草の葉

高山村にある、緑に包まれたギャラリー

2014 植樹第2弾

2014-04-07 07:58:34 | 山の暮らし



薪小屋の後ろから覗く姿を想像し、斜面植えたヤマボウシ。
よっぽど自分の居場所が気に入らないのか、
1年が経つというのに、上に下にと何度も倒れる。
6年になるソヨゴは、わずかに実をつけるだけで、
しかも、しょっちゅう葉を病んでいる。


枝をもがれ葉を落として、尚、立ち続ける悲しげな一本の木。

一昨日、五十嵐啓子さんの個展を観てきた。
『小さな世界』の絵の中の物言わぬ木は、
その根に春を待っているのだろうか。

そうか、
とにかくやらねばと、
まずは、移植を。


「どこがいい?」と聞くこともできない。
ヤマボウシが2本並ぶのは気が進まなかったが、
適当な場所がないのだ。
野菜のくずを腐らせた5年物を混ぜ込んでやったが、
さて、この場所を気に入ってくれるかどうか。
ソヨゴの根は掘り返してみたら、
大きな石に阻まれていた。
その上、やっぱり立派な粘土だ。
これでは水はけが悪く、困るはずだ。
少しずらした場所に、腐葉土をいっぱい透きこんで植えてみたものの、
粘土状態は相変わらずで、心配。





              ::::





このところの暖かさを吹き飛ばす寒風も、
危惧された消費税アップの冷え込みもなんのその。
春を待ちわびた人々で賑わう店をいくつかまわる。

だが、
目当ての大きなセンダンの木はどこにもなく、
ネットでも見当たらず、お預けにするしかない。

常緑樹も欲しいと思っていたこともあり、
取りあえず、シマトネリコとギンモクセイの苗木を買う。
ミヤマガマズミを探していたら、
「ガマズミならあるよ。お買い得だよ」という言葉に
ついつられて買ってみたものの、
チョウジガマズミとやらで、ミヤマガマズミとは似ても似つかぬものだった。
がっかり。





          今朝は、またまた霜柱が顕現。
          土はがちがち。
          植樹を早まったか!       

       

          雪にも負けず
          風にも負けず
          冬の零下10度にも
          夏の西日にも負けぬ丈夫な体を持ち
          決して怒らず
          いつも静かに笑っていてほしい。

          それぞれの小さな世界にあって・・・・

          植えたばかりの1本1本に
          祈るように そう声掛けた。。

                   
       

 


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