末期高齢者になってしまった老人の日記

我が家の花の写真を中心に、日々の暮らしの中で起きたこと等を書かせていただきます。

「町」の読み方で出身地が分かる?

2011-11-06 17:16:25 | 面白い話
志賀高原蓮池
今秋は何処へも行けませんので、以前行った長野県の志賀高原の写真です。

今日も昨日と同じ日経ライフマメールガジンからの記事紹介です。

「大手町」を皆さんは「おおてまち」あるいは「おおてちょう」の
どちらで呼びますか?


地理学者の浅井さんという方が自治体の750町名を調べた所
約6割が「ちょう」、4割が「まち」と呼ぶそうです。

東日本は「まち」、西日本は「ちょう」と呼ぶ場合が多く
ただ例外は北海道と福岡・熊本で
北海道は「ちょう」派が多く、福岡と熊本は「まち」派が圧倒的だそうです。

志賀高原にて

これは一般的に中国文化の影響の濃い関西や九州は音読み
関東は訓読みが多い傾向があるためで
北海道は西日本からの開拓者が多かったことからとか。

また平成の合併でできた新しい町では「まち」から
「ちょう」への乗り換えが多いそうです

志賀高原サンバレースキー場

2011年10月現在で、全て「まち」と呼ぶ都県は11、
全て「ちょう」と呼ぶ府県は22あり、
その他の道県でも混在しているものの、一方の呼び名が大半を占めています。

例えば北海道では「ちょう」が121で「まち」は1です。
ですから呼び方で出身地が分かることになるわけです。

志賀高原にて

また自治体名以外の町では、例えば東京の例ですと、大手町、御徒町は「まち」、
鍛冶町、神保町、人形町は「ちょう」で、両者がが混在しています。

これは江戸時代原則的に「まち」が武士、「ちょう」が町人という
区分があったためだそうです。

大手町や御徒町は武家屋敷があった所であり、人形町は芝居小屋
神保町や鍛冶町は職人の町でした。

(でも武士屋敷があった永田町は「ちょう」と呼びますね?)

動物らしきものが一杯いますね。猿です。
温泉に入りにきているのです。