IKEAというのはスエーデンの家具店から発展したホームセンターのようなもの、とでも言えばいいのだろうか。今日見てきた感じでは「無印良品」や「ニトリ」と同種の大規模店舗である。今日4月14日、神戸ポートアイランドに約4万平方メートルの売り場の店がオープンするとのことで、昼から出かけた。
店先には長蛇の人の列で聞けば40分から50分待ちとのこと、こんな行列に並ぶのは京都国立博物館での雪舟展以来である。月曜だというのになぜか若い人たちが多い。暑い日差しを浴び、上着を脱いで立ちん坊していると、店の人がサービスに缶入り飲料を配ってくれた。
ようよう店内に入る。大きな黄色の買い物袋を手渡してくれる。ところが「レジが混雑していて待ち時間は3時間程度です」とのアナウンスが聞こえたものだから、今日は眺めるだけにして袋を返却した。
一階が混雑しているのでまず二階に上った。リビングルームのコーナーから始まったが、部屋を一つずつ見ていくような配置になっている。どれもこれも値段が安い。書棚のコーナーでは手の出そうな品物ばかりである。実用的なデザインで作りがしっかりしており種類も豊富。そして価格が圧倒的に安い。W93×D32、H198cmパイン無垢材の書棚がなんと\14,900、通常の四分の一から三分の一である。私の隠宅にはもう持ち込めるスペースのないのがいかにも残念であった。
収納家具もなかなか魅力的であった。整理箱のたぐいの種類が実に豊富で用途に見合ったものも沢山ある。これなら買ってもよさそうに思った。またガーデン用のテーブルと椅子に触手が動いた。これも無垢材で作りがしっかりしている。これまで他の店で見てきたものが実にちゃちに思われたぐらいである。そして、値段が半額程度と安い。
たまたま私が手を出しそうになったものだけを取り上げたが、とにかく品物が豊富で、どれもこれもデザインが魅力的である。これまで見たこともないような小物が沢山あって、ろうそく立てとか、分別ゴミ箱とか、目に入るものすべてが私に呼びかけてくるようだった。その豊富な品揃えはダウンロードしたインターネット版カタログで堪能できる。
店内の至る所で「ロープライス」の文字が目立ったが、これがIKEAの大きなセールスポイントらしい。何故低価格を維持できるのか、カタログから引用しておく。
《どこが違うの?
イケアでのショッピングは、お客さまご自身に商品をピックアップしていただくセルフサービス方式。ほかの店とはちょっと違います。ご来店前にカタログやイケアのウェブサイトで商品をチェックしたら、イケアストアのマーケットホールやセルフサービスエリアで、その商品をピックアップ。お持ち帰りも組み立ても、すべてお客さまご自身が行います。
商品をより低価格でお届けするため、お客さまにもご協力をお願いしています。
ピックアップやお持ち帰り、組み立てをお客さまご自身にお願いしてコストを削減すれば、商品をさらに手ごろな価格でお届けできます。イケアとお客さまが協力することで、価格を大幅に抑えられるのです。
もちろん、イケアでも価格を抑えるためにさまざまな工夫をしています。
イケアの商品はフラットパック。だから、輸送や保管も低コスト。高品質の商品を低価格でつくることのできる製造業者を選んで大量に発注すれば、価格はさらにお手ごろに。でも、それだけではないんです。どうすればもっとコストを削減できるか、イケアのデザイナーは製造工程から輸送・保管まで、常に低価格を考慮に入れて新製品をデザインしています。
お客さまのご協力とイケアの努力、お互いの力でさらに低価格に。
これがイケアのひと味違うところです。》
ついつい提灯持ちをしてしまったが、興奮のしっぱなしで気がついたら4時間がいつのまにか経っていた。
店先には長蛇の人の列で聞けば40分から50分待ちとのこと、こんな行列に並ぶのは京都国立博物館での雪舟展以来である。月曜だというのになぜか若い人たちが多い。暑い日差しを浴び、上着を脱いで立ちん坊していると、店の人がサービスに缶入り飲料を配ってくれた。
ようよう店内に入る。大きな黄色の買い物袋を手渡してくれる。ところが「レジが混雑していて待ち時間は3時間程度です」とのアナウンスが聞こえたものだから、今日は眺めるだけにして袋を返却した。
一階が混雑しているのでまず二階に上った。リビングルームのコーナーから始まったが、部屋を一つずつ見ていくような配置になっている。どれもこれも値段が安い。書棚のコーナーでは手の出そうな品物ばかりである。実用的なデザインで作りがしっかりしており種類も豊富。そして価格が圧倒的に安い。W93×D32、H198cmパイン無垢材の書棚がなんと\14,900、通常の四分の一から三分の一である。私の隠宅にはもう持ち込めるスペースのないのがいかにも残念であった。
収納家具もなかなか魅力的であった。整理箱のたぐいの種類が実に豊富で用途に見合ったものも沢山ある。これなら買ってもよさそうに思った。またガーデン用のテーブルと椅子に触手が動いた。これも無垢材で作りがしっかりしている。これまで他の店で見てきたものが実にちゃちに思われたぐらいである。そして、値段が半額程度と安い。
たまたま私が手を出しそうになったものだけを取り上げたが、とにかく品物が豊富で、どれもこれもデザインが魅力的である。これまで見たこともないような小物が沢山あって、ろうそく立てとか、分別ゴミ箱とか、目に入るものすべてが私に呼びかけてくるようだった。その豊富な品揃えはダウンロードしたインターネット版カタログで堪能できる。
店内の至る所で「ロープライス」の文字が目立ったが、これがIKEAの大きなセールスポイントらしい。何故低価格を維持できるのか、カタログから引用しておく。
《どこが違うの?
イケアでのショッピングは、お客さまご自身に商品をピックアップしていただくセルフサービス方式。ほかの店とはちょっと違います。ご来店前にカタログやイケアのウェブサイトで商品をチェックしたら、イケアストアのマーケットホールやセルフサービスエリアで、その商品をピックアップ。お持ち帰りも組み立ても、すべてお客さまご自身が行います。
商品をより低価格でお届けするため、お客さまにもご協力をお願いしています。
ピックアップやお持ち帰り、組み立てをお客さまご自身にお願いしてコストを削減すれば、商品をさらに手ごろな価格でお届けできます。イケアとお客さまが協力することで、価格を大幅に抑えられるのです。
もちろん、イケアでも価格を抑えるためにさまざまな工夫をしています。
イケアの商品はフラットパック。だから、輸送や保管も低コスト。高品質の商品を低価格でつくることのできる製造業者を選んで大量に発注すれば、価格はさらにお手ごろに。でも、それだけではないんです。どうすればもっとコストを削減できるか、イケアのデザイナーは製造工程から輸送・保管まで、常に低価格を考慮に入れて新製品をデザインしています。
お客さまのご協力とイケアの努力、お互いの力でさらに低価格に。
これがイケアのひと味違うところです。》
ついつい提灯持ちをしてしまったが、興奮のしっぱなしで気がついたら4時間がいつのまにか経っていた。