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小楢山(1713m)へ ハイキング

2014-06-15 | ハイキング 里山歩き

小楢山(1713m)へ  ハイキング

 

例の仲間たち約20人と、山梨県塩山駅裏山の小楢山へハイキングに行きました。

前日までの雨が嘘のような、雲ひとつない、大変いいお天気でした。

 

新宿駅前から何時もの貸し切りバスで賑やかに出発しました。

この会も、他の例のごとく女性が多くなり、約半分は女性です。
従って、おしゃべりやら、食べ物やらで、賑やかです。

 

さて今日のコースは下の地図赤線です。
今回から周辺図(20万分1程度)も添えます。

   
右の周辺図には、以前行ったところに赤い〇印を付けてみました。

  (左は経路断面図です)

 

さて、出発地の焼山峠で簡単な準備体操をして、リーダーの指示に従ってスタートました。

私は、年寄りらしくリーダーのすぐ後です。

登山口ではレンゲツツジの花が迎えてくれました。

 

そこからしばらく行くと、子授地蔵の群れに出くわしました。

赤い帽子を被ったのもありました。

 

今日登る小楢山は山梨百名山の一つで、
道も良く整備されており、急坂もなく、緩いアップダウンを数回繰り返すハイキング道でした。

私にはピッタリの道です。

 

途中には、『的石』や『一杯水』がありましたが、

  


なんといっても、山の緑に垣間見える、レンゲツツジの花が美しく、目を楽しませてくれました。


    

人々は、レンゲツツジとヤマツツジの区別を講釈していましたが、私には同じです

特に、『一杯水』を過ぎてからの、錫杖ケ原一帯のレンゲツツジは見事でした。

                                       

 山頂の掲示板には


   

「・・・此の山は、水楢・小楢が多く俗字をもって小楢山とあてはめたが、
夢窓国師がこの山に命名したのは、古那羅山であった。・・・

また、山頂からは、『富士山』『奥秩父』『南アルプス』『八ケ岳連峰』等が見ることができ、
魅力の山となっています。」とありました。

ところで、突然に夢窓国師(疎石)が顔を出したのは、彼がこの地で修業したと伝えられるからです。
彼は、全国に有名な庭を沢山作っています。
小楢山麓の恵林寺の庭も、京都の西芳寺や天竜寺の庭も彼の作と云われています。 

また、彼は南北朝の争乱の時代には、南朝の後醍醐天皇方と北朝の足利氏方の中を取り持ったとか・・・。

設定:カメラ REX,レンズ 28mm、景色 単色・スケッチ黒、


新宿には4時頃着き、一杯やっていい気分で帰りました。