少し前、東武東上線の上福岡駅へ降りた時に見ていた、出口の案内表示です。正規の看板の案内の「西口」「東口」とは別に、下にパウチで「旧 南口」「旧 北口」とのがわざわざされていて、なおかつそのパウチの旧表示の方が大きく目立っています…。
で、最近表現を変えたのかなと思って検索すると、変更は2010年4月なので、すでに6年半も経っているようです。ですが、旧来の「南口」「北口」表現に慣れている方々が、まだまだ多くいるということなんでしょうね。単なる方位の表現だけの変更ですが、意外に簡単ではないのでしょう。であれば、「南口」「北口」表現のままでいい気もしますが…。
検索していても、東西口と南北口表現は、かなり混在していますね…。東口にある郵便局やコンビニなどの店名は「上福岡北口」や「上福岡駅北口」になってますね。「ココネ上福岡」は「上福岡駅西口駅前地区…再開発事業」で駅口の変更より前の2006年3月に開業してますね。バス停も2006年4月から「…東口」「…西口」のようですね。2004年から検討された、線路をアンダーパスする道路計画(中止)は「東西連絡道路」と呼ばれたようですね。
ということで勝手に推測すると、東武鉄道の駅は、初の橋上駅舎化された1959年から「北口」「南口」となっていて、一方、行政サイドの駅周辺まちづくりなどの地区の呼び方は「東口」「西口」だったのかな…という気がしてきますが、実際はどうなのでしょう…。