何をしたかって!?
あ・い・ぞ・め
花が咲くと染まりにくくなるというので、
気にはなっていたのだけど・・・・
ここ数日の晴天に、
満を持して。
Kさんに頂いた藍の苗。
2度目の今年、スクスク?育った。
手順を丁寧に教えていただき、準備OK。
1。メモには50gとあったが、
早いとこ藍を使ってしまわなければというのと、
いっぺんにまとめて染めちゃおうという思いで、
ぱっぱっと摘んで、テキトーに洗って、200gくらい詰め込んで、
2。さあ!借りてきたミキサーでジグジグ、ガアガア。
あらあら、音だけで回らない。エンジンの焦げる匂いまでし始め、
しかたなく、量を減らして再度、ジージーガーガー。
3。どろっとちょっとおいしそうな汁を、晒しで濾すのだが、
不器用なワタシは、少しカスまで入れてしまう。
確か、染液ができたら、急いで染めろと書いてあったな。
早くしなきゃ。
じゃぁ、テキトーでいいや。
4。そして、まずは染液だけで。
シルクは良く染まるといわれたが、適当なものが見当たらず、
シルクオーガンジーの布とナイロンのTシャツを。
5。それらをしばらくつけておいて、干している間に、
2度目の染液を作り、今度は、薬剤を加えて。
取りあえず、いろんな種類を試そうと、綿、麻など。
6。第2段を干した後、
う~ん、液が残っていてもったいないなぁと、
そこいらにあるものをつけ込んだ。
7。最後に、湧水でゆ~らゆらと洗って出来上がり。
ここまでで、約3時間。
フーッ
う~ん。
出来栄えは、どうでしょう。
トンボの翅の様なオーガンジーの儚げな青草色、
まだらにはなりながらも、Tシャツの透明感のある空色に感激。
色止めもせず、生葉のみ。
まさしく、自然の色。
新井淳一さんの布は、良く染まった。
素材がわからず薬剤入りの方でやったけど、
生葉の染液のみでやったらどうだったかしら。
もっと、好みの色だったかもしれないとちょっと残念。
他はまあまあ。
結構、派手にまだらになってしまった綿のシャツは、
草むしり用くらいにはなるかしら?
あっ!それに、
コレも染まりました。
気がせいて、ゴム手袋をするのを忘れてしまった。
途中、気がつくも、いいや、面倒だと。
終わってみると、特に、右手は凄い状態!
コレで、町まで出かけられるかしら!?
まだ、まだ藍が残っています。
何か手染めをしてみたいなという方がいらっしゃれば、
是非、ぜーひどうぞ。
ご自分の手も染められまーす。。