今日は、ちょっと用事で、スーパーに寄りました。
通常の業務になったスーパーは、ごった返しています。
まあ、そんなことは、どうでもいいんですけど。
自転車置き場から館内に入るのには、手押しのドアを通らねばなりません。
そこに、男の子が一人立っていました。
よく見ると、手押しのドアにもたれかかって、ドアが開きっぱなしになっています。
「ちょっと、ごめんなさいよ。」とばかりに、横をすり抜けて、ドアを通り過ぎるときに、何気なく、「ありがとう。」と言いました。
私は、それで終わったのですが、次のドアに入るのに、また、手押しなのです。
今度は、私がドアを押して入ったのですが、そこを、その男の子がすり抜け際に、「ありがとうございます。」と、小さな声で、つぶやきました。
私は、男の子のためにドアを開けたままにしてやったわけではないのです。
「ありがとう。」のお返しの、「ありがとう。」なのです。
ちょっと、「うふふ・・・」と、笑ってしまいました。
「ありがとう。」は、伝染するのかもしれません。
「有り難い。」は、「あるのはむずかしい。」という意味なんでしょうか。
そのむずかしいことが、あったので、「ありがとう。」のなのかなぁ。
ちょっとわからないけど、「ありがとう。」って、いい言葉なのかもしれません。