草の葉

高山村にある、緑に包まれたギャラリー

こんな日

2011-09-14 20:21:40 | 山の暮らし
朝から目がシパシパ。
何をしたわけでもないのに、
顔全体、いや体全体
いやいや、頭の中までがむくんでいるような。
シャキッとしない。
昨晩は、わりと眠れたはずなのに。
起きたばかりで、すでに、なぜだか眠たい。

あれもこれもしようと思っていたが、
ちょっとだけと、
朝食後、思い切って寝てみる。
浅い眠りの中で、
「もう、起きなきゃ、お昼になっちゃう~」
でも、なかなか目を開けることができない。
何時間でも、一日中でも寝ていられるような。
そんな感じ。

「よ~し」と意を決して、
やっと、起き上がり、昼食を。
目薬もさしてみる。
それでも、
やっぱり、瞼が腫れぼったく重く、
ポーッとしていて、体もだるい。


本を読む気もしない。
音楽を聴く気もしない。
ましてや、出かけることなどできやしない。

動くことはおろか、
座っていることもできず、
また、横になる。


疲れを取るという、
通〇生活で購入した、例の紅麹酢と梅煮だったが、
どうも効いているふうはない。
目にいいというカシスジャムも、
毎朝食べているんだけどなぁ。

暑さが残っているとはいえ、
真夏のそれはなく、
確かに秋の、
気持ちのいい風も入ってくるこの日なのに。


なんなんだろう。
こんな日って。

なあんて思っているうちに、
なあんにもしないで、
いつの間にか、
今日が終わる。


こんな日でいいのか。


どこかで、草を刈っている。音がする。




 
   


   
     



             あしたは かならず
             晴れるに ちがいないなあ

             あしたも わたしは
             たしかに 生きるだろうなあ

             あしたこそ
             なにかを みるかなあ

             きっと そうであり
             そうに ちがいなく
             そうと 思いたい


             ・・・・・
             そんなふうに眺められる
             夕焼けが あった

                 ____工藤直子『夕焼け』







うん、
こんな日もあっていいのだ。