昨日、友人の家の小さな森を訪ねた。
森の入口で、
思わず足を止め、息をのむ。
寄り添って立つ3人の門番の、
その太さ、高さ、そして真っ直ぐさに圧倒される。
百年くらいはここにいるらしい。
見上げる先には、
葉を茂らせ、天高く大きく広げた枝枝。
見渡す地面のあちこちには、
生まれて数年の、無数の小さな苗木たち。
大きな森になるのはいつ?
その悠久の時を想う。
::::
「たのんだよ!」
きのみきに おでこくっつけて
こねずみが こえかけた
「やくそくね!」
きのえだに ほっぺたよせて
こりすが ささやいた
「きっとだよ!」
きのねっこ つついて
もぐらが さけんだ
たくさんのそうだんを
ふところにいれて
わたしは「よしよし」と
ゆれるのである
いつでも
いつまでも
「よしよし」と
ゆれるのである
___そうだんごと
けやきだいさく___
恐る恐る幹に手をあて、
「おねがいね!」
ワタシもつぶいてみる。
枝が大きくうなずいたような気がした。
雄々しくおおらかなこのイチョウに、
いつでも、
いつまでも包まれていたいと思った。
森の入口で、
思わず足を止め、息をのむ。
寄り添って立つ3人の門番の、
その太さ、高さ、そして真っ直ぐさに圧倒される。
百年くらいはここにいるらしい。
見上げる先には、
葉を茂らせ、天高く大きく広げた枝枝。
見渡す地面のあちこちには、
生まれて数年の、無数の小さな苗木たち。
大きな森になるのはいつ?
その悠久の時を想う。
::::
「たのんだよ!」
きのみきに おでこくっつけて
こねずみが こえかけた
「やくそくね!」
きのえだに ほっぺたよせて
こりすが ささやいた
「きっとだよ!」
きのねっこ つついて
もぐらが さけんだ
たくさんのそうだんを
ふところにいれて
わたしは「よしよし」と
ゆれるのである
いつでも
いつまでも
「よしよし」と
ゆれるのである
___そうだんごと
けやきだいさく___
恐る恐る幹に手をあて、
「おねがいね!」
ワタシもつぶいてみる。
枝が大きくうなずいたような気がした。
雄々しくおおらかなこのイチョウに、
いつでも、
いつまでも包まれていたいと思った。