とうとう、フランスの滞在許可証10年カードを手にしました。これはアメリカでいうグリーンカードのこと、つまりフランスでの永住権に等しいのです。ブラボー!! これまでも1年間滞在許可証を毎年、問題なく更新できていて、会社を辞めない限り、勤め先が倒産しない限り、私はフランスに居座れるのですが、10年有効の滞在許可証を持つと何かが違う・・・何だろ?一番に思いついたのは、銀行融資が受けられる→起業できる、かな?とにもかくにも、フランスで成人とみなされた気分なのです。フランスのビザ取得は厳しい現実があり、私のような就労ビザの場合、フランス滞在歴が5年以上になってようやく10年カード申請が可能になります。以前は自動的にもらえていた10年カードも今では外国人排除の動きで、県知事に「なぜフランスに滞在したいのか」という志望動機書を提出し、市役所でフランス語がきちんと話せるかの面接、同時にフランス国旗の色など常識問題をクリアしなければなりません。私は面接官の前で、フランス国歌斉唱しましたよ!
ワーキングホリデーでフランスとご縁ができてからもうすぐ10年という節目を前にしてのワンステップアップ、当時は思いもよらなかった2児の母になりました。次の更新時期である10年後、私は何をしているのでしょう?その時、双子は10歳になっていて、どんな子に育っているのでしょう?ちょうど今、10歳になる甥っ子が遊びに来ていますが、こんな早口なフランス語でおしゃべりされたら、ママンはついていけませんよ…。