千一夜第3章第215夜 尺ガレイはやっぱり重い

2020-03-29 18:49:26 | サーフ

2020.3.29(日)

東京ではオリンピックが延期になった途端に新型コロナウイルスがオーバーシュート(爆発的に感染患者が増える状況)し、何時ロックダウン(都市封鎖)するかも解らない。世界的にもこの感染症が大流行(=パンデミック、制御不能で大規模に流行する状態、反対語=エピデミック=特定地域流行病)している。感染場所が解らないケースも多くクラスター(=小規模な感染集団や、それによってできた感染者集団)が発生している状況も不明な場合が多い。何とまあカタカナ語の多いことである。新型コロナウイルスの感染拡大に伴いさまざまな専門用語が公的に使われている。河野防衛大臣が、日本語で言えることをわざわざ片仮名で言う必要があるのかと言っているが同感である。そう言えば、モラトリアム(返済猶予)なんてのもあった。東京在住の次女が、マスクが無いと言うので1か月分程度送った。

感染症予防では3つの「」(=換気の悪い閉空間、大勢が居る集場所、間近で会話する接場所)は絶対に避けてほしいとのことである。こうなると会社にも出られなくなる。その点、釣行では3つとも関係ないので心置きなくできる。

前日からの雨で釣り場は水浸しかなと思ったが、どうやらここは水捌けが良いようだ。今朝は天気も回復し、釣り場は外気温も9度で、無風なので寒くも無く釣り日和となった。但し、雨の後はなかなか釣果が上がらないことが多い。先週は久し振りに築港のホームグランドに行ったが、釣果は相変わらずで木っ端ばかりだった。それまでが30cm前後のまずまずのサイズのカレイが続いていたので、築港の木っ端ガレイを持ち帰った時には、家人が「またこんな小さいのを持って帰って・・・」と責められた。今週は面目躍如といきたいところである。

旧暦:3月6日
場所:日立製作所南方岸壁(旧日石前岸壁)
時間:05:40~14:20
天候:晴れ
外気温:朝方9℃
風 :無風のち南風
月齢:4.7
潮   :中潮 満潮11:00潮位265cm 干潮05:12潮位87cm
狙い目:カレイ
釣り方:サーフ
餌   :アオムシ・ホンムシ
釣果:33、24cmカレイ2・木っ端ガレイ1R・ナマコ2

6時前からサーフ開始。1時間程度置きに竿を揚げて餌を付け替えるが、6時台~8時台まで餌は無くなるものの、な~んも釣れない。9時45分に重いなあと思ったらナマコだった。生体反応は感じられないが、ナマコでも揚がっただけでも良いかと自分を納得させる。

8時頃、私のブログを見て来たらしい老人が、私の竿の2~30m左手に入る。サーフ竿1本と浮き釣り用の長い竿でサーフ開始した。浮き釣り用の竿は先が細いので錘の重さで既に満月竿になっている。その代わり竿先がしなやかなので、軽く投げてもまずまず飛ぶ。しかしタモを持っておらず、大物のカレイが釣れたらまず揚がらないだろうな。その老人、満潮の11時過ぎに木っ端だが1枚カレイを揚げる。私は6時前から来ていると言うのにまだボウズである。11時頃までボウズだったので今日は殆ど諦め気分だったが、その10分後の11時15分にやっと24cmのカレイが釣れる。竿にあまり反応が無かったので半信半疑だったが、揚げてみると付いていたという感じだった。まあこれでボウズは逃れた。

12時前にまた釣り画報の記者が来る。何でここでやっているのかと言うが、何処でやろうと私の勝手である。釣果は?と問われたのでボウズだと答える。この記者氏が来た時には大抵釣果が悪い。前回会った時の私の木っ端ガレイの写真が今月号に載っているよと教えてくれた。暫く話したが、釣行から帰りの釣り人が記者氏に「先程の親子連れが50cmくらいのチヌを揚げたよ」と言ったので、直ぐに引き返して行った。

記者が去って15分後くらいの12時25分、引いた竿がやけに重い。またヒトデのダブルかと思った瞬間、動いた、確かに海底で動いたような気配があった。一生懸命にリールを巻き戻すが、絶対カレイに間違いないと確信する。波返しの下辺りまで寄せた時にちょっと下を覗いて見たが、間違いなくカレイの魚影が見えた。水面から顔を出してからもかなりあばれる君だ。海面との段差がかなりあるので、せーのーで一気に引き上げる。落ちなくて良かった。33cm尺ガレイである。

今季、この釣り場は4回目だが、1回目が34cmを筆頭にカレイ5枚、2回目が38cmを筆頭にカレイ3枚、3回目は25cmのカレイ1枚、そして今日、33cmの尺ガレイである。3回目を除いて全4回で尺ガレイ4枚はなかなかのものである(誰も褒めてくれないので自画自賛)。欲を言えば、朝の内に釣れてくれると余裕のよっちゃんでできるのだが。

今日は餌を使い切るまでやろうと思っていたが、納竿時の14時15分、15cmの木っ端ガレイが釣れる。上手く唇に針掛かりしていたので、針を外した後直ぐにリリース。尺まで育ってからまた釣れてくれよと念を押す。尺まで育つには3年くらい掛かるのかな。

最近はここに来る度に今日はボウズだろうなと、マイナス思考から始める。だから1枚揚がった時の安堵感は言い表せないくらいだ。普通は、カレイ釣りは圧倒的にボウズの方が多いというが、そこはほれ、何というか、年季というか、腕というか、何ともはや、いやはや、えへ、である。ボウズが来る日までコロナに負けずに頑張ろう。

【3月29日過去の釣行記録】
・2008年第2埠頭東側、06:00~18:00、小潮、釣果=カレイ10・37cmアイナメ1・マダコ2
・2012年洲鼻港防波堤、07:40~09:00、小潮、釣果=ボウズ
・2012年日石前岸壁、09:15~12:00、小潮、釣果=ボウズ

【この日の釣り情報】
・この日の釣り情報はありません。

【旧暦3月6日釣行記録】
・2014年04月05日、洲鼻港防波堤、日中、中潮、釣果=25cmカレイ数尾
・2018年04月21日、徳山築港、05:50~11:20、中潮、釣果=28cmカレイ3・木っ端ガレイ5、カレイ計8

 

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千一夜第3章第214夜 上関町白井田の夕陽(投稿写真)

2020-03-25 23:28:14 | その他

2020.06.29(土)

上関町白井田の最高の夕陽4部作 撮影者:岩谷昇平氏 3月24日撮影

2020年3月24日22時12分ライン受信。

折角なのでパネルにしていただけると良いですね。会社の営業室にでも飾りますが・・・。

【3月25日過去の釣行記録】
・2006年第2埠頭東側、07:00~16:00、若潮、釣果=カレイ13・アイナメ1・イイダコ1
・2007年第2埠頭南端、06:30~13:00、小潮、釣果=カレイ4・アイナメ2・ソイ1
・2007年櫛ヶ浜港防波堤、18:10~23:15、小潮、釣果=メバル35
・2012年第2埠頭東側、07:00~11:00、中潮、釣果=カレイ1・ハゼ1
・2017年徳山築港、07:00~11:20、中潮、釣果=カレイ4・マダイ1

【この日の釣り情報】
・2006年第1埠頭南端西側、07:00~11:00、若潮、釣果=カレイ4
・2006年笠戸寺崎、19:30~23:00、若潮、釣果=メバル2

【旧暦3月2日釣行記録】
・2006年03月30日、第1埠頭東側、夜、大潮、釣果=メバル15・25cmソイ1
・2007年04月18日、櫛ヶ浜港防波堤、20:00~00:40、大潮、釣果=メバル7・アジ8
・2009年03月28日、華西防波堤、18:30~21:30、大潮、釣果=メバル3

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千一夜第3章第213夜 築港は不調

2020-03-22 23:59:42 | サーフ

2020.3.22(日)

今日は雨予報だったが午前中は何とか持った。近年のホームグランドである築港もそろそろ春ガレイが揚がっても良い頃なので、3週間ぶりにやって来た。今朝は曇っていたが風も殆ど無く、早朝の外気温も13℃あり一昨日の嵐のような天気と比べれば大違いの釣り日和だった。今日は親子連れや単独の釣り人が結構いた。私のこの釣り場にも、先ほどまで釣り人(サビキ釣り)が居たと思われる形跡が残っていた。オキアミなどは綺麗に流して帰って欲しいものだ。

旧暦:2月28日
場所:徳山築港
時間:06:00~12:00
天候:曇り
風 :北弱風
外気温:6時頃13℃
月齢:27.5
潮   :中潮 満潮08:20潮位279cm 干潮14:20潮位85cm
狙い目:カレイ
釣り方:サーフ
餌   :アオムシ・ホンムシ
釣果:22cmカレイ4・18cmキス1・25cmアイナメ1R・タナゴ1R

常連の散歩人とも久し振りに出会った。散歩人氏は何時も自分の船で釣りに出掛ける人だが、最近のメバル釣果は悪く、むしろマダイの釣果が良いとのことだった。

あけぼの丸も早朝6時20分に出港して1時間くらいで仕事を終えて帰って来た。若い船員も最近は竿を出していないとのことだった。昨日は粭島で火事があり住人も死亡したとTVのニュースで言っていたが、その日に丁度あけぼの丸は粭島沖に居たとのことで、若い船員は家から火の手が上がるのを目撃したと興奮気味に語っていた。

久し振りの築港で日曜日だが船の出入りは多かった。今日はこれも久し振りだが、仕掛けを一本ペラに掛けられて切られた。港に入ってからもスピードを落とさずぶっ飛ばす船や、埠頭すれすれに入って来る船がいるが法令順守してもらいたいものだ。

6時に竿を出して一息ついた頃、小さなアタリがあり22cmのカレイが揚がる。この釣り場の最近のレギュラーサイズである。この時季、この程度の木っ端を相手にはしていられないのだが・・・。一先ずはボウズ回避である。その後7時15分、8時42分、8時52分、納竿時の12時に全く同サイズのカレイとキスが釣れた。今日はカレイが4枚揚がったがこのサイズじゃあちょっとね。サーフする時に、飛距離や方向など色々と変えて試してみたが釣果は相変わらずだった。

7時30分には25cmのアイナメが来たが、ちょっと小さいのでリリースした。引きはそれなりに楽しめたが、血沸き肉躍るような感動は得られなかった。

7時50分頃あけぼの丸が帰って来たので、その方向に投げていた竿を巻き上げ、仕掛けが底に着かない程度で置いていたらタナゴが釣れていた。タナゴは足が早く死亡したら頗る臭くなるので、これも即リリースである。タナゴは持ち帰ったことが無い。そう言えば、今日はかなり年配の見物人が2~3人来られたが、その内の1人が、「タナゴやキス、ハゼは揚がらんですか」と聞いてきた。何故かカレイとは言わなかったのが不思議だったが、この方は特にハゼに執着されていた。ハゼ釣り専門の方なのかなあと思った次第であるが、これも当方では珍しい。

今日も何とも言えない釣果に終わってしまったが、ここ築港の釣り場は少し休めた方が良いのかも知れない。

【3月22日過去の釣行記録】
・2005年上関港堤防、16:30~18:30、中潮、釣果=アジ15・メバル1
・2008年第2埠頭東側、06:30~15:00、大潮、釣果=カレイ3
・2008年第2埠頭南側、15:20~18:30、大潮、釣果=カレイ1
・2014年第2埠頭南側、05:50~15:00、小潮、釣果=カレイ1・キス1・ハゼ2

【この日の釣り情報】
・2007年第2埠頭東側、06:30~13:00、中潮、釣果=カレイ2

【旧暦2月28日釣行記録】
・1993年03月20日、光汚水処理場裏、06:00~10:00、中潮、釣果=カレイ3・アイナメ2
・1997年04月05日、末武川河口、夜中干潮時、中潮、潮干狩り=アサリ少々
・2008年04月04日、徳山青果市場前岸壁、20:00~22:00、中潮、釣果=メバル5
・2012年03月20日、東海岸通り岸壁、19:00~21:00、中潮、釣果=メバル2
・2012年03月20日、大島大原、18:30~20:30、中潮、釣果=メバル5
・2017年03月25日、徳山築港、07:00~11:20、中潮、釣果=カレイ4・マダイ1


 

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千一夜第3章第212夜 春の花見ガレイは先延ばし

2020-03-20 17:25:21 | サーフ

2020.3.20(金)

今年の花見は新型コロナウイルスの影響で自粛であるが、カレイは春爛漫元気一杯である。先週、先々週とカレイ釣果は好調が続いているので、この機を逃してはいけない。毎週釣行である。今日も花見ガレイゲットといきたい。

今朝は釣り場に着いた時には暴風である。早朝の気温は10℃あったが、強風のため体感温度は0℃くらいだ。6本の竿を出すのに2本づつ投げては車中で暖を取る。先週も風が強かったが今朝はそれどころではなかった。岸壁に立て掛けた竿がズズズーと横に吹き倒される。南東の強風で、釣り場からはアゲンストになる。従って遠投するが大して飛ばない。この春の嵐の中で竿を出しても、恐らく釣れないだろうなと予感がする。

最近、どうも餌に恵まれないので餌だけでも早めに確保しておこうと、前日に行き付けの釣具店に寄った。ホンムシは少なかったが居るには居たので取り敢えず30g買い、アオムシは150g買った。明日の釣行のためだと言うと、餌も予約できますよとおっしゃる。知らなかった。餌を予約できるとは恥ずかしながら今まで知らなかったのだ。もっと早く言ってくれれば苦労は無かったものを!それで明日は6時前には来ると伝え、予約して帰った。

旧暦:2月26日
場所:日立製作所南方岸壁
時間:06:10~13:10
天候:晴れ
外気温:朝方10℃、昼頃14℃
風 :南東強風
月齢:25.5
潮   :若潮 満潮07:18潮位257cm 干潮13:26潮位121cm
狙い目:カレイ
釣り方:サーフ
餌   :アオムシ・ホンムシ
釣果:25cmカレイ1・20cm前後キス2

ここでのサーフは殆ど置き竿である。今朝も6時過ぎから始めたので、1時間おきにリールを巻き上げる。強風と戦いながらの作業なので、6本全部の餌の付け替えには凡そ20分掛かる。ヒトデが多く釣れたせいもあり、無風時の倍程度の時間を要した。7時、8時の餌の付け替え時には、釣れたのはヒトデのみで、9時の付け替え時にやっとキス、カレイが立て続けに揚がった。キスは兎も角、カレイは25cmと小振りである。

9時20分に中程に投げていた竿に今日唯一のカレイが揚がる。今日は終始風が強かったので、さあこれからだという気分にはならなかった。餌を付け替えてサーフし直すと、後は殆ど車中に居た。11時の餌の付け替えが終わった頃友人が覗きに来たが、強風と寒さで直ぐに帰った。12時には納竿しようかと思っていたが、良型のキスが揚がったので結局1時間伸びた。

今日は強風のせいだと諦めたが、ここ3回の釣行でカレイ釣果は下がる一方だ。最初が5枚、2回目が3枚、今日は1枚である。次回はいよいよボウズかと嫌な予感がする。

話は変わるが、今日は釣友Tが長崎の五島へ向けて出発している。5時に出発して10時頃には長崎入り出来るらしい。それから渡船で五島に向かう訳だが、この強風の中、釣行は可能だろうか。岩場での2泊3日は私にはとても無理である。一晩の通し釣りが精一杯というところだ。以前Tが言っていたが、海が荒れている時には、渡船に乗る段になって中止が出ることもあるらしいので、今回はそれじゃあないかと私は密かに思っている。

【3月20日過去の釣行記録】
・2005年奈切大気暴露試験場前、09:00~15:00、小潮、釣果=コチ1・ナマコ1
・2008年第2埠頭東側、06:30~15:50、小潮、釣果=カレイ2・タコ2
・2010年洲鼻港防波堤、06:20~11:40、小潮、釣果=30cmアイナメ1
・2012年大島大原、18:30~20:30、小潮、釣果=メバル5
・2016年徳山築港、05:40~16:20、中潮、釣果=33cmカレイ1・木っ端ガレイ13・キス1・アイナメ1・ハゼ2

【この日の釣り情報】
・1993年光汚水処理場裏、06:00~10:00、小潮、釣果=カレイ3・アイナメ2
・2009年華西防波堤、19:00~21:00、小潮、釣果=2人でメバル5
・2010年新日鉄波止場、06:00~12:00、小潮、釣果=33cmカレイ1
・2012年東海岸通り岸壁、19:00~21:00、小潮、釣果=メバル2

【旧暦2月26日釣行記録】
・2006年03月25日、第2埠頭東側、07:00~16:00、若潮、釣果=カレイ13・アイナメ1・イイダコ1
・2006年03月25日、第1埠頭南端西側、07:00~16:00、若潮、釣果=カレイ4
・2006年03月25日、笠戸寺崎、19:30~23:00、若潮、釣果=メバル2
・2010年04月10日、櫛ヶ浜港新防波堤、19:20~21:15、若潮、釣果=メバル2
・2016年04月03日、櫛ヶ浜港新防波堤、06:20~10:30、若潮、釣果=木っ端ガレイ3・キス3・ハゼ1・メゴチ1

 

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千一夜第3章第211夜 久々の38cmマコガレイ!

2020-03-15 16:27:59 | サーフ

2020.3.15(日)

先週釣果が良かったので今週もやって来た。今朝は釣具店で餌のホンムシが無かったので少々不安になる。

旧暦:2月21日
場所:日立製作所南方岸壁
時間:06:10~13:30
天候:曇り時々小雨のち晴れ
外気温:早朝3度、10時頃12℃
風 :東弱風のち東強風
月齢:20.5
潮   :中潮 満潮12:09潮位256cm 干潮06:26潮位101cm
狙い目:カレイ
釣り方:サーフ
餌   :アオムシ
釣果:38、30、25cmマコガレイ3・20cmキス2

朝方は曇っていて、外気温は3℃で少し寒かったが、10時頃には12℃まで上がっていた。7時頃には小雨が降りだしたが大したことは無い。その間は車中に待機していた。9時頃には天気は良くなったが東の強風が吹きだした。岸壁に立て掛けた竿が倒れる程では無かったが、強風波浪で波しぶきが少し飛んできた。こういう日は釣れれば大物が揚がることがある。

今日の釣りも、前回同様一度投げたら1時間程度置きっ放しのスタイルを取った。引き釣りにすると根掛かりが多いので置き竿にするのである。7時10分頃から6本の竿を1本ずつ上げるが、前回はこの時に最初のカレイが揚がったが、今回は20cmのキス1尾のみだった。ホンムシが居なかったのが悔やまれた。干潮時からの釣りだったのでそのことも不安材料の一つだった。8時10分頃の2回目の巻き上げ時には何も釣れていなかった。こりゃあ、いよいよボウズかな、2匹目の泥鰌はいないかと諦めモードになったが、9時過ぎの3回目の巻き上げの時にやっと待望のカレイが揚がった。リールを巻き上げ時、少し重かったがカレイの反応は手前に寄せるまで無かった。25cm程度のカレイだったが、これくらいなら反応があっても良いのだが・・。

9時45分頃、立て掛けていた竿の竿先がお辞儀をしたので、こりゃあカレイに違いないと巻き上げて見たが、今度はしっかりカレイの反応ありだった。揚げてみると30cmの良型である。やはりこのクラスが釣れないと満足は出来ない。今日は友人に、釣れたら2尾進呈すると約束していたので、これでノルマ達成と気が楽になった。この時間には強風が吹き荒れていたので、今日はこれで終いかなと踏んでいたが・・。

満潮時の前後30分が時合になることが多い。今日は満潮が12時過ぎなので、11時30分頃に餌を全部付け替えて投げ直した。1時間経過して竿にアタリがあった。小刻みなアタリなのでカレイでは無い。案の定、20cmのキスだった。前回はキスは全く釣れなかったが、今日は2尾目である。

キスが釣れた12時30分頃、全部の竿を投げ直す。餌のアオムシも使い切ってこれが今日最後のサーフである。前回は昼までに5枚のカレイが揚がったが、今日は2枚である。まあ、ボウズで無いだけでも良かったかと思い直す。12時50分頃、岸壁に立て掛けていた1本の竿が、置いた位置から少しずれているように思い、竿を手に取ってみた。すると即カレイの反応があった。リールを巻き上げる途中も、カレイは懸命に下に潜ろうとする。こりゃあ大物に違いない。波返しの下辺りまで寄せた時に、ちらっと下を覗いて見たがやはり大きい。上手く上がってくれよと願いながら一気に引き上げる。カレイは宙を舞って岸壁からこちら側に来る。ああ助かったと胸を撫でおろす。久し振りの38cmマコガレイである。

この道路は歩いている人は殆どいないのだが、たまたま若いしが歩いていて、私が揚げたところを目撃していた。それで「大きいですね、ヒラメですか?」と云って寄って来たので、上の写真を撮ってもらった次第。若いしも自分も取ってもらっても良いですかというので、彼にもカレイを持たせて彼の携帯に収めた。自分が釣ったことにしても良いよと付け加えた。

東風は益々強く吹き荒れ、もうこれ以上の釣行は無理と判断、13時30分に納竿した。次は3連休なのでその内の何れかに来たい。

【3月15日過去の釣行記録】
・2008年第2埠頭東側、06:30~14:00、小潮、釣果=ボウズ
・2009年華西防波堤、18:45~23:00、中潮、釣果=メバル12
・2014年徳山築港、06:40~13:00、大潮、釣果=カレイ4・ハゼ2
・2015年徳山築港、06:20~10:00、長潮、釣果=ボウズ

【この日の釣り情報】
・2007年笠戸江の浦港、07:30~08:00、若潮、釣果=ボウズ
・2007年第2埠頭東側、09:00~10:00、若潮、釣果=アイナメ1・木っ端ガレイ4

【旧暦2月21日釣行記録】
・2012年03月13日、日石前岸壁、08:00~15:00、中潮、釣果=カレイ2
・2017年03月18日、徳山築港、06:30~11:50、中潮、釣果=カレイ3・ハゼ1・大ナマコ1

 

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千一夜第3章第210夜 これぞカレイ釣り!

2020-03-07 15:45:03 | サーフ

2020.3.7(土)

暫く忘れていた。カレイ釣りとはこういうものなのだということを。

今回は何時もの徳山築港の釣り場を離れて、久し振りに日立製作所南方の岸壁(旧日石前)にやって来た。最近の築港は木っ端ガレイばかりで疲れるだけだったので、前々から釣り場を替えてみようと思っていた。この釣り場でサーフ竿を出すのは久し振り、多くはアオリイカ狙いで来ていた。とは言え、直近が一昨年の秋に釣友Hとアオリイカ狙いに来ただけである。ここでは25cm前後のカレイが良く揚がっていた。

今朝は6時20分から始めたが、午後から雨降り予報だったので餌も控えめにした。実際はこの釣り場もあまり期待はしていなかった。置き竿にしてから1時間経過、7時20分に竿を引くと直ぐに海底でカレイが翻る感触が手に伝わって来た。この釣り場は岸壁なので、海面からの高低差が結構ある。そのため埠頭で釣るよりも魚が釣れた時の感触はより良く解かる。まずまずのサイズだとは解ったが、揚げてみると27cmあった。これでも今年の最大寸である。幸先の良い1枚だった。

今日は概ね1時間おきに竿を上げようと決めていた。ここは結構根掛かりもあり、引き釣りにすると仕掛けを失う可能性が高いためである。上の写真は久し振りにウミケムシを釣った。こいつは陸のケムシと同じく、触ると毛が刺さって痛痒くなる。足で踏んづけて針から外す。今日は2疋揚がった。

9時15分、引いた竿が重い!休まずに一気にリールを巻き上げるが、下に潜ろうとするカレイ独特の引きが手に伝わる。咄嗟にこれは大きいかも知れないと感じる。岸壁が高いので海面から引き上げる時にカレイが抜け落ちないか不安だったが、2本針の両方を飲み込んでいたのでその心配は杞憂に終わった。久し振りの34cmマコガレイである。これがカレイ釣りだと改めて実感する。獲物を取り込みすぐさま同じポイントにサーフする。

9時25分、6本投げている竿の他の竿には、31cmのアイナメと18cmの木っ端ガレイがダブルで揚がる。これは一番上の写真の橋桁の付近に投げていた竿である。アイナメはカレイと違い、頭を振るのでこれも解かり易い。恐らくアイナメだろうと予想したが、果たしてその通りだった。木っ端ガレイはおまけである。この後、餌が乏しくなり釣友Sに追加で買ってきてもらおうとTELするが、生憎用事で出掛けるところだった。

10時25分にも26cmのカレイが揚がる。この辺りからは余裕のよっちゃんで揚げる。引き潮で岸壁からの高さもあり、魚が釣れた感じが良く解かるので、リールを巻き上げ始めてからカレイが釣れているのはほぼ的中する。それに途中で休むと根に潜られる恐れがあるため一気にリールを巻き上げるが、岸壁の波返しを越えて初めて獲物が解るのである。リールを巻いている途中で獲物を確認する余裕はないのだ。

納竿前の11時50分、今度も28cmのカレイだ。しかしこのカレイ、揚げてみると唇の皮1枚に辛うじて針掛かりしていた。危なく落とすところだった。陽が高くなると釣果は悪くなるものだが、今日は1時間おきにコンスタントに釣れた。カレイの活性が上がって来たということだろう。これはもう春ガレイの奔りである。

竿は1本ずつ上げてはまた直ぐにサーフするが、最後の獲物を揚げて10分もすると小雨が落ちだした。それはKRYの再放送、「なんでも鑑定団」のテーマ曲「ヘルプ」の歌い出しと同時だった。ジョン・レノンのシャウトと同時に雨が落ちだした。今投げたばかりの竿を直ぐに巻き上げにに掛かる。小雨納竿とした。

今夜はカレイとアイナメの刺身、煮付けで一杯やろう。

旧暦:2月13日
場所:日立製作所南方岸壁
時間:06:20~12:15
天候:曇りのち小雨
外気温:朝4℃
風 :北西弱風
月齢:12.5
潮   :中潮 満潮07:38潮位279cm 干潮13:40潮位106cm
狙い目:カレイ
釣り方:サーフ
餌   :アオムシ・ホンムシ
釣果:34、28、27、26、18cmカレイ5・31cmアイナメ1

今日の釣果。

【3月7日過去の釣行記録】
・2009年笠戸本浦港防波堤、06:40~11:40、若潮、釣果=カレイ3・ナマコ3
・2010年第2埠頭東側、06:30~11:30、小潮、釣果=カレイ1

【この日の釣り情報】
・2007年中電西側岸壁、09:00~15:00、中潮、釣果=カレイ1・アイナメ2・ハゼ3

【旧暦2月13日釣行記録】
・2005年03月22日、上関港防波堤、16:30~18:30、中潮、釣果=アジ15・メバル1
・2007年03月31日、第2埠頭東側、06:15~13:15、中潮、釣果=カレイ7
・2008年03月20日、第2埠頭東側、06:30~15:50、中潮、釣果=カレイ2・マダコ2
・2010年03月28日、洲鼻港防波堤、09:30~13:30、中潮、釣果=ボウズ
・2013年03月24日、新日鐵波止場、05:00~15:00、中潮、釣果=28cmカレイ1

 

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千一夜第3章第209夜 カレイ釣りとバードウォッチング

2020-03-01 20:26:35 | サーフ

2020.3.1(日)

新型コロナウイルスが蔓延し始めているが、山口県ではまだ発症例がない。先週は3連休もあったのに、まだメニエルが続いていたこともあるが、築港などの大きな港では外国人も多いし、時々彼らが釣りを見に来るので敬遠した。因みにプール通いもここ2か月ばかり休んでいる。しかしそろそろ春ガレイのシーズンではあるし、過去の旧暦でもまずまずのカレイが揚がっているので、今日はちょっと様子見とした。朝方、やはり中東地域と思われる外国人が釣果を覗きに来た。マスクは着用していたが・・・。

朝一番に釣具店に行って餌を購入したが、釣り場に着いて餌を見て吃驚。今日はアオムシ100g、ホンムシ20gを頼んだのだが、釣り場で餌を見たら逆になっていた。何時も餌はアオムシとホンムシの合わせでやるのだが、ホンムシは2cm程度に切って使う。ホンムシの匂いで魚を寄せるのが本命である。やはり動く餌を付けていないと釣れる気がしない。アオムシ20gでは最初の1投目(竿6本)で殆ど使い切ってしまう。

その後は仕方なく、ホンムシを5cm程度に切って使っていたが、どうも落ち着かなく、出来れば餌(アオムシ)を買ってきてくれと、7時45分に釣友Sにラインしてみた。Sは現在喪中であるが、恐らく暇を持て余していたのだろう1時間くらいして買ってきてくれた。

6時50分に大きなアタリがあり、竿を引くと確かな手応え。但しカレイでは無いような手応えだったが、少しリールを巻いたところで潜られてしまいハリスを切ってしまった。逃した魚は大きいというが、悔しい。その後8時過ぎに木っ端ガレイ、Sが餌を買ってきてくれてから10時台に20cm程度のカレイを2枚、納竿時の13時過ぎに同程度の木っ端ガレイを1枚追加した。ここ最近、釣果が悪いが何時になったら尺ガレイが揚がることやら。

 

カレイは釣れないし、車中でコーヒーとパンで朝食を取っていると、餌箱の餌を狙って常連の小鳥がやって来た。餌箱の周りにクズの餌が落ちているのを啄ばむ。車中では車のドアを開けていたが、今度はドアの上に鳩が止まる。じっと私のパンを見つめるので、仕方なしに食べかけのパンをやる。

 

水場(前日の雨の水溜り)では白黒の、これも常連の小鳥が餌のアオムシを狙う。この鳥はなかなかすばしっこいので、写真に撮るのも一苦労だ。
右は今日のカレイ釣果、木っ端4枚である。

旧暦:2月7日
場所:徳山築港
時間:06:00~13:00
天候:曇り
外気温:朝方6℃ 昼過ぎ16℃
風 :弱風のち東風
月齢:6.5
潮   :小潮 満潮12:06潮位247cm 干潮06:07潮位93cm
狙い目:カレイ
釣り方:サーフ
餌   :アオムシ・ホンムシ
釣果:18~21cmカレイ4・ハゼ1R

【3月1日過去の釣行記録】
・1997年奈切大気暴露試験場前、10:30~17:30、小潮、釣果=不明
・2009年第2埠頭東側、06:40~12:00、中潮、釣果=カレイ3・アイナメ1・大ナマコ1

【この日の釣り情報】
・2007年中電西側岸壁、09:00~18:00、中潮、釣果=カレイ6・ハゼ3・メバル2

【旧暦2月7日釣行記録】
・2007年03月25日、第2埠頭南端、06:30~13:00、小潮、釣果=カレイ4・アイナメ2・ソイ1
・2007年03月25日、櫛ヶ浜港防波堤、18:10~23:15、小潮、釣果=メバル35
・2008年03月14日、櫛ヶ浜港防波堤、20:30~22:40、小潮、釣果=メバル12
・2011年03月11日、14:46東北地方太平洋沖M9大地震
・2013年03月18日、櫛ヶ浜港防波堤、18:30~21:00、小潮、釣果=メバル11
・2017年03月04日、徳山築港フェリー乗り場南端、06:20~11:00、小潮、釣果=27、31cmカレイ2・イイダコ1
・2018年03月23日、今津川河口東側、10:00~13:30、小潮、釣果=40cmイシガレイ1

 

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