年間500店以上を食べ歩く飲食店プロデューサーの食日記

仕事柄、日本中を飛び回っていて、その出張先での外食を日記にしています
たくさんのコメントを待ってます

『DEAR DAUGHTER』 壁面に生えるシダが印象的なお店でいただくリブロースステーキ

2018-12-17 22:00:02 | 九州・沖縄
PC170740.JPG

昨日の冷たい雨も上がり晴れ間を覗かせる月曜日は、福岡でお仕事をご一緒させていただいているパートナーとの忘年会食でありまして…
おいしいランチをいただきましょうと天神にある『ディアドーター』へ伺います



PC170707.JPG

PC170720.JPG
賑やかな天神西通りからちょっと入った路地にあり、ビルの壁面に生えるシダが印象的なお店でありまして…
かつては『THE GARDEN』というお店だったのですが、一年ほど前にオーナーが変わったらしくイタリアンをベースにしながらもオーガニック野菜とおいしいステーキを提供するお店として店名も新たにスタートされたようであります
外観とともに客席の中央に緑が置かれることでボタニカルな印象もありますし、ゆったりとレイアウトされていることからマダムからの支持を集めているようですね
提供されるランチはオーガニック野菜を使った〝SALAD LUNCH〟のほか〝PASTA LUNCH 〟や〝STEAK LUNCH〟〝PIZZA LUNCH 〟と4種類でありまして…
それぞれにメインとなるお料理を2〜3品からチョイスするプリフィックスでありましたので、〝STEAK LUNCH〟をアンガスビーフのリブロースでいただくことにいたします


PC170724.JPG
添えられるサラダには季節の果実と冬瓜が添えられるとのことで、ひと口大にカットされた柿と冬瓜が数個
そしてビタミン類やミネラルなどをバランスよく含む栄養豊富な野菜であることから青汁の代表格でもあるケールが盛られ、その上には生ハムまでもが…
ヘルシー志向の方にとっては嬉しい限りですね


PC170741.JPG
デフォルトは200gだとのことですが、ボリュームアップすることも可能だとのことでしたので300gに増量していただいたリブロース
下味としてつけられた塩コショーだけで十分においしくいただけるものでありまして…
ステーキソースを使うことなくペロッといただいてしまいました
もちろん付け合わせのマッシュポテトもキチッと味がされていていますので、ステーキに負けることなく美味しくいただけました


PC170748.JPG
ドリップコーヒーとともにいただくデザートは自家製プリン
大きなバットで作られたプリンを30mm角ほどに切り分けたものではありますが…
ほのかにりんごが香るおいしさの余韻に浸ることができました



おいしいお料理だけでなく、サービスも心地よく…
居心地の良い空間とともに、贅沢感ある時間を過ごせるお店でお気に入りです



【DEAR DAUGHTER】
福岡県福岡市中央区天神2-4-5 デイトンビル1F
092 406 2529



『ボロン亭』 創業から50年 珈琲の香りとノスタルジックな空気が流れる純喫茶

2018-12-16 23:30:11 | 九州・沖縄
PC160703.JPG

落ち着いた雰囲気とおいしいチーズケーキがいただけると、友人がお気に入りな喫茶店
創業から50年ほどになる老舗でもあるとのことで、お昼をいただいたあとお邪魔してみることにいたします



PC160693.JPG

PC160694.JPG

PC160697.JPG
久留米市郊外
幹線から住宅街へと入ったところにありますが、特徴的な造りであることから一見してここが目的地であることがわかります
扉を開けて最初に迎えてくれるのは中世の騎士が着ていたような甲冑でありまして…
聞いてはいたもののその大きさに驚かされます
客席はアンティークな調度品が置かれることでのレトロ感や控えめな照度であることに居心地の良さが感じられ思わず長居してしまいそうですね


PC160704.JPG
専門店らしくサイフォンで淹れられるコーヒーは香り高いものでありますし、使われる器も上品でセンス溢れていて…
お店で作られるフレッシュなものではないようですが、濃厚なチーズの風味としっとりとした舌ざわりがおいしいクリームチーズケーキとの相性も良いですね



【ボロン亭】
福岡県久留米市櫛原町126-2
0942-32-0417



『うどん処 麺楽』  粘りゴシが特徴的な筑後うどんがおいしいと評判なお店のかつ丼も見事でありました

2018-12-16 22:43:52 | 九州・沖縄
PC160646.JPG

福岡出張の中日となる日曜日
朝からしとしとと冷たい小雨が降っていまして…
こんな日はグツグツと土鍋で炊いた熱々の「鍋焼きうどん」がいただきたいと、おいしいうどん屋さんを探します



PC160634.JPG

PC160660.JPG
筑後うどんの人気店だと言う『麺楽』を訪ねますと…
広めの駐車場はほぼ満車あることから期待が高まりますし、車を降りたときに香ってきたおいしそうな出汁の香りに期待は確信へと変わります
暖簾を潜りますと50席ほどがある店内は満席に近い状況でありまして…
唯一空いていた入口近くのテーブルをいただき周りを見渡しますと、日曜日だとはいえ席を埋めているお客さまの大半がファミリーであることから地元に密着したお店であることを窺い知ることができます


PC160636.JPG
まずはいただいたテーブルから手が届きそうなところにおでん鍋が置かれていまして…
定番である大根や玉子のほか、ごぼう天や牛すじをいただきます
十分すぎるほどに出汁が沁みて黒くなってはいますが、決して塩っぱいなんてことはなくおいしくいただくことができました


PC160647.JPG

PC160655.JPG
一番人気は野菜がたっぷりと盛られた「ちゃんどん」と称されるちゃんぽんうどんなのだそうですし、久留米市を中心とした12店舗が参加するスタンプラリーの商品として提供される「ちっご雑煮うどん」にも惹かれるところではありますが…
いただくことにしたのは「牛すじ鍋焼きうどん」であります
ニラがたっぷりと乗せられたメニュー画像からピリ辛鍋的に仕上げられたものを想像していたのですが、提供された商品はニラと牛すじがトッピングされただけのシンプルな鍋焼きでありまして…
ちょっと期待はずれな印象ではありますが、筑後うどん特有の〝粘りゴシ〟をしっかりと味わえますし、それが故に出汁との絡みもよく十分に満足させていただけるお味でありました
一味だけではなく刻み唐辛子が卓上に置かれていましたので、それを加えることで辛みを足していただくこともできましたので身体はポカポカであります


PC160652.JPG
そして「かつ丼」
〝だしが命! うどん屋のカツ丼〟なんてコピーが付けられていることに火をつけられ、うどんと一緒にいただくことにいたします
厚切りというものではありませんが、十分に納得できるほどの厚みがあるカツにはしっかりと出汁が沁みていますし、たっぷりな玉ねぎとともに綴じる卵もふっくらとしていて…
これもまた自慢の一品であることが納得できるものであります



【うどん処 麺楽】
福岡県筑後市長浜135-1
0942-53-0126


『御座留』 飾り気のないお店ではありますが、素朴でありながら正直なお料理がいただけます

2018-12-15 23:12:59 | 九州・沖縄
PC150600.JPG

久しぶりに会う仲間を交えてのプチ忘年会
いろんなことを語り合いましょうと久留米に集まり、おいしい鰯料理をいただくことができると言う『御座留(ござる)』へお邪魔させていただきます



PC150590.JPG

PC150591.JPG

PC150596.JPG
交通量の多い文化センター通りにありながらも大きな看板を出すことすらしない地味なお店でありまして…
暖簾を潜った先にテーブル席がふたつ、奥には4つほどの座卓が置かれる板の間とカウンター席という30人ほどでいっぱいになってしまう小さなお店ではありますが、ゆったりとしたレイアウトでありますので窮屈な感じはありません
ご夫婦で営業されてるのであろうお店なのですが、怪我をされたのか奥さまは足の調子が悪いようで、今日は旦那さまが1人で調理をして配膳までも行う忙しさでありました


PC150594.JPG
コースの最初に出されたひと皿
醤油で煮しめたこんにゃくとごぼう、それに鰯の蒲焼きと卵焼きが乗せられ、彩りにオクラが…
飾り気は全くないのですが、田舎のおばあちゃんが作ってくれた家庭料理のようなおいしさに懐かしさを感じるのであります


PC150601.JPG
そしてお刺身
今日は良い鰯が入らなかったとのことで鯵のお刺身が盛られていまして…
頭に中は鰯一色になっていましたので、とてもがっかりなことではあるのですが、脂がのった鯵には甘みを感じて…
たっぷりのツマは、大根だけでなくミョウガが添えられることでの香りもおいしく、九州らしい甘みがあるお醤油のコクとともにいただきます


PC150608.JPG
続いては鰯のつみれ
つみれというと鍋をイメージするのですが、こちらでは揚げ物として提供されまして…
揚げたてのつみれは熱々でふわっふわですし、生姜が加えられていることで臭みは全く感じられないのであります
添えられたオニオンときゅうり、レタスのサラダはキチッと冷やされてクリスピーなものでありますし、それにかけられるドレッシングも見事なものでありました


PC150610.JPG
なぜこのタイミングでもずく酢?
そんな違和感を感じながらいただいたもずくはシャキシャキとした歯ごたえを楽しめるものでありますし、三杯酢の甘みもおいしく…
油ものと一緒に食物繊維をいただくことで油が体に吸収されにくくなるそうですから、先のサラダとともにもずく酢をいただく理由があるんですね


PC150614.JPG

PC150615.JPG
〆のおにぎりと一緒に出されるのはつみれのお吸い物であります
ごろっと大きなつみれはふっくらとしていますし、済んだお汁には鰯の出汁が出ていて…
如何にも身体に良さそうだと感じる優しい味わいでありました



飾りかがあるわけでもなく、サービスが洗練されているわけでもない
もちろんインスタ映えなんてこととは無縁でありながら…
正直なお料理と良心的な価格を魅力とするお店でありました




【御座留】
福岡県久留米市野中町926-5
0942-32-0517



『蛇の市本店』 1889年創業 130年近く続く老舗でいただく「江戸前ばらちらし」

2018-12-14 23:31:10 | 関東
PC140580.JPG

福岡への出張を前に日本橋で予定があって…
お昼を三越前駅近くの『蛇の市本店』でいただくことにいたします
まだ魚河岸が日本橋にあった当時に屋台として始まったお店であるらしく…
震災のために市場が築地へと移転した際に、築地でお店を構えたこともあるそうですが、戦後にこの地へ戻ったと言う歴史あるお店であります



PC140574.JPG

PC140579.JPG
暖簾を潜りますと白衣をビシッと着こなした職人さんの笑顔に迎えられるのですが…
白木のカウンターにずらっと並ぶ職人さんたちの姿に圧倒され、真ん中に立つ5代目の前ではなくL字カウンターの角っこの席をいただくことにいたします
10人ほどが座れるカウンター席と、その背に置かれる小さめな4名掛けテーブルが3つ
一階席はこれだけでありますが、二階にも席があるようで…
後から来られれるご婦人たちはそちらの方へと案内されていました


PC140581.JPG
お決まりの〝にぎり〟は花鳥風月と4種の用意があるのですが、時間的にちょっと危うい感じがして「江戸前ばらちらし」をいただくことにいたします
お茶とともに提供された茶碗蒸しは蟹のほぐし身が入ると言う贅沢なものでありますし、ばらちらしにはどーんと車海老が1尾丸ごと…
そして山葵と並べられるように〝でんぶ〟
でんぶなんて珍しいなぁと思っていたのですが、シャリは砂糖を加えることにない昔ながらのものであるとのことですから、これで甘みを足しなさいってことでありましょうか
まぐろ赤身、ヒラメ、コハダ、穴子、イカとそれぞれにぎり一貫分ほどのネタがふたつに切り分けられ散らされていまして…
中でも創業当時から継ぎ足し続けたという煮詰めが塗られた穴子はとても柔らかく、絶品と言えるものでありました




【蛇の市本店】
東京都中央区日本橋室町1-6-7
03-3241-3566

『手打ち蕎麦 國定』 隠れ家すぎるお店でいただくランチはカレー南蛮

2018-12-13 23:54:56 | 関東
PC130561.JPG

年内で70年近く続いた営業に幕を下ろすという、日比谷の人気中華料理店『慶楽』へお邪魔しようと出かけたのでありますが…
何かの用事があったのでしょう
今日に限って、お昼の営業を休みされているとの貼り紙があるではないですか



PC130552.JPG

PC130558.JPG

PC130566.JPG
それで、どこでお昼をいただこうかと思いながらオフィスへと向かっているときに見つけたのが「カレー南蛮」の文字でありまして…
銀座の路地裏と言うよりもビルとビルの隙間のような、人ひとりがようやく入れるほどの抜け道を入ったところにある蕎麦屋『國定』のメニューであります
以前お邪魔してお気に入りとなったお店でありますし、寒さに冷えた身体を温めてくれるであろうと、大きな身体を折りたたみながら地下へと階段を下ります


PC130562.JPG

PC130563.JPG
手打ちの蕎麦に強いこだわりがあるのでしょう
夜に提供されるお酒のあては充実しているものの丼メニューが提供されることはなく、天ぷらすらないことからお気に入りでありながらもご無沙汰だったのですが…
曜日ごとに提供される商品が決まっているランチメニューの木曜日が「カレーつけ蕎麦」又は「カレー南蛮」であったことから、久しぶりにお邪魔することができました
蕎麦は冷たいお水で締めたほうがおいしいとの持論を持っているのですが、冷えた身体を温めるには「カレー南蛮」でしょう
たっぷりの豚肉とスパイシーな香り
そして自慢のお蕎麦とお出汁
どれも満足なものであります



こちらのカレー南蛮はとろみを付けないスタイルであり、蕎麦屋における〝南蛮〟とはネギのことを指すのですが、こちらでは玉ねぎだと言う独特さもまた魅力でありますし、女性だけで運営されていることでの細やかな気遣いも心地よく…
やっぱりステキなお店であります



【手打ち蕎麦 國定】
東京都中央区銀座6-4-16 花椿ビルB1F
03-3572-2715





『勝どきアペニンのタイ王国食堂 ソイナナ』 リーズナブルでありながらも本格的なタイ料理がいただけるアットホームなお店

2018-12-12 23:34:45 | 関東
PC120532.JPG

12月も中旬になりまして…
急に冷え込んできた日の夜、温かいスープがいただきたくなって勝どきにあるタイ料理のお店を訪ねます



PC120503.JPG

PC120536.JPG
マンションの一階にある20席ちょっとの小さなお店であることから忘年会とは無縁であろうと思っていたのでありますが、19:00と20:00に予約が入っているとのことで…
唯一空いていたテーブルに滑り込むことができましたが、空いていたカウンター席にも次々と近隣にお住まいであろうと思われるおひとりさま女子が来店され、ちょっとタイミングがずれていたらと思うとゾッとします


PC120535.JPG

PC120513.JPG
先ずはスープ
お邪魔する度にいただく「肉団子のスープ」とともに、肉屋さんとのコラボメニューだと言う「牛すじのスープ」をいただくことにいたします
タイ人のソウルフードであるという牛すじのスープにはレモングラスなどのハーブがたっぷりと入っていまして酸味と辛みを楽しむことができます
お邪魔した目的でもある肉団子のスープは変わらないおいしさでありますし優しく身体に染み渡るようなホッとする味わいは見事であります


PC120527.JPG
これまたいつもの「ふわふわ海老のすり身揚げ」
タイ料理の定番とも言える一品でありまして、甘みがあるチリソースと絡めていただきます
揚げたてで提供していただけますので慌てて頬張りますと火傷してしまいそうなほど熱々でありまして…
海老の風味とともに、ふわふわな食感が癖になりますね


PC120509.JPG

PC120519.JPG
野菜が食べたいからと空芯菜の炒め物をいただこうかと思ったのですが、海老も捨てがたいと「海老とアスパラのあっさり炒め」をいただき…
お肉も食べたいと「鶏モモのグリル」
タイ人シェフが中華鍋を操り作り上げるお料理は素早く提供されるだけでなく、辛みこそ日本人向けに抑えてあるものの本格的なお味をいただくことができます


PC120544.JPG

PC120550.JPG
シメの食事は「カオマンガイ」
今や説明の必要などないほどに有名になったお料理ではありますが…
茹で鶏と、その茹で汁で炊き上げられたご飯に特製のタレをかけていただきます
辛すぎることなく甘すぎることもないバランスが取れたタレの味わいが決め手でありますね
お腹的には満足しているのですが、肉屋とのコラボ商品だと言うスープに入っていた牛すじがおいしかったので「牛すじレッドカレー」も
レッドカレーのピリッ効いたと辛さが食欲を掻き立ててくれまして、トロトロの牛すじをおいしくいただくことができました



【勝どきアペニンのタイ王国食堂 ソイナナ】
東京都中央区勝どき3-4-18 アペニンハイム1F
03-3531-5173



『IL PONENTINO』 プリフィックスでいただくランチコースでパワーランチ

2018-12-11 23:14:29 | 関東

PC110491.JPG

古くからお付き合いがある会社の役員さんとパワーランチであります
随分とご無沙汰していた方なのですが、出張先の駅でばったりとお会いしたことをきっかけに食事でもしながらゆっくりと話しましょうってことになったのであります



PC110476.JPG

PC110487.JPG
選んだのはZAGATにも掲載されたことがある銀座の人気イタリアン『イル ポネンティーノ』でありまして…
予約を入れておいたことでスムーズに席をいただくことができましたが、80席ほどありそうな客席は一部のカップルを除きほとんどが女性のお客さまで埋められています
地下にあるお店なのですが天井が高いことで圧迫感はなく、そこから下がるシャンデリアはアンティーク調で…
落ち着きを感じる雰囲気が女性受けしているのでありましょう


PC110495.JPG
リーズナブルにいただけるパスタランチもあるのですが、ゆっくりと食事を楽しみましょうと「Lunch Course〝il Sole〟」をいただくことにいたします
お任せの前菜3種が盛られる〝Antipasto〟は、しっとりとした舌ざわりと粒マスタードの香りでいただく鶏肉のテリーヌ、バジルの香りが豊かなタコのマリネ、そしてオリーブオイルとガーリックの香りが効いたカポナータでありまして…
どれもがしっかりとしたものでありました


PC110486.JPG
そして〝primo piatto〟
プリフィックスでいただけるコースであることで、4種のスパゲッティが用意されていまして…
どれもがいただいてみたいものであったのですが、プラス300円でいただくことができる「リッチ ディ マーレ」をチョイスいたします
クリームソースに僅かなウニが乗っているようなものではなく、スペシャリテの名に相応しい1品でありまして…
アーリオオーリオにウニが溶かれていることでの濃厚な味わいを楽しむことができるだけでなく、たっぷりの生ウニがトッピングされる贅沢な一皿でありました


PC110492.JPG
〝Second Piatto〟は「鶏もも肉のグリル」をいただくことにします
カリッと皮が焼かれたチキンはふっくらとしていて、ニンニクの風味やバターのコク、そして爽やかなレモンの酸味とバランスの良い三味がいただけますし、青唐辛子のビリっとした辛みが良いアクセントになっています
そのソースのおいしさにバゲットのお替わりをお願いしてしまいました


PC110502.JPG
本日の〝Dolce〟はティラミス
ドリップコーヒーとともにいただき、おいしさにも満足でありますし…
またこのような時間を作ることを約束して、パワーランチを終えることができました




【IL PONENTINO】
東京都中央区銀座7-11-3 矢島ビルB1F
03-3569-3232





『CAFE SORILESS』 本日開店! 緑が溢れるボタニカルな店内がおしゃれなカフェでランチ

2018-12-10 22:27:26 | 関東
PC100466.JPG

ヒルトンホテルで料理を学んだオーナーが気取ることのないオシャレな空間で過ごすひとときを提供したいと計画したカフェが吉川市にオープンしました
吉川郵便局の向かい側とわかりやすい場所でありますし、10周年を迎えた〝AEON LakeTown〟へと向かう県道52号線に面することからアクセスも良い好立地であります



PC100447.JPG

PC100451.JPG
清潔感を感じる白く塗られた外壁には『CAFE SORILESS(カフェ ソリレス )』との看板が…
そして緑が溢れる店内は癒しを感じることができる落ち着いた雰囲気でありまして…
ゆったりとしたソファー席のほか大きめのテーブル席や個室として使うこともできるお部屋もあって、小さなお子さまを連れたお母さんたちにも優しいお店でありますね
もちろんお一人さまでも抵抗感なく座ることができるカウンター席も用意されています


PC100461.JPG
提供されるお料理は、オーナーの自信作であるフライドチキンをはじめ、お野菜をたっぷりと使った鶏肉料理の数々とパンケーキでありまして…
オリジナルのほか柚子胡椒やスパイシーチリ、チーズとフレーバーを選ぶことができる「チキンバスケット」はふっくらとジューシーに揚げられていて、サクッとした衣の食感とともにおいしくいただけるものでありました


PC100467.JPG
そして「エスニック風 鶏肉のグリル チーズのせ」
3種から選ぶことができるとのことでチョイスしたミネストローネとパン、それに小鉢までがセットになっていることでボリューム感も満足ですし、カリッと皮目が焼かれたグリルチキンはふっくらとしていて…
パクチーのほか、パプリカなどのお野菜と一緒にいただけることもヘルシーでうれしいですね
トッピングされたパルミジャーノもおいしくいただきました



【CAFE SORILESS】
埼玉県吉川市保1-31-5
048-940-3225



『麺や 七彩』 打ち立て、切り立て、茹でたて 一杯ごとに手間を惜しまず提供するラーメンの人気店

2018-12-09 22:05:03 | 関東
PC090435.JPG

東京駅のラーメンストリートで人気を博したラーメン屋さんがここへ移転してきたのは3年ほど前のこと
オープン当時にお邪魔しそのおいしさに魅力を感じながらも、いつも行列ができているために敬遠していたのですが…



PC090445.JPG

PC090425.JPG

PC090428.JPG

PC090430.JPG
久しぶりに覗いてみますと、お店の外に並ぶ列がありませんのでこれはチャンスと暖簾を潜ります
もちろん13席しないカウンターは満席でありますが、店内に並んでいるお客さまだけだと待ち時間も知れたものでありますので、入り口に置かれた券売機で食券を買い店員さんに促されるままお店の奥へと進みます
そこに並ぶ先客5人の後ろに並びますと、その後も次々と来店され…
席をいただくことにはお店の外にも列ができるほどになっていました


PC090436.JPG

PC090439.JPG
〝煮干し〟〝醤油〟〝塩〟との選択肢の中から〝塩〟を選び、チャーシューがたっぷりと盛られる「肉そば」をいただきます
トロッと煮込まれたバラとローストポークのようなしっとりとしたロース
そんな2種のチャーシューの下には、ネギと針状に細く切られたシナチクが隠れていまして…
そのシャキッとしたシナチクの歯ざわりがアクセントとなって、注文が入ってから打つ、打ち立て、切り立て、茹でたての柔らかい麺との相性も抜群であります
また、その麺は縮れになっていますので、あっさりとした塩味のスープをきちんとお口にまで連れてきてくれるのであります



麺は同価格で〝並〟〝中〟〝大盛〟を選ぶことができますが、その麺のおいしさから少食な女性でなければ〝中〟を選ばれることをお勧めいたします
また、平日よりも週末の方が比較的待ち時間が少なく利用することができるようですね



【麺や 七彩】
東京都中央区八丁堀2-13-2 ドミノビル1F
03-5566-9355



『東京カレースタンド HATONOMORI』 柔らかいお肉とスパイスがおいしいチキンカレーと副菜をいただく「HATONOMORI CURRY」

2018-12-08 20:57:21 | 関東
PC080417.JPG

午前中をダラダラと過ごしてしまったために、14:00を過ぎた時間にお昼をいただくこととなりまして…
こんな時間からだとやっているお店も限られることから、開業から3ヶ月が経とうとしている日本橋高島屋S.C.の新館を覗いてみることにいたします



PC080404.JPG
入り口を入ったすぐにある人気ベーカリー『365日と日本橋』にできた長蛇の列を見ながら食料品フロアとなる地下へと下りてみますと、歳末と言うには少し早いような気もしますが12月も中旬となる土曜日だと言うこともあって多くのお客さまで賑わっていまして…
お昼どきを過ぎた時間でありながらもイートインスペースを持つお店の多くには席待ちの列ができていますね
そんな中にある『HATONOMORI』ってお店
センス良く造られているのですが、あまりにもオープンになっていることに抵抗があるのか、何を売っているお店なのかが分かりづらいのかカウンターにはひとりのお客さまも座っていなかったのであります


PC080418.JPG
それで、その一角をいただいてみることにいたします
提供される商品は10種類の副菜が添えられる「CURRY PLATE」と、月替わりのカレーに副菜3種と豆カレーやパーパドが添えられる「HATONOMORI CURRY」でありまして…
カレープレートでは〝ポークキーマカレー〟〝チキンカレー〟〝エビカレー〟の1種から3種まで選ぶことができると言う楽しいものであります
3種の中でチキンカレーに惹かれていたところ、今月のハトノモリカレーはチキンカレーだとのことでしたので迷うことなくそれをいただくことにいたします
お肉はとっても柔らかく煮込まれていますしスパイスも程よく効いていておいしくいただけはするのですが、湯煎されたものをそのまま装って提供されますので熱々といった感じがないのが残念で…
提供前にお鍋で熱々に仕上げていただけると2倍はおいしくいただけそうですね



【東京カレースタンド HATONOMORI】
東京都中央区日本橋2-5-1 日本橋高島屋S.C. B1F
03-6262-5120



『うなぎ創作 鰻樹』 蒲焼と白焼のふたつが一度にいただける「白蒲重」

2018-12-07 20:33:33 | 関東
PC070396.JPG

吉川駅で下車し、チェーン店が並ぶ北口ではなく、おいしいお店と巡り会えそうな南口へと出てみますとロータリーの先に〝うなぎ〟と書かれたのぼり旗が目に入ります
諸説あるようですが、埼玉県はうなぎの蒲焼発祥の地とも言われるところでありまして…
日本一の激戦区とも言われる浦和からもそれほど遠くない場所でもあることから、きっとおいしいうなぎがいただけるに違いないとお邪魔させていただくことにいたします



PC070388.JPG

PC070389.JPG

PC070390.JPG
のぼり旗を目標に歩いてきたのですが、店の存在を見つけることが出来ず周辺をひと回りしたところで2階にあるお店を発見
2人掛けのテーブルがふたつと4名掛けのテーブルがひとつ、そして窓側には特別席風の小上がり席が置かれる店内は、入り口の脇に置かれる木彫りの看板から想像するほど高級感を感じることはないものでありました
しかしながら、開店時間を狙って来られた思われる先客が2組いらっしゃることから地元の人気店であることは間違いないようであります


PC070397.JPG

PC070401.JPG
お昼のメニューには貴婦人のスカートのようだと話題になった「ドレス・ド・オムライス」を模したような「金のうな丼」もありましたが、ここはやはり王道である「うな重」をいただこうと思うのですが、わさびでいただく白焼きも捨てがたく…
そんな欲張りな気持ちを満たしてくれるのが、白焼きと蒲焼きのふたつを一緒にいただくことができる「白蒲重」であります
で、こちらの蒲焼
醤油の効いたサッパリとしたタレと蜂蜜水あめ等を使った甘めなタレの何れかを選ぶことができるとのことですが初めてのお店でもあることから一般的な甘めのタレでいただくことにいたします
そんなタレの甘みはバランスが取れたものでありまして、うなぎだけでなく一粒ひと粒がしっかりとしたご飯との相性も良いものでありました
そして蒸されていることでのふっくらとした身の食感も見事ですし、皮目も香ばしく焼かれていることから期待以上のおいしさに舌鼓を打たせていただきました



うなぎの血には毒があることから刺身で提供するお店は数少ないのですが、こちらでは刺身をいただけるだけでなく剥いだ皮を皮焼きとして提供されていて…
塩まぶしとともにいただいてみたいものであります



【うなぎ創作 鰻樹 -manju-】
埼玉県吉川市木売2-9-7 鈴木ビル2F
048-940-5458


『巴蜀百味』 2月のオープンした四川料理を看板に掲げるお店でランチ

2018-12-06 20:13:03 | 関東
PC060384.JPG

何故だかチャーハンが食べたい気分になって…
どこかに良いお店はないものかと探していますと、2月にオープンしたという一軒の中華料理店を見つけます
五反田で20余年続く四川料理店の支店だということで、きっとおいしいお料理がいただけるであろうと、お邪魔させていただくことにいたします



PC060369.JPG

PC060371.JPG
月島と門前仲町の間
このエリアへお邪魔するのは久しぶりのことでありまして…
どこにオープンしたのかとキョロキョロしながら歩いていますと、かつては養老乃瀧であったと思われるところに『巴蜀百味(ハショクヒャクミ)』と書かれた大きな看板を発見
入り口近くにホッピーのケースが置かれたりと想像よりも雑多な感じに退いてしまいますが、ちょうどお店から出てきたカップルの会話から「おいしかったね」との言葉が聴こえて来ましたし、折角ここまで来たのだからと…
店内に入りますと外観からは想像もしなかったほどに奥へ奥へと客席が続くうなぎの寝床でありまして、ざっと見たところ80席はある大箱ですね


PC060385.JPG
巴蜀とは中国の四川地方を指す言葉でありますし、百味とはご存知の通り色んな食べ物との意味であることから、多くの四川料理が揃えているお店と言う事なのでありましょう
お昼のメニューには担々麺や四川麻辣麺をはじめとした麺セットや麻婆豆腐セットと言った炒め物が用意されていまして…
麻辣麺への興味深さもありますが、チャーハンが食べたいという気持ちに勝ることはなく「角煮チャーハン+半ラーメン」をいただくことにいたします
角煮という言葉に大きな塊がゴロッとチャーハンの上に鎮座したものだったらと期待もしたのですが、流石にその願いは叶うことなく…
しかし、チャーハンの中には大きめにカットされた角煮が入っていることでの贅沢感がありますし、その煮汁の甘い香りが効いていることでのおいしさもあり満足な一品であります


PC060381.JPG
添えられた半ラーメンもボリュームこそ半分ではありますが、トッピングされた青梗菜のシャキッとした歯ざわりや厚みがあるチャーシューの柔らかさとほんのり香る八角が実においしいものでありました



残念なのは厨房から聞こえる、食器を重ねるガチャガチャとした音が客席に響いていたことでありまして…
たまたま近いところにいたこともあるのでしょうが、落ち着いて食事がいただけなかったことであります



【巴蜀百味】
東京都江東区越中島1-2-5 三澤ビル1F
03-5875-8918




『銀座割烹 里仙』 和装の女将に迎えられ、案内されたカウンター席は白木の美しさと落ち着きを感じる上品な設え

2018-12-05 16:39:34 | 関東
PC050353.JPG

燻製料理を提供するダイニングバーがお昼に提供する〝燻製ハンバーグ〟なるものをいただいてみようと、旬の話題になっている久兵衛の隣にあるお店を訪ねてみたのだけど…
しばらくの間はお昼の営業をお休みされるとのことで、その向かい側にあるお店へお邪魔させていただくことにいたします



PC050360.JPG

PC050355.JPG
上品さを感じる引き戸を開けますと、和装の女将に迎えられ…
4名掛けのテーブルが置かれる個室を右手に眺めながら、奥にある8人ほどが掛けられる白木のカウンターへと導かれます
そこで目に入ったのが、あまりにも立派な姿をした〝からすみ〟でありまして、年末に向けて仕上げをしているのだとのこと
これは是非いただいてみたいものであります


PC050354.JPG

PC050356.JPG

PC050357.JPG
いただくのは「鯛茶漬け」とともにリーズナブルに提供される「銀鱈西京焼き」でありまして…
季節で変わるという小鉢と煮物は青菜のおひたしと高野豆腐でありまして、その上品な味わいに技術の高さを窺い知ることができます
メインとなる西京焼きは身がふっくらと焼かれていることで、脂が乗っていることしっとりとした舌ざわりを感じることができますし、皮目の香ばしさや旨みがを楽しむこともできました



そんな食事を楽しんでいますと、料理長さんに「まだ生なんですが…」と小皿に乗せたからすみをサービスして下さったのであります
お塩を控えて出汁とお酒で調味したというからすみはこれまでいただいたお酒の肴と言ったイメージではなく、ご飯のお供としてもいただけるものでありまして…
もう少し乾燥させて、しっとりと生の食感と凝縮された旨みとを合わせ持ったものに仕上げたいのだとか
これは楽しみですね



【銀座割烹 里仙】
東京都中央区銀座8-8-7
03-3569-1521



『HAPPY VALLEY』 気軽な雰囲気でリーズナブルなパスタがいただけるカジュアルイタリアン

2018-12-04 23:18:35 | 東海
PC040301.JPG

豊橋への出張を機に大好きなお店の湯豆腐で忘年会をと企んだのですが、残念なことにスケジュールが合わずに断念
湯豆腐は新年会までお預けであります



PC040284.JPG

PC040291.JPG
お昼は豊橋市郊外にある『ハッピーバレー』ってお店
ワタシが豊橋へと通い始めた25年ほど前からあるお店で、当時は『スプリングス』って名前だったような…
ピッツァやパスタを提供してくれるお店なのですが、カリフォルニアにでもありそうな佇まいがお気に入りなのであります
そんなお店も永年多くのお客さまに利用していただいていることから色あせていたのですが、2ヶ月ほど前に化粧直しをされたとのことで…
久しぶりにお邪魔させていただくことにいたします


PC040295.JPG

PC040302.JPG

PC040303.JPG

PC040296.JPG
17:00まで提供されるお昼のメニューには全てにサラダバーとドリンクバーが付いていて…
1,300円ほどというリーズナブルな価格設定であることや気取らずいただける雰囲気が人気であるようで、お昼どきには近隣のご婦人方で賑わっていますね
24種のスパゲッティと12種のピッツァ、それに4種のグラタンと豊富な商品の中から好みの一品を選ぶことも楽しく…
おっさん3人でお邪魔したワタシたちは、スパゲッティメニューから「なすときのこのミートソース」と「とろとろ卵とベーコンの明太子カルボナーラ」を、そしてピッツァは「マルゲリータ」をいただき、ムチっとしたスパゲッティのアルデンテやサクッとしたピッツァと、いずれも安定的なおいしさを楽しませていただきました



【HAPPY VALLEY】
愛知県豊橋市神野新田町中道東238
0532-45-0788