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2022年コメ生産26万トン減 農水省需見通し

2021年11月21日 | 農業

農林水産省は11月19日、2022年産の主食用米の需要に見合った生産量が675万トンになるとの見通しを示した。

人口減少や食生活の変化に加え、新型コロナウイルス禍による外食需要の落ち込みでコメの消費減に歯止めがかからず、2021年産の直近の生産量予測より26万トン減となる。

作況を平年通りとした場合、主食用米の作付面積を2021年産から約4万ヘクタール減らす必要がある。

2021年産は前年から6万3千ヘクタールを飼料用米などに転換したが、米価は2年連続の下落で推移し、引き続き大規模な転作が求められる。

農水省が11月19日の会合で示した需給見通しでは、2022年6月末の民間在庫量を213万~217万トンと予測。

2022年7月から1年間の需要量は前年同期より約10万トン少ない692万トンと見込んでおり、2023年6月末の民間在庫量を適正な196万~200万トンに収めるには、2022年産の生産量を675万トンにするのが相応とした。

2021年産の主食用米の作付面積は130万3千ヘクタールで、10月25日時点の予想収穫量は701万トン。

平年作ベースでは696万トンに相当し2022年産でコメ余りを防ぐには、飼料用米や加工用米、麦や大豆などに約4万ヘクタールの作付け転換が求められる。

農水省は作付け転換に補助金を出してコメの供給量を抑え、米価の下支えを図る。

コメの保管経費などを支援する事業で15万トンを「特別枠」として市場に出回る量を抑制する方針も打ち出しており、その分、コメ過剰が和らぐ可能性もある。


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