ごじらいく

足跡の先に・・・

天天の命日

2024年03月26日 | 天々
夜中の「ひん。」という声を今でも思い出します。
今日は、天天の命日です。
今でも、部屋のどこかに天天の名残があり、時々、天天のいたころの癖が出てしまいます。
いつも、無意識に天天を探しているんです。
本当に寂しい思いをしています。

天天を思い出すたびに、夜中の「ひん。」という声が心にこだまするのです。
この声は、天天が絶命したときに、最後に放った声なんです。
なのに、夜中ということもあって、私は天天の最後を確認することもなく朝を迎えました。
あの時は、涙に暮れ、「もう泣くのに疲れた。」というほど泣きました。

もう、生き物を飼うことはないと思います。
死を凝りました。
死にゆく生き物を看取るのは、本当につらいのです。
今でも、天天の体のぬくもりは忘れることはありません。
ちょっとぽっちゃりした体の重みも忘れないでしょう。
私は、ずっと天天を愛していながら、どうすることもできないジレンマに苛まれていました。
一年経って、ようやく解放されるか。と、思いきや、まだ天天がそばにいてくれるようで、自由になりません。

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