BCLとベリカードの楽しみ

海外短波放送や国内放送を聴き、放送局からいただけるベリカードなどを紹介。近頃は、自分が楽しいと思える事柄も書いています。

KBS World Radio ベリカード  わくわく韓国デーブな旅

2017-10-16 | 海外局ベリカード
韓国「KBSワールド・ラジオ」日本語放送を9月に聴いていただいた、今年の第3四半期のベリカードです。

4枚の風景写真が採り上げられています。



平昌(ピョンチャン)冬季五輪を控えて、新しい旅番組、「わくわく韓国デーブな旅」が放送されていますので、その番組PRのカードになっています。

韓国を訪れる外国人に向けて、韓国の隠れた名所を紹介する番組だそうで、英語番組では、「The Korea Travel Log」という名称になっているようです。

あわせて、周囲が銀色で虹色に光る、ステッカーもいただきました。





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中国国際放送局 Eベリカード  中寧県の街頭公園

2017-10-15 | 海外局ベリカード
CRI「中国国際放送局」日本語部からいただいた10月のEベリで、その2です。

「美しい寧夏」シリーズになっていて、「中寧県の街頭公園の写真」です。



街の中心部にあるのでしょうか。公園の中には、モニュメントが設置されています。中寧県は、人口が約33万人、そのうちの2割が回族ということです。

話は変わりますが、いつも日曜日に取り上げている「KTWRフレンドシップラジオ」のEベリカードは、今週はありません。10月8日放送分は、復活放送の復活番組だったために、受信レポートは不要、ベリは発行なし、ということになっています。

そんなことなので、どうしたものかと考えていたら、FRはダメでも、送信局のKTWRはイケルのではないか。ちょうど、KTWR開局40周年でもあるし、英語放送を聴いて、レポートしようと思っていたところだし… (2回トライした英語放送 (東南アジア向け?) の受信状態が良くなく、ガマンして聴くのはイヤなので、レポートはまだでした)

それで、グアムに、この日のレポートを出しましたが、果たしてどうなることやら… 楽しみです。



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リーチ・ビヨンド ベリカード 関東地区リスナーの集い

2017-10-14 | 海外局ベリカード
オーストラリアから、毎週土・日曜日の朝と夜に放送している、「リーチ・ビヨンド」(Reach Beyond) HCJB日本語放送の、10月のベリカードです。

今年6月に、東京都新宿区の淀橋教会で開催された、「関東地区HCJBリスナーの集い」の写真が使われています。



今月の「サタデー・トーク」番組では、その様子が放送されています。

さて、B17シーズンのリーチ・ビヨンド日本語放送の周波数は、10月29日(日)朝 07:30 JSTからは、夜20:00 JSTと同じ15400kHzに変更される、ことになっています。


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自由中国の声  ベリカード (4)

2017-10-13 | 海外局ベリカード
昨日に続いて、台湾からのVOFC「自由中国の声」日本語放送を聴いて、いただいたベリカード (その4) です。

(1986年)  竹の軸に紙を貼り合わせて、「傘を作っている職人さん」で、伝統工芸品といったものでしょう。日本でも、今はすっかり見かけなくなりましたが、油紙を貼った番傘がありました。



(1987年) 「台湾の伝統行事」が採り上げられたカードです。

春節の時の、「ドラゴン・ダンスの写真」です。龍踊りもクライマックスなのか、先導する玉に、火が点けられています。



春節のもう1つの習慣は、爆竹を鳴らすことです。子供たちとっては、「爆竹に火を点ける時」が楽しみなようです。



長いロープを使ってする、「巨大なこま回しの写真」です。桃園県大渓の大コマ回しが有名だそうですが、台湾各地でも行われているのでしょう。



「ドラゴン・ボートレースの様子」です。日本の長崎ではペーロン、沖縄ではハーリーなどと言われ、日本の各地方でも行われています。



(これ以降の、VOFCベリカードの続きは、来週になります)


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自由中国の声  ベリカード (3)

2017-10-12 | 海外局ベリカード
「自由中国の声」日本語放送を聴いていただいた、昔のベリカード (その3) です。

(1984-1986年) 「十二支の文字」シリーズの、カードです。

干支なので、12種類が発行されていると思うのですが、半分のカードだけしか集められていません。

文字を書いた書道家は、中華民国の刻印芸術の名人・王王孫さんということです。台湾では、十二支文字書画を始めた方として、また、5人の歴代総統の印章を彫るなどで、有名な方なのだそうです。

いずれも、漢字の基になった象形文字風で、その動物の姿をデフォルメした表現作品になっています。













いただいた順番に、カードを並べてみました。ウサギ(兎)、ネズミ(鼠)、イヌ(狗)、サル(猿)、トラ(寅)、ウマ(馬) になっています。



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自由中国の声  ベリカード (2)

2017-10-11 | 海外局ベリカード
台湾からの「自由中国の声」日本語放送を聴いていただいた、ベリカード (その2) です。

(1982年)  切り絵 (剪紙) の作品です。「竹に2羽(雄雌)のニワトリ」です。



もう1つは、仲が良いと言われている鳥、「雄雌の比翼」の作品です。



比翼(ひよく)とは、中国の空想上の鳥とも言われていて、「天にあっては、比翼の鳥となり、地にあっては、連理の枝 (隣り合った二本の木のからみあった枝) とならん」という、唐代の詩人・白居易(白楽天)の詩の一節に由来する、題材なのでしょう。

(1984年) 縦長のカードで、四季を代表する花として、「梅、蘭、竹、菊の絵」です。いつ頃、描かれたのかは、良く知りませんが、時代物の作品なのでしょう。

   

カードに書かれている説明では、古代の中国では、これらの花々は「4人の貴人」にたとえられているようです。

   

「梅」は、早春の寒い気候にも屈しません。で、人の永続する精神を。「蘭」は、よい香りの帝王で深山に育つ。で、人の独立性を。「竹」は、激しい嵐の中でも折れることがない。で、人の不屈の精神を。「菊」は、秋から冬の寒さの中で咲く。で、人の忍耐の精神を象徴しているそうです。

これらのカードのユニークなところは、受信データ面にも縮小された同じ絵がレイアウトされていることで、ミシン目が入れられていて、切り離せるようになっています。切り離すと反対面は、局名と私書箱が書かれてある紙片になります。





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自由中国の声  ベリカード (1)

2017-10-10 | 海外局ベリカード
新しく届いた、紹介するベリカードがなくなりましたので、昔の、中華民国・台湾からの日本語放送を、聴いていただいたカードです。

この時期、中国共産党支配の中華人民共和国と区別するためか、「自由中国の声」(Voice of Free China) と名乗っていました。運営は、国民党政権下にあったBCC (The Broadcasting Corporation of China 中国広播公司) の海外広播部が行なっていました。

(1967年) 「世界地図のデザイン」です。



(1968年)  同じようなデザインですが、違いは、真ん中や左上にあるBCCマークから、電波が広がっていくような、「円を重ねた」局マークになったのと、周波数に中波1波が増えたぐらいです。

   

(1971年)  左に使用周波数が書かれた、同じようなレイアウトですが、「放送対象地域名が線で結ばれているシンプルなデザイン」に変わりました。よく見ると、KOREA AND JAPANの文字だけが円からはみ出ているのが、ご愛嬌ですね。

 
  
(1974年)   陶磁器の写真が使われています。



清の時代に作られた五彩と呼ばれる、色鮮やかな「花瓶の写真」です。
胴の部分には寺子屋のような建物と、その庭で大勢の子供たちが楽器を演奏しているような絵が描かれています。

(1979年)  清代の雍正(ようせい)年間に景徳鎮にあった雍正窯で焼かれた、鳥や牡丹や竹などが描かれた「ティーポットの写真」です。



琺瑯彩喜報双安把壷という名称で、乳白色の白磁に、粉(琺瑯)彩とよばれるエナメルの彩色技法が使われています。
これらは、台北の故宮博物院に所蔵されているものでしょう。



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α-ステーション(FM京都) ベリカード

2017-10-09 | 国内局ベリカード
「α(アルファー)-Station」として知られている、「FM京都」を聴いていただいた、ベリカードです。

送信アンテナ、局舎、スタジオのほか、四条大橋から眺めた鴨川の写真が入っているもので、2014年からこのデザインになっています。



今回、京都府北部の峰山局85.4MHz 100W を聴いたものです。α-ステーションは、京都本局の他に4中継局があるのですが、これで全5局聴いたことになりました。



話はそれますが、車を乗り換えて、8カ月。まだ、2,000 km余りしか走っていなくて、また、燃費も、日頃はカタログ表記の3分の1ほどに留まっているので、長距離を走ってきました。その結果、1ℓ 20kmと、カタログ値には達しませんでしたが、近づきました。

さて、この3連休は、毎年、地域の秋祭りが行われるので、動けません。太鼓を叩く子供4-5人を乗せた、神輿を担ぐ当番地区ではないのですが、地区や神社での準備、本番、後片付けと、雑用をこなす日々になっています。(ちなみに、画像は、秋祭りの太鼓神輿・宮入りの様子です)



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KTWRフレンドシップラジオ Eベリ ハム・フェア写真

2017-10-08 | 海外局ベリカード
グアムより、毎週日曜日夜9時15分から短波9900kHzで放送している、「KTWR日本語放送フレンドシップラジオ」からいただいた、Eベリです。

10月1日は、リスナーによる、東京ビッグサイトで開催された「ハム・フェア2017」の様子を、レポートした番組が放送されました。あわせて、会場での写真も多数提供されましたので、ベリカードも、それらの中からの画像が使われています。



アンテナは、会場で開局していたJARL臨時無線局のもの。右上は会場入口の看板。右下のは、ソニーICF-5900やナショナルRF-2200などのBCLラジオが写っていますので、ご自宅での撮影でしょうか。ハムも、やられているようです。

ハム・フェアは、最新の無線機器の展示会場と言うだけでなく、いろいろな趣向を凝らしたブースがあり、見て回るのが楽しいですが、それらだけでなく、声だけで親しくなった無線家同士の交流の場にもなっているのでしょう。

夜行バスを使って会場へ来られる方や、この際、会場周辺での受信を試みるBCLの方もおられます。2日間で39,000人の入場者があったということですが、それだけの、「一期一会」があった、と言えるのでしょうね。



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ベトナムの声 ベリカード カンカウ水牛市場

2017-10-07 | 海外局ベリカード
VOV「ベトナムの声」日本語放送を9月に聴いていただいた、ベリカードです。

ベトナム北部の山岳地帯に位置する、カンカウでの「水牛市場の写真」です。



カンカウは、少数民族・花モン族が住む村で、土曜日には市場が開かれ、賑わっているようです。水牛の市は、その時に開催しているのか、不定期なのかは、わかりませんが。



(カンカウの土曜市場の画像がネットにありましたので、取ってきました)

写真で見ると、山岳地帯なのに、なぜ牛ではなく、水辺に住むイメージがある、水牛なのでしょうか? ベトナムは熱帯モンスーン気候だからなのでしょうか? そう言えば、ベトナムでは、十二支のウシが水牛になっていることから、昔から身近にいた家畜だったのでしょうね。



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中国国際放送局 Eベリカード  中寧県の町並み

2017-10-06 | 海外局ベリカード
CRI「中国国際放送局」日本語部からいただいた10月のEベリで、その1です。

「美しい寧夏」シリーズになっていて、「中寧県の町並みの写真」です。街中では、高層ビルが建築中のようです。



中国では、日本と行政が違っていて、県は市の中にあり、現在は、中寧市が沙坡頭区、中寧県、海原県を管轄下に置いています。


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ラジオ・オーストラリア ベリカード (4)

2017-10-05 | 海外局ベリカード
「ラジオ・オーストラリア」の日本語放送を聴いていただいた、昔のベリカード (その4) です。

(1973-74年) オーストラリア大陸の原野に咲く、「野生植物の花のイラストや写真」です。

白い花は、「ラムズ・テイルズ」です。小さな花が密集して咲いている全体の形が、羊のしっぽに似ているから、そう名付けられたようです。



黄色い花は、「フランネル・フラワー」です。細かい毛が密生している花の手ざわりが、軽くて柔らかい毛織物のフランネルに似ていることから、名付けられたそうです。



赤い花は、ブッシュに咲く「ワラタ」の木の花です。花の名前は、オーストラリア先住民のアボリジニが、そう呼んでいたからのようです。



写真カードの、紫の花は、ランの「グロソディア・メージャー」で、別名「ワックス・リップ・オーキッド」と言われています。南オーストラリアで、最もポヒュラーなランのようです。



もう1枚も、ランの花で、「カラデニア・ヒューゲリー」といい、高さが50cmにもなり、その形がクモそっくりなので、「キング・スパイダー・オーキッド」という別名が、付けられているようです。



(1974年)  「お腹の袋に赤ちゃんがいる、親子のカンガルー」です。



カンガルーの名前の由来については、初めてオーストラリア大陸に足を踏み入れた西洋人が、先住のアボリジニに「あれはなんいう動物か?」と聞いたところ、返ってきた答えが「カンガルー」 それは、「わからない」という意味であったと言います。

親コアラの上に子コアラ、「コアラの親子」です。



コアラの名前も、めったに水を飲まないことを意味するアボリジニ語から来ているそうで、水分はユーカリの葉から補給しているのだそうです。

(1975年) 「ヒツジの放牧」の風景です。



オーストラリアといえば、かつて「羊の背にのる国」と言われたそうで、イギリスの植民地であった昔は、原料の羊毛をイギリス毛織物業界に提供する、世界最大のヒツジ飼育国でした。

これで、ひとまず、ラジオ・オーストラリアのベリカードの紹介は、おしまいです。


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ラジオ・オーストラリア ベリカード (3)

2017-10-04 | 海外局ベリカード
「ラジオ・オーストラリア」日本語放送を聴いていただいた、ベリカード (その3) です。

(1972年) 湾の岬の先端部分に建設されていた、オペラハウスの建物が完成したようです。貝殻やヨットの帆を思わせる特徴的な形をした屋根と、背後にハーバーブリッジが写っている、「シドニーの夜景の写真」です。



ニューサウスウェールズ州にある、口径64mの「パークス電波天文台の電波望遠鏡」です。夕日にシルエットとなっている、パラボラの網状線が美しいです。



1961年に完成。1969年にはNASAと協力して、アポロ11号の月面着陸を映した映像を受信したことで、有名になりました。

もう1枚は、首都キャンベラにある「オーストラリア連邦議会の議事堂の写真」です。



左右対称になった白い美しい建物で、1988年に新議事堂に移るまで、61年間にわたって使われました。

(1973年) この年は、「World DX Friendship Year」(世界DX友好の年) にあたっていました。このため、73's for 73と書かれたカードです。



これまでのカードと違って、漢字で公式受信証と書かれ、局名表記も日本語だけになっていますので、日本語課専用に作られたようです。

1973年に合わせた73's 、for 73の73は、「Best regards」を意味し、DX用語 (コード) で、別れの挨拶です。主に男性に対して使い、女性には88 (=Love and kisses) を使います。今でも、ベリカードの確認文章の最後に書かれているのを、良く見かけます。ここでは、「さようなら」と言うよりは、「今後もGood listeningを」ぐらいの、締めの言葉でしょう。

なぜ、この数字なのか。1859年に米国電報会社が日常会話を数字順に並べて使い始め、これらの言葉が73番目と88番目にあったからといわれています。電報を電信で迅速に送るために、よく使われる用語を省略形にしたPhillips Codeとして、その後も無線関係で使われてきました。

世界DX友好の年との関係はないのかも知れませんが、日本では、この年ぐらいからBCLブームが起こり始めました。主な電器メーカーは、BCL向けの短波が聴けるラジオをいろいろ発売し、宣伝していました。

海外から放送しているBBCやラジオ・オーストラリアが人気局になり、RAでは翌年の1974年には、夜10時からの第2回目の日本語放送が開始されました。

ところで、この時期、RAはリスナーズクラブを作っていました、月2回、1年間、レポートをするというのが、入会条件でした。1971年にいただいた最初の会員証と、バッジとワッペンです。次の年もレポートしたので、送られてきましたので、1年で更新されるようです。





最後にいただいた1975年のは、会員証のデザインが変更されていました。



しかし、残念なことに、会員募集は、前年の1974年6月末で締め切られました。たぶん、BCLブームによるリスナーと受信レポートが急増して、対応が困難になったことによるのでしょうし、何もクラブを作らなくても、わんさかレポートが届くのですから。


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ラジオ・オーストラリア ベリカード (2)

2017-10-03 | 海外局ベリカード
日本語放送を聴いていただいた、昔のベリカード (その2) です。

(1969年) 「メルボルン市内に建っている邸宅」です。



白いテラスがおしゃれな感じの、コロニアル・スタイルです。

もう1枚は、タスマニア島のホバート市とタスマン半島を結んでいる、全長約1キロの「タスマン・ブリッジの夕暮れの風景」です。



1969年は、RA放送開始30周年を迎えました。記念に発行されたベリカードです。
ノーザン・テリトリーの都市・ダーウィンに、1968年に新設された、「送信所のアンテナの写真」が使われています。



完成した送信所アンテナから、日本向けの放送が開始されるのかと思っていましたが、そのままシェパートンからの送信でした。ここは場所柄、サイクロンの被害を受けて、トラブルに見舞われることも、多かったようです。

(1970年) 「日本語放送開始10周年」を記念するカードです。



オーストラリアと日本の国旗を配し、カンガルーの絵が描かれているデザインになっています。

(1971年) オーストラリア大陸の中央部にある、「エアーズ・ロックの写真」のカードです。



エアーズ・ロック(ウルル)は、世界最大級の一枚岩からなっていて、高さは335 m、その周囲は10 kmほどあるそうです。地殻変動と浸食によって6~7億年前に形作られ、太陽の光の当たり方で色が変わって見え、朝日と夕日による鮮やかな赤色は、特に美しいと言われています。

1985年に、先住民であるアボリジニの土地所有権の法廷闘争により、エアーズロックと周りの国立公園の所有権は、アボリジニに返還され、1993年に名称が「偉大な石」を意味する「ウルル」となりました。

この年にいただいた、大型の文様のベリカードは、アボリジニが描いた「アボジナル・アート」のようです。



ラジオ・オーストラリアのベリカードは大きいものが多いですが、このカードは、これまでのものと比べると、もう一回り大きいサイズで登場してきました。



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ラジオ・オーストラリア ベリカード (1)

2017-10-02 | 海外局ベリカード
新しく届いた、紹介するベリカードがなくなりましたので、昔のカードの紹介になります。

「ラジオ・オーストラリア」の日本語放送を聴いていただいた、1960年代後半のベリカードです。

(1967年) オーストラリア大陸にのみに生息する、変わった哺乳類、「カモノハシ」のカードです。



写真のようにも見えますが、どうも、精密な絵のようです。

ニューサウス・ウェールズ州のブッシュ地帯に咲く、「ワラタの木の花」です。



シドニーの州花に、なっているようです。

(1968年) オーストラリアの代表的な動物「カンガルーの親子と女性」です。



どこかの飼育園なのでしょうか、カンガルーとのふれあいが出来るようです。

(1969年) ユーカリの木に登っている、「コアラの写真」です。



オーストラリア東部の森林地帯に生息しているコアラは、ユーカリの葉しか食べず、1日中木の上で眠っている、と言われています。

「レッド・キャップ・ガムと言われる木の花」です。



西オーストラリア原産で、蕾の先端に赤い被い(Cap)をつけていて、それが落ちて、黄色の鮮やかな花が咲きます。数百種もあると言われている、ユーカリの仲間だそうです。

「シドニー港を写した航空写真」です。



左下に見える、ユニークな形をしているのはオペラハウスで、クレーンが置かれているので、まだ建設中のようです。建物は1973年に完成したそうです。

この頃の日本語放送は、午後7時~1時間、周波数は9580kHz と11810kHzで、メルボルンに近いビクトリア州シェパートン送信所からでした。番組開始前のインターバル・シグナルは、「ワルチング・マチルダ」 その次に、「クーカバラ 」(ワライカワセミ) の鳴き声が流れ、番組がスタートしました。

7時半からはニュースや解説があり、土曜日は「日豪ヒットパレード」日曜日は「DXタイム」の番組が放送されていましたので、よく聴いていました。当時の日本語アナウンサーは男性4-5名だけで、夜10時からの2回目の放送は、まだ実施されていませんでした。



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