愛宕山・増上寺・東京タワー・麻布十番を散歩
この辺りは、割合に足の遠い土地柄です。
現役の頃、狸穴や芝公園あたりには、よく仕事で行きましたが、
麻布十番界隈は全くの未踏の地です。
「麻布十番」「暗闇坂」「一之橋」・・・などの地名も何か由緒ありそう。
今日、歩いたコースは次の地図の赤線です。
距離は5Kmと、短いのですが、あちこち、きょろきょろしながらの散歩で、
時間は結構かかりました。
一杯飲む時間を入れて、ほぼ四時間弱。
先ず、愛宕山。
三等三角点があり、区内随一の自然の山の三角点で、標高25.7m。
三角点は見れませんでしたが、神社に参拝し、登り口や、トンネルを記録しました。
裏から登りましたが、念のため表からも登ってみました。
女坂でしょうか、107段、正面の男坂(?)は83段でした。
説明板で知りましたが、
ここが、『桜田門外の変』で、井伊直弼が暗殺された時の、水戸藩士の集合場所だったそうです。
次に、増上寺にお詣りしました。
辺りには、下のような自然や、木々の間からようやく眺められるような東京タワーの姿もありました。
そして、広い敷地に、一人黙然と、幼いころの法然上人さんの像が座していました。
以前、増上寺さんにお詣りしたときにも、
沢山の風車を持った赤い帽子のお地蔵さんが祀られていましたが、
今日も見る事が出来ました。
水子供養の像だそうです。可哀そうでなりません。
入口の絵馬に次の記事が下がっていました。
『 天国にいる愛する我が子へ
元気にしていますか。
ママは あなたたちのことを一日も忘れたことはありません。
今も・・・これからも一生愛しています。
あの時生んであげられずごめんね。 』
思いやりのある、いいお母さんですね。合唱
ところで、以前東京タワーに来た時、南極大陸に置き去りされた秋田犬の痛ましい像が見られましたが、
今は取り払われていました。
近くにおられた管理の人に聞いたのですから、間違いはなさそうです。
可哀そうなことをしますね。誰の差配なのでしょう。
そこから、麻布十番の商店街に行きました。
賑やかに栄えている店店です。
シャッターを下ろした店など全くありませんでした。
そこで、おそばと『生』を頂いて、いい気分で、地下鉄に揺られて帰りました。