年間500店以上を食べ歩く飲食店プロデューサーの食日記

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東京メトロ東西線九段下駅:「三希房」    きっちりと決まった塩加減が美味しいコースと名物の冷やし担担麺

2011-07-16 23:33:05 | 関東
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久しぶりにいつもの仲間が集まってランチをいたします
滅多に行くことがない九段下って街 そこに美味しい担担麺を出すお店があるというので伺ってみることにいたします

熱中症対策の秘策として凍らせたタオルを持って出かけて見ますと、これが効果抜群でありまして・・・
今年のデフォルトになりそうな予感であります


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さてさて、目的のお店「三希房」
階段の上り口には色んなお店の看板が出てまして、目立ちはするのですが、何がなにやら理解するのに時間が掛かるほど 凄まじい戦いですね


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わざわざ予約をいておいていただいたランチコースはアミューズから

キウイとグレープフルーツ、それにトマトとパクチーを、黒酢ベースのドレッシングでいただきます
フルーツの酸味とパクチーの香りがとっても爽やかで、暑い日の最初の一品として素晴らしいモノでありますね


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その後3種の前菜に棒餃子、そしてメイン料理が2種と続きます
これらは全て、取り分けていただくように一皿で提供されるのですが、こうすることで料理に迫力と美味しさが表現されますね
前菜と一緒に橋休めとして、ひまわりの種が添えれていましたよ

メインの料理は、芝海老と白瓜の炒めと豚ヒレ肉黒胡椒炒め
どちらもちょっと濃い目のはっきりとした味付けになっておりまして、たくさんいただくにはちょっと濃すぎるのかもしれませんが、取り分けた一人前ほどの量であればインパクトある美味しさとして印象に残ることでありましょう


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〆の料理は、四川風平打ち麺の涼麺マーラー風味
透けるような透明感と、モッチリとした食感、これは米粉で作られた麺でありましょうか
それが麻辣のソースで和えられているのですが、山椒はさほど強くないので、唐辛子の辛さはありますが比較的食べやすいですね
パクチーやピーナッツが箸休めにもなりますし、酸っぱすぎないほんのりとした酸味が辛さをやわらげてくれます


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杏仁豆腐
これがなかなか絶品でありまして、最近食べたものの中ではトップクラスであります
きっちりとした杏仁の香りと、プルンとした食感
トロトロ過ぎず、固まり過ぎず 見事でありました



以上でコースは終わりなのですが、折角お邪魔したのですから、名物の冷やし担担麺もいただくことにいたしましょうと、1人前をシェアすることに・・・

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多くのお店で供される冷やし坦坦麺は、ゴマダレとラー油が掛けられた煮やし中華のようなスタイルなのでありますが、こちらは冷たいスープがたっぷりと張られたものでありました

ゴマの風味が優しく、時折、山椒がピリッと効いて・・・
なるほど、名物になるだけのことがある美味しさでありますね
この夏、もう一度この冷やし担担麺をいただきに参りましょうか




【中国家郷菜 九段 三希房(サンキボウ)】
東京都千代田区九段北1-10-5 サンブリッチ九段2F
03-5226-1970

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