おばちゃんパーマ

母の毛は、くるくるパーマの大阪のおばちゃんそのものです。
そういえば、私がものごころついたころから、母はおばちゃんパーマをしていたような気がします。
「大きくなったら、私もおばちゃんパーマをしないといけないかも。」と、思っていた時期がありました。

あるテレビ番組で、年齢の高い人はみんなおばちゃんパーマをしているか。と言えば、それは大阪だけのことでした。
関東や、近場の神戸ではナチュラルなヘアースタイルが流行っているみたいです。
「なんで、大阪のおばちゃんだけが、くるくるパーマなのか。」と言いますと、人と同じじゃあいけない。と思っているのもありーの、パーマ代を安くあげるためにパンチにするご婦人もいるらしいのです。

だいぶ前、母も究極のパンチパーマらしき頭をしているときもありました。
生まれも育ちも大阪で、大阪の地を愛しているのでしょう。

もうおばさんになってしまった私は、未だにくるくるパーマに威圧感を感じているのです。
いつかは、おばちゃんパーマにするかも知れないのに、なぜか、足踏みをしてしまう自分がいます。
「まだ、髪が薄くなっていないから、パーマはしなくていいよね。」と、美容院のお釜風温風器に関わりたくないなぁ。と、思っているんですけど。
どうでしょうか。