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草の葉

高山村にある、緑に包まれたギャラリー

初めての花

2015-04-10 20:23:12 | 山の暮らし



あのころを
手繰り寄せたくて、
百個ほどのニホンスイセンの球根を植えたのは何年前だっただろうか?



毎年毎年待つのだが、
葉が出て、
いつの間にか先が枯れて、
結局、花は咲くことなく終わってしまう。


今年、初めて花が咲いた。
やっぱり、葉の先は枯れてはいるが、
花が咲いてくれた。

夕刻、キッチンの窓越しに
何気なく目をやったその先に・・・・
えっ!ホント?
ワタシはスリッパのまま慌てて外に飛び出した。

たった一株だけだが、
いとおしくって、
うれしくって。



         小川のほとり
         赤い行季柳のうしろに
         ここ数日
         数知れぬ黄色い花が
         金色の眼を開いた。
         そしてとうに純潔を失った私の
         心の奥底で あの記憶が
         私の人生の金色の朝の時間の記憶が目覚め
         花の眼の中から私をまじまじと見つめる。
         あのころの私は花を手折りにゆこうとおもったが
         今は彼らをすべてそのままにして
         ひとりの老いた男 私は家に帰る。

               ____「はじめての花」ヘルマン・ヘッセ____







                    ヘッセの見たスイセンは
                    どんなスイセンだったのだろうか。

                    目を閉じると
                    記憶の中のほろ苦く優しい香りが
                    鼻先をかすめる。

                    背後に流れるのは
                    ショパンのノクターンの数々。
                    


名残の雪

2015-04-08 11:40:09 | 山の暮らし



霧のなかに
芽吹きを待つ木々が立つ
名残の雪に戸惑いながら
外は-5°


先日
植えたばかりの3本の木は
大丈夫だろうか
どうか堪えてくれよと声かける



まだ
スタットレスは外しはしてはいなかったものの
午後から沼田へ出かけなければならない
ふうっ。。

さらり とはいかず

2015-03-13 13:30:44 | 山の暮らし
このところカッカとすること多かりし。




その1

12月検針の水道料金に首をかしげた。
これまでになく多い。
小屋の増築時に使用したから?
居候のせい?
そして、2月のその日には・・・・
ヒェ~
とんでもない数値。
知り合いと雑談してしている中で、
どうもこれは漏水しているのではないかということになり、
初めて、メーターを見てみる。
くるくる、クルクルと回ってた。
あらあら。。


急いで役場に聞き、村の業者に電話するが、
後で折り返しということだったのに連絡なし。
次の日に、実際訪問し再度依頼すると、
どうも、受けたがらない様子。
実は、この業者、8年前家を建てたときに請け負った業者だった。
「ウチは、高崎の業者から請け負っただけで、図面も何もないからわからない」と。
仕方なく、以前、洗面所の蛇口を直していただいた沼田の業者に連絡すると、すぐに来てくださった。
30分ほどあちこち調べた末、
なんと、母屋のトイレの外の水道管から水が噴き出していたと判明。
あらあら。。


こりゃ、てっきり
昨年10月の小屋増築工事で、水道管にヒビでも入ったのかと思っていた。
それなら、大変な修理になるワとえらく心配したのだった。

ほっとはしたものの、
それが、母屋側が原因だったとは。
そして、それは、母屋工事時のミスだったとは。
本来、ジョイント部分には接着剤をぐるっとつけるところ、
片側のみしかついておらず、経年により、だんだんと緩んできたようだ。
改めて、今までの水道料金を調べてみると、
どうも1年前から徐々に漏水していた様子。

それなら、保障があるかしらと高崎の業者に問い合わせると、
「ウチは、工務店から請け負っただけだから」と。



ワタシは、
この家を建てるとき、ある建築家に依頼した。
だが、その建築家はこの家の完成数年後、辞めてしまって音信不通。
建てた後も、末永く色々と相談できると思っていたのにと落胆しきり。
そして、
その建築家が連れてきた工務店はというと、
そう、去年の結露問題工事での法外な見積り、および、見積り後、その料金請求等のごたごたがあり、
関係を断ったのだ。

ホントについてない。


その2

この一か月、パソコン購入であたふた。
今まで使用していたパソコンは、もう何年も前から調子がイマイチだった。
あまりの遅さと、勝手に文字変換してしまうため初期化を。
しかし、それでもダメ。
で、修理期間も過ぎているというので買い替えを勧められた。
ネットで、あれこれ調べた。
OSは?CPUは?メモリは?メーカーは?
いろんな人に聞いて、いろんな店を回って、
あれにしようかこれにしようかと検討した末、
NECのウインドウズ8,1をネットで注文した。

今までヴィスタを使っていたワタシには、
しかも、パソコン不慣れなワタシには、使いづらいのでないかと不安に思いながらも。
「セットアップ、使い方は、コールセンターでサポートしますから」
「使い慣れているメーカーのものがいいですよ」という言葉に押されて。


ところが、だ。


ああ!!NECのコールセンターの方々、どなたも横柄。ぞんざい。
こんなことも知らないのかと言わんばかりの口調。
ウチではわからないと突き放され、
ワタシの操作の遅さに?「はあ」「はあ」と電話口から溜息が聞こえるし、
早口でまくし立てる人もいたりで、
不親切極まりない。

マイクロソフトの親切なお姉さんに助けられ、
どうにか使えるようになったのは3時間後。

ふっ・・・・


ウインドウズ8,1は恐るるに足らずではあったし、
(いや、そうでもないか。画像の取り込みは勝手が違い一苦労)
画面の動きは確かに早くはなったけれど、
なんといってもキーボードが打ちずらい。
勝手に文字の変換はなくなった代わりに、
押し間違い、押しても入力できずが多すぎ!!!!
打ち直しで時間がかかる。



次、買うときは、絶対NECにはしないのだ!!!!




    おお!疲れた!!疲れた!!!
    たったこれだけのこのブログを書くにも、かなりの時間がかってしまった。
    使いずらい。
    このぶんでは、
    次のブログの更新は、いつになるやら。






   


              還暦を迎えてなお、未熟なワタシは、
              日々、
              さらり 
              さらりと、
              と、言い聞かせながら、
              生きてゆくかなくては。。なのだ。
   







一月

2015-01-14 20:23:16 | 山の暮らし



年が明けたと思ったら、すでにもう一月も半分が過ぎる。
時が経つのが何と早いことか。

2015年の一月は、
来てほしくないと思っていたから特に早いような・・・・
い・じ・わ・るぅ



今日は、村主催のステップアップ教室日だった。

15人余りの参加者にあって、
ワタシは、まだ若いほうなのだが、
体力のなさにはオドロク。

足上げ30回3セットもすると、ハアハア。
ちょっと複雑なステップにはついて行けず、ウロウロ。
筋力、バランス能力、柔軟性を測るテストでは、ナント70代と診断された。
ギャハッハツ!!
笑っている場合ではないのだが・・・・ナサケナイ。

若い頃から、いや幼少期から何しろ大の運動嫌い。

25年余りやった仕事は座ったまま。
動くのも嫌いで、

そうして、
____好きな音楽を聴きながら、本を読む____

思う存分そんな生活をしたいと、ココに移り住んだんだもんね。


とはいうものの・・・・


あと半月で、○歳になってしまう。

足腰はどんどん弱くなっていくわけで、
少しずつでも、その劣化を遅らせるよう、日々、運動、運動。
そして、食生活も気をつけなきゃ。
と、思いを新たに帰途に着いた。

そして、
ワタシは『たねや』のぜんざいを食べたのだった。

「お腹周りが1cm増えていますよ」
「甘い間食が多すぎますよ」って言われたのにぃ~






                だって・・・・
                一月が、
                大好きな角偉三郎の器を誘うんだもん。。


ネコが湯たんぽ?いえいえネコに湯たんぽ。

2014-12-19 10:08:58 | 山の暮らし



ネコが湯たんぽ代わりになっているかと思ったら、
なんと、おネコ様に湯たんぽを。
自分が留守の間、日中寒いからだそうで、
通勤前にまめまめしく?


ワタシ、呆れてます。

新しい部屋は、あんな状態だし、
一旦外に出たネコの足跡で、汚れがこびりついている。
毎日の排泄物を片づけるという約束は、すぐに反故。

  



自分の洗濯物は出さない。
散々言ってようやく出したものは、こんな状態。
洗ったものは片づけない。




新調した布団は数日で猫の毛とヨダレで、こんな状態。
剥いで洗おうにも、ネコたちが寝ているからと言い張る。




その他にも、
とっても公表できないような「恥」がいくつも、いくつも


なのに、
おネコ様の飲み水はわざわざ浄水器を通し、かかさない。
朝晩、丹念にミキサーでネコ食を作り、
ソコに居るわけではないのに、おネコ様たちのためにと24時間電気カーペットのスイッチは入れっぱなし

安価なアルコールと同居後の食事で、自分はどうにか生きているようなものなのに、
おネコ様方のエサはたっぷり買い込み、黒猫お二方は堂々とした体格。

 





          ああ~
          どうして、こうなったの????
          ワタシが産んで、ワタシが育てたはずなのに・・・・








お気をつけあそばせ

2014-12-08 17:30:52 | 山の暮らし



こんなところに、タコ?魚の目?
なぁ~て最初は思った。
急に、歩くと痛くなった。

ところが、
なんとヤケドだったのだ。
そう、
湯たんぽにくっつけて寝ていたようだ。


医師曰く、
「低温ヤケドは、結構深いですよ」



一週間経つが、
痛いのなんのって。
踵なので歩くたびズキズキ。
自然とそっと足を着く感じの歩き方になってしまうが、
それでも痛い。
もちろん、このところウォーキングは中止。
いつまでかかるのかなぁ。



         Oさんもお気をつけあそばせ。。

はやストレス

2014-12-05 17:41:13 | 山の暮らし
    


やっぱりなぁ~
3日目にして、早くもストレス


生活パターンの違いや食事の支度などに関しては、
ある程度の大変さを予想し、危惧していたが・・・・

そのことより、
汚さ、いい加減さに辟易。
持ち物の8割がたは棄てたが、
棄てるわけにはいかぬものもあり、
それが、どれもこれも言葉で表現できないような状態。
人間が使用したとは思えない代物ばかり。


ムムムムムムムム・・・・
と、思わず
2,3の家具と掃除機、
そして、ネコ様のための新しいホットカーペットを買いに無印に走った。


25年ぶり?

一緒に住むにあたって、ある程度のルールを決めたが、
「分かっているよ」と言うだけで・・・・
居候なんだから少しは気を使うかと思ったが・・・・(あれでも気を使っているつもり?)


子どもの頃からの習性は全く変わっていない



     
     Dが居ないうちに、
     先日1時間かけ、家電の掃除。
     そして、今日は、
     特大ゴミ袋3つを開けて、
     3時間かけて、洗濯機を4回も回した。
     
     「オレのことはほっといてくれよ!」とは言われるが、
     そうはいかない。
     見えないのであれば気になることも無かろうが、
     毎日、その酷さを目にするわけで、
     つい、口喧しくなるわけで。




     血圧は上がるし、
     ああ!ストレス!!




                  (コレはほんの一部)



            
             
             ネコのごとく
             気ままに生きていくのは勝手だけど、
             ココにいる以上、
             最低限のやるべきことはやって、
             キレイに生活してよね!!


             ちなみに
             今日、ココは初雪。。

小さな家に、小さな小さなものがくっついた。

2014-11-29 05:42:12 | 山の暮らし
石垣りん「ひとり万才」
と、ばかりに
茨木のり子「一人は賑やか」
と、ばかりに

穏やかな空間と時間の中で
たんたんと生きていけたらと
7年半前、小さなこの家にひとり移り住んだものだ。





  

  



    紆余曲折、二転三転した末、
    このたび、この小さな家に
    これまた、小さな小さなものがくっついた。

    この小さな小さなものに棲むのは、
    一人のニンゲンと三匹のネコらしい。

    考えもしなかった状況に・・・・

    さて、これからどうなることやら。。



              それにしても・・・・
              家ができるまでを毎日見る機会はないので、
              今回はとても興味シンシンだった。
 
              大工さんになるのもいいかな?
              もう遅い。。



異常発生!

2014-10-29 09:28:53 | 山の暮らし
5日ほど前、一匹を見かけたと思ったら、
翌日から、ワンサカワンサ。

コオロギふうのこヤツが異常発生!


 



例年、寒くなると現れてはいたが、
たまにピョン、ピョン跳ねているくらいだったのに、
今年は、異常発生!!

朝起きるといるいる。
外出から戻るといるいる。
そのたび、その数6~7匹。

洗面所にトイレ、風呂場や台所が特に多いが、
その他の場所にも数匹は。
一体どこから入ってくるのかフシギ。
薪を室内に運び入れたから?
いやいや、それは毎年のことだし。
一旦、退治しても、
どこからともなく出没しているからフシギ。


徘徊、暗躍しているのは、
主に夜間や留守にしている時のようだが、
洗濯機やシンク、水切りかごの中で溺死してたりして、ウッ
それに、夜、トイレに行く時はもちろん、
行く先々、蠅たたきを持って移動しなければならない。
気になって、夜はおちおち眠れないし、
ウウウウウウッー


              このところ、ワタシはノイローゼ気味なのだ。。

八海山ハイキング

2014-10-25 14:45:32 | 山の暮らし






新潟の八海山ハイキング、行ってきちゃった!

痛みの方は相変わらずなのだが・・・・


思い切って、病院を変えた。
これまで通ったA整形外科のスタッフが、
あまりにも虫が好かないので。
新しく、建物は美術館っぽく素敵で、
ウチから一番近くではあったが、
なにしろ、毎回カチンとくる。
今度のところは、フツウ。
大きな病院で、毎日担当医が変わるのが難だが、
マッサージをしてくれるというのでありがたい。
そこで、
「痛くても、普通の生活をしてください」って、言われたので、
これまた、思い切って、ハイキングに行ったわけだ。



本当の山頂は1778mあるのだが、
そこに行くには、何度も上級者向けの鎖場を登らなくてはならず、
ワタシたち中高年の初心者一行は、ゴンドラで四合目付近まで行き、六合目まで。
頂上からの眺めも味わいたかったなぁ。
この歳では、また、いつかというわけにはいかず、心残りはあるものの、
北アルプスなど上信越の山々を周りぐるっと見渡され、
高く澄んだ空の青と、陽の光に輝く木々の赤や黄色を、
ぱらぱら、さらさら、きらきらと体の奥深くに畳みこみながら、
往復2時間半を歩いたら、
体中の細胞や、血液が新しくなったような気がした。

その間、腕の痛みも忘れてたし。






                     お金を持って行っておらず、
                     いろいろ買えなかったのが残念。
                     ちなみに、
                     米粒入りこの「コシヒカリモナカ」だが、
                     う~ん、分からなかった。

                     帰り途中で寄った土産屋の生イワシ____
                     あ~買いたかったなぁ~
              
              








痛みは続くよ、どこまでも?

2014-10-13 11:39:02 | 山の暮らし


街までいくのに、
あまりにも汚いので、これはまずいかと軽トラを1年ぶり?に洗車したら、
ちょうどその日の夕方、事故車が修理を終え、戻ってきた。
ドア等替え、あちこち板金塗装で、見た目は元のまま?
シンナーの匂いの残る車内に座って、ひとまずホッとしたものの・・・・



「あら、痛くないわ。もう大丈夫かな?」と思うと、
「あっ、痛い。まだダメだ!」って。
夜、痛みで目が覚めることも無くなり、
全体的には、徐々に良くなっているのであろうが、
やはり、右腕のあちこちが痛くなる。

2週間も過ぎたというのに、あまりに肩の痛みが続くので、
昨夜、事故以来初めて、両肩を鏡に映して見た。
そうしたら、
なんと、明らかに右肩が大きく膨れている。
腫れているというか骨が飛び出しているというか。
びっくり。
当初は、肘から指先にかけての痛みが強かったため、
ソコには気が回らず、見もせず、電気だけかけてもらっていたのだが。

どうなってるの!?

ふーっ。。

これじゃ、まだしばらくかかるかしら。

そして、
来週のハイキングも諦めるしか?
痛みが弱くなってきたからと期待していたが、
肩がこれじゃ、リュックがねぇ。。




   
           台風の影響で朝からしとしと雨。
           11月まではと我慢していたが、
           温度計が19度になったのを確かめ、
           ソレッ!
           と、今季初の火入れ。
           寒さは痛みにも悪いだろうしね。
       
           今日は取りあえず、
           シューベルトとストーブで痛みを緩和するしかないか。。



       



籠の鳥

2014-10-05 17:22:26 | 山の暮らし



10日が過ぎたというのに、
MRIでも異常がないというのに、
腕の痛みが取れない。


時間がかかりそうなので、
近く(といっても、30分近くかかるのだが)の整形外科に移った。
その医師曰く、
「リハビリを始めようかな」って。
というわけで、
電気にかかりに、ほぼ連日の病院通い。

痛みや精神的なストレスによる体調の悪さも重なって、
事故後、なんだか運転するのが恐ろしい。
慣れない代車は運転できず、軽トラを使っているが、
これがまた、運転しづらく肩がこる。
参った、参った。

しかも、この電気が効いているふうでもなく、
特に、夜中がひどい。
就寝後、3時間ほどすると痛みで目が覚める。
その都度、
塗り薬をつけたり、頓服に頼るのだが、
その後、横になってもドクドクドクドク・・・・
神経が高ぶり、ウツラウツラするだけでなかなか眠れない。

ここ数か月、100~130位で安定していた血圧は、
事故以来、140~160になったりしていたが、
1週間目には、ついに180~200にも。
180超えは、そう・・・・あの2年前の高血圧騒動以来。
その日は、一日中、こめかみが圧迫されるような、ポーッとするような、
なんとも言いようのない体調の悪さだった。

翌日には150位に下がったものの、脈拍が100近くにも。
これじゃ、ムリだわ。
東京で開催の舞良雅子さんの個展、
楽しみに、楽しみにしていたのに・・・・


10月は、ちょこちょこ楽しい予定があったのだが、
この分では、ほとんど諦めざるを得なくなりそうだ。
気晴らしに家でピアノ?・・・・弾けるわけないじゃない。
     

いつまで続くのか、この痛み。

ワタシは、籠の鳥状態。。












災難

2014-09-29 13:54:10 | 山の暮らし
あと数分で家に辿りつくというところだった。


高山に移り住んだ頃名付けた、
北群馬橋と高山をつなぐ急坂にいくつもある「魔のカーブ」。
そう、その上り切った最後の急カーブで、下りてきた車と衝突。
その衝撃で、
車を移動させることもできないくらい右腕がしびれ、痛くなり、
ワタシは、またしても救急車に乗るはめに。
えーと、
1、2、3、4、5?6回目?
高山に来てこの7年間で、もうわからなくなるくらいお世話になってしまった。


幸い、骨に異常はないということで、
抗炎、鎮痛の貼り薬と痛みどめの飲み薬が処方され、
2日目には腕は動かせるようになったものの、
95時間経った現在もまだ痛みが続いている。
しかも、
そのあと右ひじピリピリ、左肩甲骨内側、左首筋、右肩痛みと
まるで、モグラたたきのように、
あちこち次々と症状は出たり引っ込んだり。

「後で出ることもあるよ」
「半年くらい続くこともあるよ」
なんて聞くと、
これからどうなるのって、戦々恐々。

相手が曲がり切れず、センターラインを越えてぶつかってきたわけで、
車の修理代も含め金銭的には心配ないとはいえ、
車で40分もかかる原町までの通院やら渋川の警察署へ出向いたりと、
余計な手間と心労と相成った。
それに何と言っても、
しなくてもよいケガをさせられ、
心身ともにつらいというか、悲しいというか。
とんだ災難だ。

あの場所をあと1分早く通っていれば、
あと1分遅く通っていればと思ってみるものの・・・・


こちらに何の落ち度が無くとも、
いつどんな形で降りかかってくるのかわからないのが災難で、
不運としかいいようがない。
人生はこんなもの? なんだろうか。


       人生を支配するのは幸運であり、英知にあらざるなり。
                        ___キケロ___
                 





御嶽山の噴火のニュースを見ながら
ただ、ただ溜息。。
                  





懸案解消?

2014-07-26 10:43:47 | 山の暮らし
  



もと田んぼ、そして、敷地内に湧水とくりゃ・・・・

のちに、
地元の方々が口ぐちに、
「牛が足をとられ這い上がれなくなったような、こんなシケッチに家を建てるもんじゃない」
とおっしゃったが・・・・
後の祭り。
雨が降ると、
「あれっ!ウチにこんな大きな池があったっけ?」状態に頭を抱え、
早い段階で、敷地の整地と暗渠排水をしてもらい、
だいぶん改善ができたと思ったが・・・・

そのくらいでは、ココに住むには手ぬるかった。


厳寒期の外気温-10℃の時、室内は25℃。
一年のウチ半分もの期間、霧発生。

移り住んでまもなくから、
ずっと悩まされてきたのが、冬の結露、夏の湿気。
奥まった納戸のそのまた奥まった押入れの板壁にびっしり結露。
腐れるんじゃないかと危機感を覚えたものだ。
衣類や何やら詰め込んだ納戸は、毎日除湿機稼働。
その量と言ったら、半日で5リットルにも。


そうして、
2年の年月をかけ、
こうしたら、ああしたらと建築家が頭をひねって、
やっと出来上がったリフォームの図面。
頂いたのが、半年前。

断熱材の結露という最悪の場合も想定されたが、
ソレは免れ、ほっ。。

それで、
冬、窓を開け、暖かい空気を外に出したくないための熱交換の換気扇と、
床下収納の版画やら絵画がカビっぽくなるので、床下換気扇。
そして、
納戸に送風機を置き、撹拌した空気を天井にあけた通気口からロフトに。
ということだけの施工となった。

大きな工事にならずに済んでひと安心だが、
さて、
これで懸案解消となるか?
是非、なってほしいものだ。。