草刈り

　梅雨をまえにあちこちで草が刈られている。

風にそよいでいる草の葉や、葉先に朝露が光っているのを見るのも好きだが、道端や田んぼのあぜ道、壮大な草の原がすっきりと刈られ一面さっぱりとした趣を見せてくれるのもうれしい。

そして、また刈られた後のにおいが大好きだ。
画像で伝えられないのが残念だが、、、、
草に寝転んだ幼い頃を思い出す。
大地と空に身をゆだね目を閉じると風が運ぶ草のにおい。
＿＿＿「不来方のお城の草に寝ころびて空に吸われし十五の心」（石川啄木）＿＿

我が家の庭？も草の原。
ギャラリー名になぞらえてそのままでもいいかとも思ったが、そうもいかない。
出始めは手で抜いていたが、草のエネルギーのほうが私の何十倍もあり、どうにもこうにも。
結局、草刈り機出動。
今回は人に頼んだが、またすぐ伸びるだろうし、これからのこともあるし、自分で操作できるようにならねば。

それにしても、農家の女性はたくましい。
私よりずっと年配の方でも草刈り機お手のもの。

クローバーだけは刈らずに残しておいたのでクローバーとどくだみの原にしようかなとも思うのが、、、、

今日の昼食のお好み焼きに、いつもはサラダで食べるまるで草のような水菜を入れてみた。これが意外とおいしかった。

　　庭にも、青々としておいしそうな草があるんだけけど、、、