年間500店以上を食べ歩く飲食店プロデューサーの食日記

仕事柄、日本中を飛び回っていて、その出張先での外食を日記にしています
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『北京料理 東生園』 昭和の雰囲気を残す泰明通りで50余年続く中華料理店

2020-11-06 22:55:33 | 関東
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泰明小学校の正門から交詢社通りへと抜ける〝泰明通り〟
そんな名前がついていることにビックリとするほどに細い小道は時代に取り残されたかのような昭和の雰囲気を醸し出していまして…
昭和30~40年頃の創業から今なお存続するお蕎麦屋さんや中華料理店も当時の姿をそのまま残しているのです



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そんな歴史を感じる店構えと看板に掲げられた北京料理が気になりながらもお邪魔することができていなかった『東生園』を訪ねます
年配ご夫婦が頑張っておられる町中華を想像していたのですが、迎えてくれたのは黒いベストを着こなす中国人スタッフでありましたし、シックな佇まいの設えに当時は上等な中華料理店であろうことが窺えます


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お昼の時間には限られたお料理しか提供されていないとのことで、お昼のメニューを眺めますと…
麺料理とチャーハンがいただける「ハーフ&ハーフ」に魅力を感じながらも、このところ麺をいただいてばかりだと「五目チャーハン」を選びます

先ずはスープをひと口
どこのお店でも当たり前のように添えられるスープなのですが、これをおいしいと感じるお店はとても少なくて…
大した期待もなくいただいたのですが、それはたっぷりと入った白菜の甘みが出た優しい味わいの卵スープであったのです

勝手にしっとり系を想像していたチャーハンの具材はチャーシューをメインに少量のハム、それにご飯をコーティングする玉子と彩りのネギとシンプルなものでありまして…
ご飯粒の2~3倍ほどの大きさにカットされたチャーシューがご飯とバランスよく絡まるパラパラ系でありました



【北京料理 東生園】
東京都中央区銀座6-2-7
03-3571-2672