くらしデザインスタジオ@楽(^^)

住まいや街など、様々な暮らしの提案やサポートをする中で、なんとなく気になったこと…!?イロイロです。

地図中心が結構好き

2008-11-29 | 本,TV,歌,人物など

「地図中心」(財)日本地図センター発行の雑誌です。
地図好きなので、今年から定期購読をしてます。
店頭売りは、地形図を扱うような書店にしか置いてないようです。
地図の話題の中でも、そう好きなものばかりではないのですが、
結構、狭い領域を責めてるので、なかなか面白いです。

例えば、写真の号の次の9月号は、
特集が「入学試験の地図 大学編」で、その中に、
地図の読図問題の作成の話しが載ってます。
意外に手間がかかっていることが分かります。

読図問題用の「架空の地図」は作れないのだそうです。
「出題者が頭の中で“理想的”と考えた『架空の地図』を作成すると、『現実』と合わないことがたくさん出てきて、『矛盾だらけの地図』になってしまうことが多い。」と。
「『架空の地図』に多種で大量の事象に合理性を持たせて書き込むのは至難のわざである。」のだそうです。

なので、「読図問題では、ある地域に実在する自然や社会を表現した『現実に印刷されている地図』を利用することが多い。」のだそうです。
で、その地図を「『地理的不平等』が生じないよう注意を払って」、「問題に必要な地盤高などを残して、原図から土地名などを削除し...、文字を消去した後の穴埋めの作業を...」行い、上下や左右に反転して手を加えたりするのだそうです。

地図も多少のヲタクとしては、
元々の南斜面や南向きの街を、北向きに反転すると、
パッと見というか、地図全体の姿に、なんとなく違和感が感じられます。
相当、地図を眺めてますからねぇ...。
車でも歩いても、初めて通ったルートは、
帰ってきて地図で復習しないと、気が済まないんですよねぇ...。