2013.1.6(日) 釣り始め
2013年初釣りである。例年のごとくまず、ワタツミ(海神)、オカミ(水神)、オミヅメ(水神)らの諸神に感謝と安全、大漁祈願のため、海にお神酒(ワンカップ1本)を捧げる。例年の釣り始めの私の行事である。
以前私は暇に任せて神様の系譜を作ったことがある。日本の神様の殆どが神世七代、七代目の伊奘諾尊(いざなきのみこと)と伊奘冉尊(いざなみのみこと)を祖とする。
海神様でいうと伊奘諾尊と伊奘冉尊の最初の子、海神大綿津見神(おおわたつみ、神武天皇の外祖父)である。
海の潮の満ち引きを司る神様は塩椎神(しおつちのかみ)である。
海の神様も数多い。その一例を挙げると、
海神・住吉三神 国生み14柱で底筒之男命(そこつつのをのみこと)、同じく国生み14柱・中筒之男命(なかつつのをのみこと)、同じく国生み14柱・上筒之男神(うわつつのをのみこと)。
海神・綿津見三神 国生み14柱で底津綿津見神(そこつわたつみのみこと)、同じく国生み14柱・中津綿津見神(なかつわたつみのみこと)、同じく国生み14柱・上津綿津見神(うわつわたつみのみこと)。因みに天照大神あまてらすおおみかみも国生み14柱の一人である。
海神・三女神・宗像三神(伊奘諾尊と伊奘冉尊の孫、素戔鳴尊の子) 多岐都比売命(たぎつひめのみこと)、市杵島比売命(いつきしまひめのみこと・別称:弁財天)、多紀理毘売命(たごりひめのみこと・大国主尊の妻)。
他にも海や水に関する神様を挙げると、
火照命(ほでりのみこと・別称:海幸彦(毘古)・神武天皇の大叔父)。
国生み神・岐神(ふなとのかみ)は船の航路を司る神。
伊奘諾尊と伊奘冉尊の最初の子は十柱神で次が水と関係ある八柱神であるがその水を司る神、彌都波能売神(みつはもめのかみ)。
国生み十神の速秋津日命(はやあきつひめのみこと)の子の八神(河海を持別て生みし神)も水神様で、沫那藝神、沫那美神、類那藝神、類那美神、天之水分神、國之水分神、天之久比奢母智神、國之久比奢母智神がいる。
これらの神様全員にワンカップ1本じゃ御利益も薄れるだろうな。
余談だが、神話時代の神様は殺されることはあったが寿命というものがない。大国主尊(おおくにぬしのみこと)のように殺されても2度も生き返る神様もいる。大国主尊は素戔鳴尊6世孫であるが、妻の一人である多紀理毘売命(たご(き)りひめのみこと)は素戔鳴尊の子である。素戔鳴尊と天照大神は兄弟で両親は勿論伊奘諾尊と伊奘冉尊である。従って系譜作りは頭の中がごちゃごちゃになる。神様に寿命が出来たのは・・・何かと寿命を交換したと何かの文献に書いてあったが今は思い出せない。でも前記の海神様や水神様は確かに未だに生きておられます。
旧暦:11月25日
場所:第2埠頭東側
時間:07:40~11:00
天候:晴れ
風 :微風
月齢:23.8
潮 :長潮 満潮14:29潮位245cm 干潮08:40潮位116cm
狙い目:カレイ
釣り方 :サーフ
餌 :ゴカイ
釣果:ハゼ1R
リリースした今日唯一の釣果のハゼ。
今日が今年の釣り始めだったが、ご覧の通り、カレイはボウズだった。この後、同僚のKGから、岩国市の今津川(米軍基地の傍)で45cmのイシガレイを揚げたと興奮して電話してきた。次回は今津川だ。
今日は正月ということもあって、神様中心の話にしました。
【1月6日過去の釣行記録】
・2001年笠戸大橋下、14:00~17:30、中潮、釣果=カレイ1・アイナメ1
・2007年第2埠頭東側、06:05~13:20、中潮、釣果=カレイ7・カナガシラ1・ハゼ1・キス4・マダコ1
【この日の釣り情報】
・この日の釣り情報はありません。
【旧暦11月25日釣行記録】
・2007年1月13日、笠戸本浦港、06:30~14:20、長潮、釣果=カレイ4・ガンゾウビラメ1・キス2・ハゼ2
・2007年1月13日、華西防波堤、18:50~19:45、長潮、釣果=メバル3
・2007年1月13日、柳井国病前、06:00~10:00、長潮、釣果=カレイ1・キス5
・2008年1月3日、第2埠頭東側、15:20~17:30、長潮、釣果=カレイ2・キス3・ハゼ1・マダコ1
・2008年1月3日、大島大原、19:25~20:20、長潮、釣果=メバル3
・2008年1月3日、櫛ヶ浜港防波堤、20:50~22:30、長潮、釣果=メバル11