プラハの風景写真 日本大使館とジョン・レノンの壁

プラハに住む友人から送られてきた「プラハの風景写真」です。「日本大使館」と、「ジョン・レノンの壁」と言われている場所の写真です。

カレル橋を渡った、マラー・ストラナ地区のマルタ広場にある、「在チェコ日本大使館」の建物です。





大使館の建物は、トゥルバ宮殿 (Turba Palace) の別名があります。プラハに移住した騎士・トゥルバ家のために、1767年にオーストリアの建築家ヨーゼフ・イェーガーによって建てられました。

日本大使館から、徒歩約1分のところにあるのが、「ジョン・レノンの壁」です。

1980年に、チェコの若者が、この壁に政治的意見や不満を表わすグラフィック・アートを描くとともに、ジョン・レノンの似顔絵が描かれたので、その名前が付きました。実際のビートルズや、ジョン・レノンとの関係はありません。





それ以降も、自由にストリート・アートが描ける場として設けられていて、現在は、ウクライナ軍事侵攻に対して、ロシアのプーチン大統領の顔をヒトラーの顔に重ね合わせた、「プトラー」(Putler）などが描かれています。



また、壁には、ウクライナを支持する詩が書かれた紙が、紐でぶら下げられ、並べられています。



チェコでは、すでに31万8,000人のウクライナ人に入国ビザを発行しています。中でも、教育省当局者は、ウクライナから来る児童が非常に多く、チェコの学校には十分な場所がないことを心配している、とのことです。