執筆の舞台裏 Vol.1

ここしばらく、入間万燈まつり編の執筆をボチボチやっていますが、何しろ時間がかかってどうにもなりません。昨日に引き続き、本日も編集途中で思わず断念。事実をそのまま書き続ける方が、よっぽど楽ですね(笑)。ライブレポートも、演奏直後一気に書き上げてしまうと、そんなにひねりもなく素直に仕上がってしまうのですが、時間が経つと、写真を何度も見ているうちに妄想がどんどんわいてくる(笑)。いきおい、物語風になって遅延してしまうというわけです。





というわけで、今回は本編の執筆かたわら、実際にどのように作業しているかをお伝えしたいと思います。










メンバーが登場するライブレポートの場合、膨大な写真の中からのピックアップ作業から始まります。その写真数ですが、100~200枚は当たり前、最大では500枚以上の中からピックアップしたこともあります。一応ライブレポートですから、写真の選定は時系列に並べてゆくわけですが、時には話の都合上、全く関係ないショットからピックアップすることもあります。そして並べ替えては、「これはどんなストーリーがふさわしいかな?」と試行錯誤するのです。





そして、頭に浮かんだストーリーが消えないうちに、急いでテロップや吹き出しを入れていきます。ただし、画像だけではなく本文の文字も考慮しなければなりません。この作業には随分と古い、某M社のソフトウェアを使用しています。既に、リリースから10年以上経っているのですが、使い慣れてしまった以上、なかなか別のものを使おうという気には至っていないのです。













画質を維持するために・・・



















ライブでは、写真の専門家に撮影してもらうことも多くあります。実際に手元に届いた写真を見ると、絵作りの巧みさも素晴らしいのですが、数倍に拡大しても画質が劣化しないほどのクオリティーにも驚かされます。





自前の写真を加工する場合も同じなのですが、ブログ掲載サイズ(本ブログの場合はVGA、すなわち640x480ドット)で加工すると、せっかく作り込んだ文字などが、デジタル加工の宿命でギザギザの輪郭となって、とても読みづらくなってしまいます。そこで、この問題を回避するために、原寸で加工するのです。









この表示されている画像は加工後の写真ですが、リンク先には原寸写真となっていますのでご覧ください。もしかしたら、その大きさに驚かれるかも知れませんが、実際に見ると、写っている人たちの表情が手に取るようにわかり、興味深いですね。そんな個々の表情を見ていると、新たなストーリーが出てきそうになりますが、実際の仕上がりは遙かに小さいわけですから、その仕上がりサイズでわかるような組み立てをしなければなりません。



つづく



Editor CABEZÓN

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする