くらしデザインスタジオ@楽(^^)

住まいや街など、様々な暮らしの提案やサポートをする中で、なんとなく気になったこと…!?イロイロです。

キャスターのロック

2016-08-31 | 色々なモノ

室内用テーブルのロック付キャスターですが、公共施設などの会議室やイベント用テーブルでは、そこそこの確率で壊れている気がします。写真は、さいたま市北区役所で、ピアショップ用にお借りしているテーブルですが、左のテーブルはロックのレバーが折れてしまっています。テーブル自体はまだ10年と使っていないくらいキレイなのですが…。

ロックは、テーブルが使用中にあまり移動しないためと思います。なので、使用する時にロックして、移動させる時はロックを解除する意識が必要です。このキャスターやロックは樹脂部品なので、手で操作する前提ですが、キャスターは足元にあるため、意図せず靴でレバーを踏んでしまったり、靴でロックを操作しようとして力がかかりすぎて、写真のように折れてしまったりします。

テーブルはロックしたまま移動させようとすると、車輪が回転せずに滑っていったり、写真のように滑りにくい床の場合は、ロックした車軸を無理に回転させてガガガガ…と音がします。そこで気付いてロックを解除すれば良いのですが、このキャスターのロックのことを知らない人が実は多く、ロックがかかっていてもそのまま無理やり移動させてしまうことが多々あります。その結果、ロック破損でキャスターが壊れたテーブルというものが、この北区役所のピアショップ周辺でも、数台が端に置かれてキャスターの交換待ち?になっています。

ということで、室内テーブルは平らな床で使うもので、身体がぶつかって動かしてしまっても戻せるので、さほどロックの必要性を感じないのですが、安全上?ロック付のキャスターを付けるようです。以前どこかで、テーブルの折りたたみと車輪のロックが連動しているテーブルに出会ったことがありますが、これもまた移動するにはいちいちテーブルをたたまないとなので、実際は不便で破損もありました。そうすると、せめてレバーのロックと解除を反対にして、意図せず踏んでもロックがかからないようにしたり、踏まれたり靴では操作できない形状や操作にするとかですかね…。