年間500店以上を食べ歩く飲食店プロデューサーの食日記

仕事柄、日本中を飛び回っていて、その出張先での外食を日記にしています
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『不二楼』 雰囲気が良い高級すし店のようなカウンター席でいただく焼鳥

2019-04-24 22:51:08 | 関東
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風邪を引いてしまったのか最悪な体調ではありましたが、無事に新入社員研修を終えることができ…
ご一緒した講師の方とお邪魔したのは、かねてより一度お邪魔したいと思っていたお店でもあった『不二楼』であります
偶然にもそこの女将とご一緒した講師が友人であるとのことで席を取っていただけたのであります



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煌びやか外観が印象的なお店はフロアによって形態が異なっていまして…
3階で提供されるお寿司をいただいてみたいところでありますが、流石に予算オーバーだということで、1階のカウンター席で焼鳥をいただくことにいたします
焼き場を囲むカウンター席をいただいたのですが、そこが料理出しをする一角の隣であったことから全てのお料理がおいしそうで…
ついついあれこれと頼んでしまいそうな危険を感じます


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お通しとして提供されたのは「鞍掛豆」
青大豆の一種だとのことですが、馬に蔵を掛けたような模様があることから名付けられたとのことでありまして…
枝豆と似たような味わいではありますが、栽培が難しいことからあまり流通することにない希少なものであります


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焼鳥が焼き上がるまでにと「お刺身3点盛り」
〝鮪〟〝鯛〟に加え、初夏を旬とする〝イサキ〟でありまして、どれもが身が締まっていて鮮度を感じるもの
ツーンと香る山葵とともにいただきます


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焼鳥は「六本コース」
〝ねぎま〟に始まり、ミディアムレアに焼かれた〝胸肉〟
締まった身質とジューシーな味わいがおいしい〝せせり〟
〝手羽元 〟に続いて、旬の味覚である筍がいただける〝筍の豚巻き〟
ハツ元であるとか心残りと呼ばれることもある、心臓と肝臓をつなぎぐ部位である〝つなぎ〟
と、順番に一本づつ丁寧に焼かれ提供されますのでガツガツ食べ進めるなくて良いこともうれしいですね


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名物でもある「熟成鶏つくね」
表面はしっかりと焼き固められているものの、その中はふっくらとしていて…
カリッと焼かれた食感とふわふわ食感とのコントラストを感じることができます


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「佐賀牛すき焼き串」
おいしそうな響きでもありますし、いったいどんなものなのかとお願いしてみますと…
えのきと春菊をそれぞれにお肉で巻いたものが焼かれていまして、卵を潜らせていただきます


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〆の食事は「手打ち板そば」
しっかと冷水で締められているために喉越しが良く、粗挽きのそば粉で打たれているであろう香りを楽しむこともでき…
満足な一品でありました


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そして最後に焼鳥6本コースに付く鶏白湯スープをいただいたのですが…
これがそんじょそこらでいただけるような鶏スープではなく、どれだけの鶏肉で出汁が採られているのかと思うほどの濃厚なのであります
コラーゲンは食べても美肌効果はないと言われますが、これだけのものでしたら効きそうな気がしてきます



【不二楼】
東京都中央区日本橋茅場町2-9-12
03-6661-2657