日々是好日

身辺雑記です。今昔あれこれ思い出の記も。ご用とお急ぎでない方はどうぞ・・・。

堂々と拿捕されよ『測量船』

2006-04-20 10:47:36 | 社会・政治
竹島周辺の海洋調査 歴代政権、ツケ重く 「東海」問題、再燃懸念も (産経新聞) - goo ニュース

私には『竹島』の帰属に関して日韓の何れの主張に理があるのか分からない。しかし現状を見ると韓国の主張に理があるのかな、と思う。『竹島』に韓国が軍事施設をつくり兵士が常駐していているにもかかわらずそれを日本国政府が容認しているからだ。『竹島』が政府のいうように日本領土であるならなぜこのような不法行為を許すのか、これがまともな独立国政府の態度とはとうてい考えられない。

ところがいうまでもなくわが日本国は残念ながらまともな独立国家ではない。「今もアメリカの『占領下』にあるわが祖国日本」と私は思うからだ。あわせて「日本は独立国といえますか」もご覧頂きたい。肝心の日本国本土がアメリカの占領下にあってもノホホンと戦後60年あまり過ごしてきた日本国政府にとって『竹島』なんぞは蚊の涙、韓国軍兵士の駐屯なんぞなんの痛痒も感じないのも当然かもしれない。とすると『占領下にある竹島』が日本固有の領土という日本国政府の主張もひょっとしたら正しいのかもしれない。

韓国は海洋測量船の拿捕をも辞さないという。私は正々堂々となんら抵抗することなく拿捕されればいいと思う。そこで国際世論の動向を判断し日本の主張に理があるのなら国際世論を味方につけて韓国と対決すべきである。もちろん領土問題は一気に解決するとは思わない。これを『竹島』問題についての韓国との交渉の緒とすればいいのである。

測量船の乗組員の方々にはご苦労をおかけするがぜひ粛々と職責を全うしていただきたい。許されることなら私は『軍艦マーチ』で壮行を見送りたいと思う。