ごじらいく

足跡の先に・・・

派手なワンピース

2018年06月05日 | 日々のつぶやき
両親が買い物に行くと、母があとでブンブン怒ります。
それは、洋服を選ぶのに、父が口を出してくるからです。
私は、何を買ってもいいんじゃない? と、口をはさまないんですが、父は、母の洋服の選び方に口をはさむんです。
父の趣味は、普通では着ないような服を母に勧めます。
男性の服の見方は、女性では考えられないようなものを選ぶんです。
かと言って、父は自分の服は普通に着れるような服しか選ばないし、口出しすると怒って、「もう、買わない。」と、さっさと帰ろうとします。

母は、父が選んだ服が気に入らないので、その服が私に回ってくるのです。
父が選んだ服は、私も気に入らないのです。
「なんで、こんな若い子でも着ない服を買うんだ。」という風に思うのです。

数年前に、オレンジ色のワンピースを母からもらいました。
これも父が選んだ服なのです。
「派手過ぎて、家でも着れないじゃない。」と、タンスの肥やしになるのです。
まだ、袖を通してないので、捨てることもできないし、もらった時より太ってしまってネグリジェにすることもできないのです。
結局、見えるか、見えないかのところに仕舞ってしまって、ため息しか出ないんです。

男性が、女性に着て欲しい服は、決して、女性が着たいと思う服ではないのです。
最後に洋服が回ってくる私にしてみたら、えらい迷惑なのです。
洋服は、他人に見立ててもらうこと自体、ありえない話です。
自分で買うのは、同じような服ばかりですが、それでいいんです。
これは、私が身に染みて感じることなのです。


コメント
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