書き溜めておいたものです。

9月2日の徳山築港。私は引き釣りから置き竿に変えたところ。

釣行日：9月2日
旧暦：7月16日
場所：徳山築港
時間：06:30～09:20
天候：晴れ
風　 ：無風
月齢：15.5
潮　 ：大潮　満潮09:27潮位326cm　干潮03:30潮80cm
狙い目：カレイ
釣り方 ：サーフ（引き釣り）
餌 　：ゴカイ
釣果：キス11

9月2日（日）、もしかするともう釣行出来なくなるかも知れないので、手術（6日）前に釣行しておこうと徳山築港を目指す。昨夜の釣行でボウズだったし、餌が殆ど余ってしまったので早朝のキス釣りとした。

築港に着くと既にチヌ釣り人が竿を出していた。光市の釣り人とのことで、私と同じく竿を出してさえいればそれで良いとのことだ。昨日はチヌが4枚釣れたが、今日は全くアタリも無くアジさえ釣れないとのこと。

久し振りの好天の釣行だ。何だか景色が眩い。釣り人が少ないのは最近何処も同じ。釣れないからに他ならない。足元にはサヨリの大群が群れているが、鉛筆サイズのものなので誰も釣ろうとしない。港の中央辺りではボラが三段跳びをしている。

私は浮き釣り人の傍から引き釣りを開始する。第1投目から20cmオーバーのキスがくる。エギング用ロッドなので、アタリが良く伝わり引きも楽しめるので面白い。8時までに10尾釣れて一安心。後は余裕でやるが、8時を過ぎると暑くて敵わない。それでロッドは仕舞い込み、サーフ竿を取り出し遠投して置き竿にした。自身は車中で涼みながら竿先を見つめる。しかし暑くなると魚の活性は悪くなるし、満潮に近づくと潮も動かなくなる。潮が動かないとやはり魚は釣れない。

本来なら8時半には納竿していただろうが、隣の浮き釣り人が話しかけてくるので、ついつい付き合った。満潮時には完全に潮止まりとなったので、有無を言わさず納竿、浮き釣り人はもう少しやって帰るとのことだ。入院が5日なので、明日か明後日にもう一度やってみようと思う。

【9月26日過去の釣行記録】
・2009年洲鼻港防波堤、07:00～11:50、小潮、釣果＝コウイカ2・カワハギ1・ギザミ3・小ダイ7
・2010年日石前防波堤、17:00～19:00、中潮、釣果＝アオリイカボウズ

【この日の釣り情報】
・この日の釣り情報はありません。

　

千一夜第2章第574夜 手術入院前釣行１櫛ヶ浜港

2012.9.24（月）

今日は退院の挨拶に本社に行ってきました。一ヶ月程度会社を休むと、皆の顔がとても懐かしく思えました。その後、私の支社に寄って半日ほど仕事をしてみましたが、デスクワークではありますがとても疲れました。正式には10月10日から出勤ですが、まずは体力を回復させることが先決だとひしひしと感じました。

今夜は入院前の釣行記録第1弾を記載しておきます。文章も釣行日に書き溜めておいたものです。

釣行日：9月1日
旧暦：7月15日
場所：櫛ヶ浜港新防波堤
時間：18:40～20:20
天候：晴れ
風　：南東弱風
月齢：14.5
潮　：大潮　満潮21:24潮位334cm　干潮15:09潮位57cm
狙い目：メバル
釣り方：浮釣り
餌　：ゴカイ
釣果：ボウズ

9月1日（土）、もしかすると釣行出来なくなるかも知れないので、手術（6日）前に釣行しておこうと櫛ヶ浜港を目指す。旧暦7月15日の釣果は良くないが、取り敢えず海に向かう。

港は少し風が強かったが直に治まるだろう。釣り人は2人だけだ。東西に伸びた防波堤の中間辺りの括れたところに1人、この場所はチヌのポイントである。それから先端辺りに1人、アジかメバル狙いだろう。大潮にしては潮が動かないが、ここでは何時ものことである。

夕方の港では、夕涼みを兼ねた近所の主婦たち5～6人がわいわい騒いでいる。井戸端会議が港端会議に変わっただけで、何時の世も同じことの繰り返しが行われているのだろう。防波堤を犬の散歩で往復する人も多い。釣り人は少ないが人は多い。

日没は18時39分だが夕まずめでまだ明るい。完全に暗くならないとメバルは釣れない。竿の準備をするが、仕掛けを車に忘れていたので取りに行く。仕掛けを付けて竿を出す。今度は煙草を忘れていることに気付き、三度（みたび）車に戻る。病気のこともあり煙草を止めようと思うが、急には難しい。徐々に減らしてはいるのだが・・・。

釣果の方であるが、全くアタリなし。チヌ釣りの人も20時頃納竿して、私の所で暫く雑談、餌も無くならないそうである。台風の後で良いかなと思ったそうであるが、目論見は外れたようだ。私とて同じで、アタリが無いのだから餌は勿論のこと無くならない。20時20分には私も諦めて納竿。

釣行出来なくなるかも知れない釣行でボウズとは悲しい。餌が殆ど残っているので、明朝キス釣りにでも行ってみよう。

【9月24日過去の釣行記録】
・2007年日石前防波堤、05:45～07:45、中潮、釣果＝アオリイカ1
・2007年日石前防波堤、20:30～22:40、中潮、釣果＝アオリイカ2
・2007年日石前防波堤、20:30～22:40、中潮、釣果＝アオリイカ2

【この日の釣り情報】
・この日の釣り情報はありません。

　

千一夜第2章第573夜 秋の行楽

2012.9.23（日）　ナシ・ブドウ狩り

我が家から25kmくらい山間に入ると、周南市須金のフルーツ農園に辿り着く。多くの果樹農園があり、このようなナシ・ブドウ園が延々と続く。今日は我が家恒例の秋の行楽の一つ、ナシ・ブドウ狩りである。天気晴朗でまだまだ汗ばむが、風は心地よくなってきた。

私は専ら運転手兼指図人である。捥ぎ取るのは我が家の女性陣である。写真は20世紀梨を捥いでいるところ。大きな蜂がかなりいるが、果樹の方へ行くので人間には襲い掛からないそうだ。ナシもブドウも虫が食っているのも多いので、取る時には袋の下を破って良く覗いて見ないと駄目だ。それでもナシは5～6個は虫食いがあった。

ナシ2種類、ブドウ2種類、計4種類をそれぞれ1箱ずつ捥ぐ。ブドウを食べた後にナシを食べると水っぽく感じる。それは巨峰などブドウの甘味が強いのでそのように感じるらしい。ナシだけを食べればそれなりに美味いのだが。

帰りにはちょっと寄り道して栗拾いもした。栗ご飯もなかなかに美味いのでこれも楽しみだが、ここはハミ（マムシ）が出るらしいので早々に引き上げた。母は山菜も採っていた。今日は秋の味覚満載である。

【9月23日過去の釣行記録】
・2006年華西防波堤、17:00～01:50、大潮、釣果＝メバル10・アジ10・クロ1・タナゴ2
・2007年日石前防波堤、21:05～22:45、中潮、釣果＝アオリイカ1
・2008年晴海埠頭、19:15～22:35、小潮、釣果＝メバル5R3・アジ6
・2009年日石前防波堤・洲鼻港、06:00～07:50、中潮、釣果＝アオリイカボウズ・タコ1
・2010年日石前防波堤、18:20～20:00、大潮、釣果＝アオリイカボウズ
・2011年櫛ヶ浜港防波堤、18:33～20:25、若潮、釣果＝ボウズ

【この日の釣り情報】
・2007年第1埠頭南端、18:00～22:00、中潮、釣果＝2人でキス12・アオリイカ1
・2009年笠戸大橋下、19:00～23:00、中潮、釣果＝2人でアジ少々・アオリイカ1

　

千一夜第2章第572夜 エギング散歩１ 本浦港～寺崎

2012.9.22（土）　退院翌日

今朝の笠戸本浦港防波堤、この後釣り人で一杯になる。右肩遠くに見える笠戸大橋が綺麗だ。

寺崎で本日唯一のアオリイカ。

釣行日：9月22日
旧暦：8月7日
場所：笠戸島本浦港～寺崎
時間：07:00～09:00
天候：晴れのち曇り
風　 ：東弱風
月齢：6.0
潮　 ：小潮　満潮13:27潮位283cm　干潮06:35潮位71cm
狙い目：アオリイカ
釣り方 ：エギング
餌　 ：餌木3号
釣果：アオリイカ1

昨日退院したのだが、昨日は巨人リーグ優勝、民主代表選首相圧勝、オスプレイ国内初飛行（岩国基地から下関上空まで飛んだので、周南市上空も飛んだかも知れないが気付かなかった）、中国デモ鎮静化（スワ開戦かと思っていたが・・・）等重要な出来事が目白押しだった。私事で言えば、水分補給は充分に（1日2ℓノルマ）、但しアルコール、コーヒー等刺激物は控えめに、安静に等等医師から指示されていたが、軽い運動は黙認されていた。退院前3日間は早朝の散歩をしていたので、退院後の初日早朝は散歩がてらエギングしてみた。

6時半に家を出て笠戸島本浦港を目指す。港に着くと朝から釣り人が一杯である。私はまず長い防波堤に入ったが、既に10人近くの釣り人が居た。サビキ釣りが主でサーフは3人程度だった。エギングは1人も居なかった。

早速餌木を投げてみたが反応無し。10投目くらいで諦め、防波堤を出て寺崎方面に移動する。寺崎は嘗てメバル釣りに良く来た釣り場である。従って藻場が多い。こういう場所にアオリイカ（藻イカ）が居ると目星を付ける。寺崎のコーナー辺りには岸壁沿いに大量のテトラが積み上げてあり、恐る恐るテトラを伝って下の海岸に降りる。降りた目の前に浮き灯台があり、その灯台を目掛けて餌木を投げる。ここは結構流れが速いので餌木も流されるため、適度に餌木をしゃくらなければ根掛かりしてしまう。ここでも10投くらいしたが反応が無いので引き返す。

テトラを滑らないように慎重に登って岸壁に上がると、大勢の新たな釣り人が寺崎から観音崎の方に向かっていた。私はその釣り人たちと逆行するように来た道を取って返す。寺崎の突端を少し下ると丁度岬のコーナー辺りに差し掛かるのだが、昔、ここで60cm級のカレイが揚がった伝説の場所である。こんなゴロタ石の場所でアオリイカは釣れないだろうとは思ったが、餌木を2.5号から3号に交換して投げてみると、1投目でアオリイカをゲット、胴長15cmだが今の時季はレギュラーサイズだ。8時ジャストだった。この後数投するがアタリ無しだった。

寺崎から本浦港方面に帰る途中に石堤防がある。満潮時には大部分が海に沈むが、今朝は干潮時だったし潮も小さいので、堤防の先端まで出られる。先端から正面に餌木を投げ、しゃくっているとロッドがガツンと重くなった。アオリイカが乗った。リールを巻いて順調に寄せていたが、海面から揚げた途端、ポチャっと落ちた。手の一部が傘針にくっ付いていただけだった。逃した獲物ほど惜しいものはない。

今の時季はアオリイカも小さいが、群れに当たると数も上がるので面白い。小さくても刺身にしましたが美味しかったですよ。今朝は散歩ついでのエギングなので、病後のリハビリには丁度良いくらいの釣行だった。

【9月22日過去の釣行記録】
・2007年日石前防波堤、05:45～07:45、中潮、釣果＝アオリイカ1

【この日の釣り情報】
・2007年日石前防波堤、20:30～22:40、中潮、釣果＝アオリイカ2

　

千一夜第2章第571夜 釣り好日再開（退院）

2012.9.21（金）　退院

本日（H24.09.21）退院しました。

この度、約1ヶ月に渡る長期療養にて漸く体調も回復し、社会復帰できる体力も戻りました。完治という訳にはいきませんが、これからは病気と上手く付き合っていく所存です。

もう暫くは通院等もありゆっくりしたいと思いますが、勤務先の方にも多大な迷惑を掛け、また多くの人々にもご心配をお掛けし、ここに謹んでお詫びとお礼を申し上げます。

ブログ休載中も支援して頂きました読者の方々には、大変ありがとうございました。休載中のアクセス、閲覧数も予想より遥かに多くの支持を頂きました。

さて、元気になりますと釣行の虫がうずうずと騒ぎ出して参りますが、10月に入ってからぼちぼちと釣行も再開したいと思います。今はアオリイカのシーズン・インとなり、釣友たちも防波堤や海岸を徘徊しているようです。メバルはもう少し寒くなってからがシーズン・インとなります。

入院前に3回ばかり釣行した記録がありますので、追い追いアップしていきたいと思います。記事的には少し色褪せて参りますが、個人的な記録なので釣果の如何に関わらず記載しておこうと思います。

【9月21過去の釣行記録】
・1997年笠戸島周辺、10:00～15:00、中潮、釣果＝ボウズ
・2008年晴海埠頭、19:00～23:30、小潮、釣果＝アジ15・チダイ1・クジメ1

【この日の釣り情報】
・2007年日石前防波堤、21:30頃、若潮、釣果＝アオリイカ2・マダコ1