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年間500店以上を食べ歩く飲食店プロデューサーの食日記

仕事柄、日本中を飛び回っていて、その出張先での外食を日記にしています
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『Buco di Muro』 じっくりと煮込んだお肉の旨みがワインとよく合いそうです

2020-11-08 23:17:02 | 関東
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家庭でも普通にパスタ料理を作るようになった今、ランチを手軽なパスタで済ませることはあっても、それを目的にディナーへと出かけることは少なくなったようで…
かく言うワタシも類に漏れず、何らかの魅力を見出せない限りパスタを外食することがなくなりました



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汐留でのお昼をどこにしようかと考えていたときに目に入ったのが『Buco di Muro』ってお店
イタリア料理店のような顔をしていますが、そこを運営するのは明太パスタ発祥のお店とされる『壁の穴』でありまして、店名のBuco di Muroも想像通りに壁の穴のイタリア語訳となっています
どんなお料理を出してくれるのかと入り口に置かれたメニューを覗きますと、そこには“ミートソース”ではなく“ラグーボロネーゼ”と書かれたパスタがあるではないですか
しかもタリアッテレでいただけるとなると見過ごすわけにはいかずお邪魔させていただくことにいたします


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パスタだけではつまらないと一緒にいただいた「ブロッコリーのアンチョビ炒め」はガーリックオイルの香りはするもののアンチョビの姿や塩味を感じることはなく…
そのボリュームもがっかりなものでありました


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そして「ラグーボロネーゼ タリアッテレ」
喫茶店やパスタ屋さんなどで提供されることが多い挽肉と野菜とトマトで煮込んだソースにケチャップなどで甘みを付けた〝ミートソース〟ではなく、トマトや赤ワインを使うことなく煮込まれた〝ラグービアンコ〟であろうソースが使われていることで塩胡椒された牛肉の旨みと甘み、それに野菜の旨みも加わったシンプルな味わいが楽しめるものでありまして…
モチッとした食感のタリアッテレと絡み合うおいしさは抜群でありますね



【Buco di Muro】
東京都港区東新橋1-6-1 日本テレビタワー 1F
03-5537-1255