草の葉

高山村にある、緑に包まれたギャラリー

藍の生葉染め

2011-09-09 14:46:26 | 山の暮らし
 
 




何をしたかって!?


あ・い・ぞ・め


花が咲くと染まりにくくなるというので、
気にはなっていたのだけど・・・・

ここ数日の晴天に、
満を持して。



Kさんに頂いた藍の苗。
2度目の今年、スクスク?育った。
手順を丁寧に教えていただき、準備OK。

1。メモには50gとあったが、
  早いとこ藍を使ってしまわなければというのと、
  いっぺんにまとめて染めちゃおうという思いで、
  ぱっぱっと摘んで、テキトーに洗って、200gくらい詰め込んで、
2。さあ!借りてきたミキサーでジグジグ、ガアガア。
  あらあら、音だけで回らない。エンジンの焦げる匂いまでし始め、
  しかたなく、量を減らして再度、ジージーガーガー。
3。どろっとちょっとおいしそうな汁を、晒しで濾すのだが、
  不器用なワタシは、少しカスまで入れてしまう。
  確か、染液ができたら、急いで染めろと書いてあったな。
  早くしなきゃ。
  じゃぁ、テキトーでいいや。
4。そして、まずは染液だけで。
  シルクは良く染まるといわれたが、適当なものが見当たらず、
  シルクオーガンジーの布とナイロンのTシャツを。
5。それらをしばらくつけておいて、干している間に、
  2度目の染液を作り、今度は、薬剤を加えて。
  取りあえず、いろんな種類を試そうと、綿、麻など。
6。第2段を干した後、
  う~ん、液が残っていてもったいないなぁと、
  そこいらにあるものをつけ込んだ。
7。最後に、湧水でゆ~らゆらと洗って出来上がり。
  ここまでで、約3時間。
  フーッ







う~ん。
出来栄えは、どうでしょう。

トンボの翅の様なオーガンジーの儚げな青草色、
まだらにはなりながらも、Tシャツの透明感のある空色に感激。
色止めもせず、生葉のみ。
まさしく、自然の色。
新井淳一さんの布は、良く染まった。
素材がわからず薬剤入りの方でやったけど、
生葉の染液のみでやったらどうだったかしら。
もっと、好みの色だったかもしれないとちょっと残念。
他はまあまあ。
結構、派手にまだらになってしまった綿のシャツは、
草むしり用くらいにはなるかしら?

あっ!それに、
コレも染まりました。
気がせいて、ゴム手袋をするのを忘れてしまった。
途中、気がつくも、いいや、面倒だと。
終わってみると、特に、右手は凄い状態!
コレで、町まで出かけられるかしら!?









               まだ、まだ藍が残っています。
                    何か手染めをしてみたいなという方がいらっしゃれば、
                    是非、ぜーひどうぞ。
                    ご自分の手も染められまーす。。