米ツイッター運営会社が、サイトの見た目や構造がツイッターに似ている米IT大手メタの新しい短文投稿サイト「スレッズ」に関し、社員引き抜きによる知的財産権侵害を主張していることが7月6日、分かった。
法的措置の可能性も示唆した。
米オンラインメディア「セマフオー」が報じた。
ツイッターの利用者を奪いにかかるメタヘの対抗姿勢が鮮明になりつつある。
ツイッター運営会社の代理人がメタのマーク・ザッカーバーグ量局経営責任者(CEO)宛てに送った査間で「メタが企業秘密や他の知的財産を故意に不正流用している」として情報の利用停止を要求した。
ツイッター運営会社は、ツイッターの企業秘密を知る立場にあった数十人の元従業員をメタ側が雇用し、スレッズの開発に従事させたと主張。
「州法と連邦法に違反している」などと警告。
メタの広報担当者は「スレッズの技術者チームに元ツイッターの従業員はいない」とスレッズに投稿した。
スレッズは写真共有アプリのインスタグラムと連携し、アカウントを引き継いで利用できる。
米実業家のイーロン・マスク氏が買収後に運営が混乱し、利用者や広告主の離脱が起きているツイッターの受け皿になるとの見方が出ている。
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