節分

母が、せっせと太巻きを巻いていました。
「あんたは、どうする？」って、聞かれました。
まるまる一本を切らずに食べるか、どうかです。
いつもは、何も聞かずに、ぶった切るのに、今日に限って問われました。
「一本も食べれるかなぁ。」と、思って返事をしなかったら、私の分だけ、まるまる一本そのまま用意されました。
どうせ、食べるのならっと、恵方の南南東を向いて、丸かじりです。
これをすると、何があるのでしょう。

「江戸時代？、あるお客が、面白がって、芸者に太巻きを丸かじりさせたのを見て、喜んだ。」と、言うのを聞いたことがあります。
エロい話です。
結局、その言い伝えが、今では別のいわれになって、語り継がれてきているのですね。
「太巻きの丸かじりを節分に当てたのは、おすし屋さんの陰謀だということ。」も、聞いたことがあります。

今日は、豆をまきませんでしたが、心の中で「鬼は、外。」と、つぶやいてみました。