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食料自給率 23年ぶり低水準 天候不順響く

2017年08月11日 | 農業

農林水産省は8月9日、2016年度のカロリーベースの食料自給率が2015年度に比べて1ポイント低下の38%だったと発表した。

過去2番目の低さで、記録的冷夏によるコメの不作で37%だった1993年度以来、23年ぶりの低水準。

小麦や砂糖原料のテンサイの生産が北海道の台風被害といった天候不順で減少したことが響いた。

前年度を下回ったのは6年ぶり。

食料自給率は、国内で消費される食料を国産でどの程度賄えるかを示す数値。

政府は自給率を2025年度に力ロリーベースで45%にする目標を立てているが、達成は遠のいた。

生産額ベースの自給率は68%と2015年度から2ポイント上昇した。

2年連続で前年度を上回った。

野菜や果実の輸入額が減少し、トマトやミカンなどの国内の生産額が増えた。

またオーストラリアの干ばつの影響で牛肉の輸入額が減少した。

品目別の自給率(重量ベース)では、消費量の減少などが影響したコメが前年度に比べ1ポイント低下の97%、小麦が3ポイント低い12%、砂糖類は28%で5ポイント下がった。

野菜は80%、果実は41%でそれぞれ前年度と同じだった。

カロリーベースの食料自給率は調査を始めた1960年度に過去最高の79%だったが、その後は低下傾向で、1993年度には37%と過去最低を記録。

1994年度は46%に回復したが2006年度に再び40%を割り込んだ。

農水省は「今回の下落は自然要因が大きい。 輸出の拡大を進めることで目標達成に向かって頑張りたい」としている。


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