昨日、堀崎町の家でお世話になるプレカット工場などへ行ってきました。
まずは、プレカット加工を担当いただく、小鹿野町の両神林産加工さんへ。
http://www.geocities.jp/rkm_hp/です。
ほとんど工場見学なのですが、一応、プレカット図や金物の話しを少しします。
こういう秩父の奥に位置する工場ですが、
輸入材や集成材の扱いが多く、これらは港から運ばれて来るのだそうです。
約40坪の住宅の、主要材のプレカットだと、5〜6時間くらいだそうです。
それでも速いんだなあと思ったのですが、
より大規模なプレカット工場だと、この半分程度の時間なのだそうです...。
工場内は、木材を運ぶ方と、仕上りをチェックする方がいる程度で、
あとは、加工機が黙々と作業をしている印象でした。
そのあと、木材の手配と手加工を担当いただく、飯能市のグリーンスマイルさんへ。
http://green-smile.eco.coocan.jp/です。
写真は、話しに夢中で撮り忘れてきてしまったので、
グリーンスマイルさんの名詞代わり?の40mm厚の杉の実板です。
こちらも、工場見学なのですが、一応、木材の状況や加工などを少し話します。
グリーンスマイルさんは、地場の木材を地場のネットワークの中で活用しようという、
様々な活動に関わっているそうです。
お話を伺っていると、住宅設計や家具デザイナーなど、広くつながっています。
今は、三富(さんとめ)エリアの平地林の活用などにも関わっているそうです。
ちょうど、抜け節などの埋め木の作業中におじゃましまして、
桧の小枝から作られた埋め木材をはめていくのを、見せてもらったりしました。
堀崎町の家の木材も、一部、乾燥が終わったものが入ってきていました。
土台以外は杉材なのですが、東京から埼玉にかけての山の杉とのことでした。
通し柱と現しの数本の柱は、天乾材があったので、そちらにしようとのことでした。
杉は乾燥をかけると、やや木目がはっきりして不自然な感じといわれるのだそうですが、
私には、特に不自然には感じませんでしたが...。
久々に、長い時間車を運転しました。計7時間くらいかな...。
紅葉はもう少しな感じだそうです。写真は、芦ケ久保あたりで真黄色でした。
心残りは、小鹿野の名物?のわらじカツ丼のカツをおみやげにいただいたのですが、
寝てしまっている間に、かみさんといくさんに全部食べられてしまいました...。
甘辛のタレがすっごくおいしくて、ペロッと食べられたよ、だそうです。
いつかリベンジしなくては...。