くらしデザインスタジオ@楽(^^)

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洗濯機と洗剤の相性

2020-07-29 | 色々なモノ

これだけ湿度の高く、晴れない日が続くと、今どきの省エネ・節水・時短・志向の洗濯機が、実はあまり洗えてないのが、分かってしまう感じですね…。

今どきの衣類用洗剤は、溶かした水に洗濯物がしっかり浸かることで、すばやく汚れを水中に分離させる方向と思います。しかし、国内向けの洗濯機の節水は、もはや洗濯物を水に沈めずヒタヒタ程度になり、特にドラム式はビチャビチャに濡らす程度と顕著です。ウチのドラム式も、洗濯中に、貯まった水がドラム内にはほとんど無く、ポンプで循環される上からの注水が、洗剤の効果が発揮される生命線です。洗剤と洗濯機の開発の方向が全然合ってないのだろうな…と感じます。

ということで、洗剤でしっかり洗いたい洗濯物は、洗濯機でなく、右のようにバケツに浸けて洗ってます。2週間ほど試行錯誤しましたが、ウチでは、特に分かりやすい臭い関係は、明らかにバケツの方がきれいになります。

洗剤は同じで、たまにかき回して少し注水したりして、洗濯と同じくらいの時間経ったら、洗濯機ですすぎと脱水します。すすぎもバケツでためすすぎできる洗剤ですが、柔軟剤を少し使うので、洗濯機ですすいでます。写真の時のバケツより、もう少し大きいバケツとかタライの方が、水が多くていいので、この狭い流しシンクでも使えるサイズの浅めのバケツを購入してます。

洗濯機側をフォローしておきますと、衣類用洗剤は色々あり、粉末含め様々な合成洗剤の、界面活性剤の強弱、泡立ちの多い少ないなどの違いに、洗濯物の量と合わせて、"全自動" で対応しなくてはならないのだと思います。国内では、マニュアルで洗濯の各設定をする習慣はあまりないと思いますので。洗濯機も室内に置かれるようになり、泡があふれてしまうと、床にあふれてしまう…というのも防がねば、なのだと思います。

一応、ほとんどの洗濯機には、メモリー(マニュアル)設定の機能はあると思います。しかし、設定できる内容は、洗濯や脱水時間やすすぎ回数程度で、最近はタテ型洗濯機でも、水量を多めにしたりの調整はできなくなってきました。それでも、ウチのドラム式も、洗剤それぞれの相性?によって、洗濯短め・すすぎと脱水長めにしたりして洗濯してます…。

毎年この時期、洗濯機を次に買い換える時は、水量調整ができるベーシックなタテ型+別に衣類乾燥機…と思うのです。ですが、洗濯の具合が気になるのは、せいぜい6〜9月の間だけで、秋雨が終われば今のままで充分…と思ってしまうのですがね…。

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