工房八重の部屋

京都の紹介、日々の出来事や思いを綴ってます

有栖館(有栖川宮旧邸)で京の雅・文化体験

2009年10月22日 | Weblog
「京都 知恵と力の博覧会」の協賛のイベントは12月中旬まで800件あり

今回「有栖川宮旧邸で京の雅・文化体験」も、その協賛事業の1つです。

有栖川宮旧邸ってどんなところ? の興味で会費1000円なりを支払い、

参加しました。 今回のイベントは

●十二単・服部和子着物コレクション

●いけばな展示

●裏千家淡交会のお茶席

●香り遊び

有栖川宮家は1625年、好仁親王により創設され、300年続き、1923年に

跡継ぎが無く、絶家! その後、京都裁判所の仮庁舎の後、旧京都裁判所長宿舎の

一部として移築され、2008年から向かいの平安女学院の所有になっています。

約650坪の敷地に建物は119坪の平屋建ての建物で、長屋門や平唐門、玄関

などが、格式の高い屋敷の面影を伝えています。

屋敷内見学後、お薄とお菓子をお茶席でいただきました。


下立売通沿いの白い漆喰塗りの長屋門


御所の前、烏丸通に面した、平唐門は1912年三井一族の総長三井氏が邸宅
の表門として、新築したものを、その後、裁判所が購入したもの。


玄関前


玄関


有栖館の庭は2009年「植冶」の11代小川治兵衛により作庭


趣のある庭に作庭されています。


縁側から見た、「平成の植冶の庭」の全景


中庭


十二単


島原の太夫のうちかけ


近藤勇が好んだといわれる、太夫のうちかけ


お茶席


お茶をたててくださったのは、裏千家淡交会京都支部の方でした。
着物の着付けが、着慣れていて素敵でした。