くらしデザインスタジオ@楽(^^)

住まいや街など、様々な暮らしの提案やサポートをする中で、なんとなく気になったこと…!?イロイロです。

車内表示とローマ字

2018-11-09 | 街のモノ

最近、電車移動が多いので、色々と観察してしまいます。上は、りんかい線70形の車内表示器で、"与野本町"のローマ字表記は、"Yono-Hommachi"なんですね…と思ったりです。"-"と"m"が気になったのでした。確かに、"与野"の"本町"なので丁寧に?"-"入れるのかと思ったら、さいたま辺りのJRでは、なんとか"浦和"も"大宮"も"-"入っていることを、今になって再認識しました…。

もう一つ、"ん"が"n"でなくて"m"なのは、「ヘボン式」ローマ字綴りだからだそうで、seikatubunka.metro.tokyo.jp/passport/... のサイトには「撥音:「ん」は「N」で表記」「(特例) B・M・Pの前では、「ん」は「M」で表記」とあります。

てことは、普段使ってる、"ん"を常に"n"で綴るローマ字は…とWikipedia ja.wikipedia.org/wiki/ローマ字 を探すと、「訓令式」というローマ字のようです。しかし、「…日本国内の駅名標や道路標識など、外国人向けにローマ字表記を併記する場合は使用が避けられている。」とあり、「ヘボン式は英語の発音への準拠を重視したローマ字表記法」なので、ヘボン式で"Yono-Hommachi"なんですねと。

おおまかに言うと、「訓令式」が国内の人向け、「ヘボン式」が国外からの人向け、という感じでしょうか。国内の人向けの、日本語を表記するためのローマ字っていうのは、どういう目的があったのですかね。今では、なかなか想像できないです。


おまけです。京浜東北線のE233系の車内表示ディスプレイです。この時は、左側の広告などを表示するディスプレイが機能しておらず、ずっと"JR東日本"ロゴでした。何かデータがうまくいってなかったのだと思いますが、真っ白みたいにならず、デフォルトがロゴ表示になるようになっているのは、地味だけどイイと思ったりです。