「だいぶ、くさいからお風呂に入れてやってくれ。」と、父に言われ、天天を洗濯することになりました。
たぶん、その言葉を聞いていたのかもしれません。
いくら呼んでも近づいてこないのです。
業を煮やした私は、コタツの中から天天を引っ張りだします。
観念した天天は、いやいやな顔をして私に抱かれてお風呂に連れていかれることに。
私も、天天をお風呂に入れるのは、「なんか、時間がもったいないなぁ。」と、思うのです。
これは、今までちゃんと時間配分を考えていなかったせいなのかもしれません。
お風呂に入れる事態、30分もかからないことなんです。
そんな短い時間もちゃんとよんでいなかった私は、お風呂に入れることより、面倒くさいが先に立っていました。
お風呂の中の天天は、とてもお利口で顔にシャワーが当たっても嫌がる素振りもありません。
「こんなんだったら、嫌がらずにマメに洗ってあげたらよかったなぁ。」と、思うのです。
一番大変なのが、ブローなんです。
ドライヤーの風が苦手な天天は、顔に風が当たらないように、いつもドライヤーの口がお尻に当たるように体勢を整えます。
「ちゃんとしなさい。」と、怒らないといけません。
綺麗にブローが済んだら、うんこをします。
嫌なことがあると、うんこをするんです。
その処理も必ず、おまけとしてついてくるんです。
とにかく、綺麗になっていい匂いがするようになりました。
あとは、爪を切ってあげるだけです。
嫌がるだろうなぁ。