少し前に、普段乗っている東武野田線60000系http://www.tobu.co.jp/corporation/rail/の、ドアのガイドレールに2種類あるのに気付きました。初めは、製造年の違う編成によるのかなと思ったのですが、気にして観察するとそうではなく、ドアの位置によって違っているようです。
基本は、上の写真の1本につながった形状のようで、1編成に4ヶ所ある"車イススペース"の両横ドアだけが、下の写真の3本に分かれた形状になっているようです。検索すると、車イスの車輪が通る部分を切り欠いている、という話しがありましたが、検索先は忘れてしまいました。雨や風や埃などの侵入を考えると、1本につながったレールの方が良さそうなので、一部だけ変更しているということですかね。
ガイドレールの外側には、つまずき防止?の小さなスロープが全てのドアに付いています。車内側は、床材の押え縁だけなので、直角なレールとの段差がわずかですがあり、そう思うと、特に車イスで降りる時に対して気配りをした設計なのですかね。ただ車イス利用でも、乗降案内を依頼してスロープをドアに掛けてもらう場合は、ガイドレールに引っ掛けるので、レールの上までスロープが来てしまうのですよね。