ジョンクション

【２歳２ヶ月】
息子が今朝は、保育園へ預けても泣かなかった！　そのカギを握るのは、電車のおもちゃが出ていたからなんです。先生、これを毎朝だしてくださいよー。

今日はママン、ちょっとハードな山歩きへ行ってきました。ジョンクション（ La Jonction ）です。あまり知られていない場所ですが、健脚なハイカーには本当にお勧めのコース。素晴らしい氷河の眺めが期待できます！


フランス語ではジョンクションですが、これは英語のジャンクションのこと。高速道路などの合流地点もこう呼ばれるように、ここはボッソン氷河（ Glacier des Bossons ）とタコナ氷河（ Glacier du Taconnaz ）が合流している地点です。麓のボッソン村（ Les Bossons ）から森の中を登って行くこと４時間、2,589ｍの高さにある突端に立った時、そこから先は氷の海！モンブランから流れくる氷河がこのジョンクションを境に、右へタコナ氷河となり、左へボッソン氷河となります。とにかく圧巻です！


途中、2530ｍの地点にある『バルマの宿（ Gîte à Balmat ）』も必見です。1786年８月８日にバルマとパッカールがモンブラン初登頂を遂げた際、ビバークした岩が今でもあります。バルマ氏とパッカール氏って、シャモニの街中で銅像となっている、あの有名人のことですよ！


往復７時間も登山したくない方、本日の登山口にしたボッソン氷河小屋（ Chalet du Glacier des Bossons ）へチェアリフトで上がれば、楽にボッソン氷河へ近づけますよ。氷河を見ながらお茶も飲めるし、ちょっとした散歩コースを上がれば氷河が眼前です。
それから、ここで必見なのが「飛行機の残骸」。これらは、1950年にインドの飛行機がモンブラン山頂で墜落した事故があったのですが、その時の車輪やらエンジンやらが何と1987年にこの山小屋付近で発見された物です。なんとも、ボッソン氷河の流れに乗り、37年の歳月をかけて下りてきたのですね。この話からも分かるように、氷河って“河”と言われるぐらいですから、動いているんですよ！