毛沢東は生涯に7000万人もの自国民を殺した。
それも、昔の話ではなく、多くは日中戦争の後の話である。
つまり、最近と言える時代に行われているのですから、それを体験し見てきた人が今も沢山いるということである。
それもヒットラーやスターリンがやったような秘密裏の粛清はなく、公開で見せしめに行われてきた。
毛沢東語録の中には、「人が死ぬのはけっこうなことだ。 土地が肥えるから、その上に植物を植えなさい」とある。
共産政権の触れられたくない部分だから、言論の自由が規制されているのは分かる。
そのガス抜きでのために反日教育や抗日記念館の拡張・新設も進めている。
しかし、日本軍の悪事を非難するまえに、同時に同胞の指導者がしたことにたいして、どうして中国民自身が非難の声を上げないのか不思議でなりない。
民意が低いということなのか。
自分達の親族が、毛沢東に殺されて平気なのだろうか。
それとも、反対する人民はすべて殺され尽きたのだろうか。
同じ民族を、平気で殺害する人物をなぜ尊敬できるだろうか。
中国人とは、本当に不思議な人民。